【山百+赤線繋ぎ+県境】身延駅から十島駅まで
- GPS
- 16:03
- 距離
- 47.1km
- 登り
- 3,387m
- 下り
- 3,508m
コースタイム
- 山行
- 15:09
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 15:58
天候 | 晴れ、スタート時点で10℃。標高上げてもギリ一桁かどうか。日中20℃超えて湿度もあり汗が止まらなかった。風は微弱。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰りは十島駅から身延駅まで電車、身延駅から総門までバス利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3/30時点、全行程で残雪なしヤマビルなし、マダニ一部で大量(どこでくっついたか不明)でした。 【登山口-三石山】 トラバース道が狭くなっている箇所だけ気をつけて 【三石山-大島峠-佐野峠】 三石山標識の奥に真の山頂(?)がありますが山名板等見当たらず。佐野峠まで林道が通っており、稜線歩きにこだわらなければ時間短縮に使えます。斜面崩壊地多数、前日の大雨もあってかなり荒れていました。熊と思しき足跡も多かったので要注意です。 【佐野峠-思親山】 大変歩きやすいです 【佐野峠-上佐野】 佐野峠からゲートを過ぎて東海自然歩道入口から入ります。木の階段が一部落下しているので要注意。渡渉がありますが、橋は流されてしまったようです。水量豊富で急流だったので慎重に渡渉点を吟味しました。 【上佐野-天子ヶ岳分岐】 序盤は沢沿いを進みます。途中で急にピンクテープが消えて迷う箇所がありました。基本は沢の左側(上流から見て右岸)に道が通っています。まだヒルは活動していないようですが、時期になるとたくさん出そうです。 後半は斜面のトラバース道で、ザレている箇所多数。補助的にトラロープを張ってくれていますが、踏んだ瞬間崩壊する斜面もあり怖かったです。天子ヶ岳分岐-上佐野分岐も同様にザレ場多数で要注意です。 【天子ヶ岳分岐-天子ヶ岳】 一般登山道合流直前の斜面がかなりの急登です。足場も悪いので疲れます。 【天子ヶ岳分岐-西沢峠-石神峠】 疲れと焦りで必死だったのか写真も無くうろ覚えですが、地味にアップダウン多く倒木もあり削られます。 【石神峠-白水山-向田分岐】 一般登山道なので安心して歩けますが、地味に登りが長くてきつかったです。 【向田分岐-国道469合流】 枯れ枝・倒木多数ですが思いのほか歩きやすいです。ところどころ眺望があり危険箇所も無いので、良いルートだなと思いました。 |
その他周辺情報 | ヘルシースパサンロード下部温泉利用。いい湯でしたが、レストランがラストオーダー時間より前にフライングで受付終了したの忘れないからな。代わりにバーミヤンでやけ食い。 |
写真
装備
MYアイテム |
dosukoi5682
重量:4.52kg
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感想
ただただ歩くだけの、スマートさのかけらもないゴリ押し山行です!
もともと三石山-思親山(身延駅in井手駅out)、天子ヶ岳-県境稜線(内船駅in十島駅out)で二つの山行計画を作っていたのですが、繋げたら一回で済むので高速代・ガソリン代・日程が節約できる!という貧者の発想で魔が差し、全長47km標高差3300m補給ポイント無しという修行(苦行?)山行計画が爆誕しました。
0.7倍で予測タイム18時間弱だったので完歩できるか不安はありましたが、ゼロ富士ができたのなら行けるはずと信じて深夜1半時にスタートしました。
難しく感じたポイントは下記3点です。
①暑さ:20℃超程度とはいえ、季節の変わり目で順応できていないためかメチャクチャきついです!湿度が高かったのも一因かもしれません。
②水分摂取コントロール:上記と関連して、汗が出続けてひたすら喉が渇きます。水分3.8Lでスタートしましたが、常に喉の渇きと水分枯渇の不安がせめぎ合っていました。一応、天子ヶ岳分岐手前の沢で給水はできますが、浄水用に空の容器があったほうがよいと思います。
③ペース配分:コースが長すぎてペースを保つのが大変(というか保てない)です!天子ヶ岳到着時点で左膝裏に痛みが出てペースが落ちてしまい、県境稜線は終始時間に追われる感覚で余裕がありませんでした。
真っ暗のまま歩いた区間はなんだかもったいなかったような気もしますが、いくつも山や峠を越えて集落を通過していく過程が昔の旅人になったような気分で味わい深かったです!
上佐野集落はタイムスリップしたようなノスタルジックな空間で、栃木の小来川のような魅力を感じました。
尚、今回の山行にあたりpumi3さん・maychan2さんの山行記録を参考にさせていただきました。ありがとうございました🙇♀️
【メモ】
・レイヤリング上:ドライT+ULシャツ、下:着圧タイツ+TNFドローライトパンツ
山と道ULシャツは薄いけど風通し悪く暑い、我慢できず後半ドライTだけで行動した。見た目完全に変態なので人と会わなくてよかった。
・日が長くなり05:30でヘッデン解消。メインのヘッデンは光量中で約4時間以上使えた。
・気温上昇の予報が出ていたので、去年の残りのシャツクールを持って行ったのが大正解だった。こらからの山行では登山靴やザックと同じくらい必需品と思う。
・装備重量はゼロ富士ラスト補給時と同じくらい、測ってないが約10kg?
・前回の反省から浄水器(ソーヤー)を持参したが、付属の給水用パックを忘れてしまった。浄水の方法は①給水用パックに生水を入れて浄水器を接続してボトルに注ぐ、②空になったボトルに生水を入れて浄水器を接続し直飲み、の2パターン。今回②の直飲みパターンしかできないが、各ボトルが空になっておらず生水と混ざってしまうと運用が面倒なので給水断念。沢からコップ一杯分の生水を飲んで我慢した。
【食料内訳】
惣菜パン2(消費)
菓子パン2(消費1)
おにぎり1(消費)
バウム3(消費2)
アミノ酸パウダー2(消費)
大粒ラムネ1袋(消費)
アミノバイタルゼリー3(消費)
水分3.8L(水2L+アクエリ1.5L+コーラ0.3L)→超我慢して節約、下山時に水0.3L残しでフィニッシュ、その場で飲み干した。
【山梨百名山】
42. 三石山
43. 思親山
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