【過去レコ】人形山・三ヶ辻山 2005年山開きの日
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,151m
- 下り
- 1,137m
コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:55
天候 | 小雨のちくもり一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2005年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 五箇山温泉 五箇山荘 https://www.gokasansou.com/ |
写真
感想
3時40分に実家を出発.富山IC→小矢部JCT→五箇山ICを経て,五箇山の上梨地区へと向かう.国重文の村上家の前から田向への道に入り,あとは未舗装の林道を7km走って,登山口の中根平へと至る.到着は5時20分.しとしとと小雨が降り,ガスが立ち込めているので,6時過ぎまで仮眠して天気回復を待つが,ほぼ不変なので出発とする.駐車場には次々と車がやってきて,三々五々歩き出して行く.
登山道は一本道で,両側を杉に囲まれている.ぐんぐん高度を上げると,第一休憩地として刈り開かれた場所に出る.次第に雨脚が強まってきたので,ザックカバーとレイングローブを装着.レインウェアを着るほどのことはない.展望は全く開けないが,路傍に咲くイワウチワ・ショウジョウバカマの群落に救われ,飽きることはない.
さらに30分余り登っていくと,第二休憩地になる.ベンチが置かれ,富山県一とされるドウダンツツジの大木がある.周囲の樹木の背丈が低くなり,イワカガミが見られるようになると,真新しい鳥居が立つ宮屋敷跡に到達する.これは,昨年秋の台風23号で損壊したものを,平壮年会・平青年団そして南砺総合高校平高校スキー部の部員たち約28名の手によって,一週間前に再建されたものだ.
ここからはゆったりとした尾根歩きとなるはずだが,残雪が多く歩きづらい.しかし,雪があるのはほとんど傾斜のない所なので,それほど危険は感じない.梯子坂乗越分岐に出たら,進路を右に取り,小さなピークを2つ越えると人形山頂上に立つ.山頂は狭く,数人の登山者ですぐに一杯になってしまう.残念ながらガスは晴れず,眺望は得られない.
山頂脇のスペースで昼食を取る.昨日スーパーで買った手巻寿司.ひとりで登ってきていた女性に写真を頼まれ,お礼に冷凍みかんをもらう.こちらは何もなかったのでカントリーマームをひとつ.下山したときにこの女性に再び会ったが,外車に乗ってひとりで来ていた行動力に脱帽!
梯子坂乗越分岐まで戻り,今度は三ヶ辻山を目指す.最初の10分ほどは足元も見えないほどのヤブ漕ぎを強いられた.その後も残雪が多く,人形山に比して歩く人が少ないからか踏み跡が薄い.頂上で一瞬晴れ間が覗いたが,またすぐに雲に隠れてしまった.こちらでは,福井からのご夫婦にイチゴをいただいた.
下山は往路を戻る.さすがに山開きということもあって,大勢の人が登ってくる.小学生や高齢の方まで幅広い.中には「無名山塾・新日本百名山」という大きな看板を背負っているグループがいた.頂上に立てるのであろう.そういえば明日は,岩崎元郎さんが登る予定だとヤマケイに載っていた.
中根平の登山口に戻ると,平村壮年会の方々がテントを設け,お土産の販売と鍋を振舞っておられた.ここでバッヂを購入,500円の寄付をして鈴をもらった.鍋は白菜・牛蒡・豆腐・肉(熊?)のシンプルなものだが,味がよく出ていてうまかった.
帰りに国民宿舎・五箇山荘で風呂に入ったが,どんどん押し寄せる登山帰りの人たちで,洗い場争奪戦の様相を呈してきたのであまりゆっくりはできなかった.流刑小屋・村上家・白山宮と上梨地区の観光後,天候が回復してきたので,相倉集落まで人形山の写真を撮りに行ったが,人形山は雲の彼方であった.
南砺市にはこの他にも二百・三百名山がいくつかある.いずれもかなりの歩行時間を要する山だが,今回のように山開きに合わせるなどして、1つずつ登っていきたい.
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