槍ヶ岳 今年も山頂独占!(新穂高−飛騨沢 往復)
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- GPS
- 35:50
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 2,737m
- 下り
- 2,729m
コースタイム
- 山行
- 12:11
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 12:57
- 山行
- 9:03
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 10:53
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
槍平小屋のテン場を過ぎ 山道への取付が不明瞭 テン場から沢沿いに少し進み ん?と思ったあたりの雪面を右手側に登る。 (右手側 樹木や笹がなく少し広くなった所) 飛騨沢雪渓 部分的に凍っている所もあるが 雪はやわらかい |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
感想
昨年7月前半に登った時 シーズン直前で割と空いていたので
今年も調子に乗って行ってみました。
今回の従卒は
「世界のトレラン大会によく参加しているが 高地にはめっぽう弱い」でお馴染の
地質学者風 二等兵K君 富士山以来久しぶりの登場。
1−2時間横になっただけで
日付が変わった6月13日 0000過ぎに自宅出発。
道中の 某S.A.で従卒K二等兵を拾って新穂高へ
食糧も買って0400過ぎに深山荘前 登山者駐車場に到着
準備をして指導センターへ前進 登山届を提出して いざ出発!
最初は林道歩き 今回は途中から穂高平小屋まで山道を歩いてみたがお得感は無し。
林道終点 白出沢の砂防工事の業者さんが設置してくれている水場で朝飯。
実はここまで単調な林道歩きの為か 寝不足の為か
集中力全くなしで体がだるすぎるので この先進むか安全の為退却するか考えていた。
ゆっくり休憩して調子を見ながら進んでみるか と歩きだす。
工事現場横を通り登山道の取付きに新たに設置してもらった階段を登る。
樹林帯を抜け岩が多い所を抜けチビ谷を渡る。
そして滝谷 雪解けで水量は多めかな?
まだ登山者用の橋が設置されていない為、昨年事故があった事を従卒に伝え 気を引き締めてから渡渉。
槍平小屋に近づくと谷すじだけではなく登山道にも残雪あり。
燃料が減ってきた辺りで 槍平小屋到着。
小屋明け準備の方もまだいなかった。
ウッドデッキをお借りして休憩と昼飯
この先の距離と単調な雪渓登りのアクセントのため 飯は半分程度残しておく。
さて再出発 先行の方について歩くが どうもルートが怪しい。
昨年のGPSログを確認して 本来の夏道はもう少し高みにある事を伝え
皆で谷すじを登る。
この時の 3人組さん+単独行さん 付いたり離れたりずっと一緒でした。
途中倒木などで遡上困難であった為 脇を登ってみた。
そこでまたログを確認すると 登山道はまだ上の方 樹林帯を斜めに登って行く。
そしてようやく 目印のピンクテープ発見 一安心。
小さな雪渓をトラバースしたり 雪渓を少し登ったり夏道を歩いたりを繰りかえす。
最終水場で一服して 飛騨沢・千丈乗越の分岐かなり手前で先行3人組さんらがアイゼンを装着していたので それに倣う。
そしてひたすら雪渓を登る。。。小屋が見えてきた!
わしは知ってます 見えてからが長いのは。。。従卒には何も言ってなかったけど・・・
たまにふり返って 絶景と雪渓を眺める。
従卒は既に軽い高山病の症状をうったえている。
ちょっと遅くなりそうなので途中で山荘に電話を入れて 宿泊と食事を注文しておいた。
まだ登る。
雪のない岩場が近づいてきた。 ようやく雪渓終了!
やや緊張がほぐれたのと けふのゴールが近い安堵からか飛騨乗越までが長く感じる。
乗越から穂先を眺め 最終登りのテン場を進む。
やっと槍ヶ岳山荘に到着!
この時期はまだ人が少ないので ”後から人が来たら相部屋になるかも知れない”という条件付きながら 4人部屋個室を2人で使わせて頂きました。
すぐに夕食 暖かい食事…冷たいビール…幸せ。
テーブルの隣は先ほどらいの3人組さん ここではじめて滋賀県から来られたと聞く。
また、単独行の方は三重県かららしいと聞いた。
(翌日 本人に聞くとかなり近くにお住まいでした。)
6月14日
日の出前に外に出てみたが 方角と雲の具合が悪く朝日は見えず。
朝食開始時間頃に山頂に居れば人も少ないはず。 と企み 朝飯前に山頂へ向かう。
従卒ほどではないが、寝起きの体に3000mの空気では薄いのか息が上がる。
登ってくる人はいない 最終ハシゴを上がってみると企みどおり 山頂独占!今年もツイテル!
曇ってはいるが視界良好!
山頂をゆっくり楽しんだあと朝飯の時間もあるので小屋に戻る。
充分に燃料補給して 荷物をまとめる。
優雅にドリップコーヒーを飲み 朝の時間を楽しむ。
さて、下るか~
予定では西鎌尾根方面 千丈乗越へ下るつもりだったが
何を思ったのか何も思わなかったからか テン場を下っていた。
戻るのもバカらしいので飛騨沢を下る事にする。
雪渓取付でアイゼンを装着
雪は硬すぎず柔らかすぎず バランスを崩さない様に注意をしながらも大股で歩く。
下りは早い! 日が差してきて結構暑い。
分岐を通過 目印のダケカンバを通過 この少し下で夏道に乗り アイゼンを外す。
最終水場で水分補給
また何度か小さな雪渓を下ったりトラバースしたり。
槍平小屋近く 登りで迷った辺り
印の付いた木が倒れてしまったのか やはり少し迷った。
槍平小屋で昼飯。
けふは小屋開け準備の作業中でした。
1時間ほど下って 滝谷渡渉。 さらに1時間下って山道終了。
白出沢の水場で休憩し ラストの林道歩き。
無事に指導センターに到着し 下山届提出。
帰りは平湯まで走って 平湯の森で温泉を楽しむ。
充実の休日でした。
滋賀の男1、女2人のパーティです。二日間晴天とはいきませんでしたが雨にふられず穂先にも行けて良かったですね^^。小屋が見えてから飛騨乗越まですっごく遠いですね〜いつも苦労していますわ^^;槍では初めての小屋でしたがビールも飯もうまかったですね。小屋泊りやみつきになりそう^^。それではまたどこかの山でお会いしましょう!
こんにちは メッセありがとうございます。
お疲れさまでした。
この時期は小屋もすいていて良いですよね
昨年より1カ月早かったので より優雅に過ごせました。
縦走の兄ちゃん 今朝メッセもらいました。 びっくりです。
ほんと無事でなにより!
また山でお会いしましょう!
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