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Yamareco

記録ID: 66135
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ハイキング
奥多摩・高尾

北高尾山稜【終日雨・苦行】(晴天なら素敵な「ハイキング」コース)(八王子城山→相模湖駅)

2010年05月29日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 東京都 神奈川県
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kumiyan その他1人
GPS
07:50
距離
14.6km
登り
1,145m
下り
1,182m

コースタイム

9:30八王子城山管理事務所前出発-9:37新道・旧道分岐-9:50新道・旧道合流地点-10:01八王子神社-10:10駒冷やし場-10:22天守閣跡-10:40富士見台(10分休憩)-10:55杉沢の頭-(道間違いして戻る)-11:22杉沢の頭(5分休憩)-12:15狐塚峠-12:43杉の丸(15分休憩)-13:04黒ドッケ-13:27大嵐山-13:59関場峠-14:32堂所山(15分休憩)-14:56関東ふれあい鳥のみち(高尾山-陣馬山尾根道)との合流地点-15:19明王峠-15:55大平小屋跡(10分休憩)-16:21林道-16:33ラーメンセンター(20分休憩)-17:20相模湖駅


天候 予報は午前中は小雨、午後から夕方まで曇りだったが、終日小雨が降りしきる(5月末にしては結構冷え込んだ)
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
●ルート:山と渓谷社「東京都の山」の「北高尾山稜」の項を参考、但し下山ルートは自分らが好きな駅、相模湖駅をゴールとした。八王子城址入口から八王子城山山頂(あずまやのある場所)までは楽々コース、八王子城山山頂から富士見台までは少しだけきつめのコース、富士見台から堂所山までは技術は要らないが体力を要求される厳しいコース、堂所山から下山口(貝沢)までは歩きやすいコース。お勧めは明王峠から大平小屋跡を経て下山するまでの山道、南面で明るく、とても気持ちの良い道だと思う。

●危険個所:「杉沢ノ頭」から間違えていった作業道の下り。道間違いが無ければ北高尾山稜自体は危険個所皆無。雨は降っていたが小雨だったので、道はそれほど崩れず滑りやすい箇所は殆どなし。

●分かりづらい場所:「杉沢の頭」の先(写真を参照のこと)

●展望/景観:冬はともかく、6月に近いこの時期では草木が生い茂り展望が得られそうな箇所は八王子城山に登る途中の1か所(写真を参照のこと)と、明王峠くらい。しかもこの日は終日雨という悪天候だったのでどの場所でも全く展望は得られなかった。

●トイレ:八王子城址入口(管理事務所前)、八王子城山山頂、明王峠、相模湖駅

●水・食べ物の調達:相模湖駅周辺までは皆無のため、事前に高尾駅周辺で調達するのがベター。高尾駅北口は食糧補給に適した店は現在はないが、南口は大き目のスーパーやコンビニなど、かなり食糧調達向きの店が多い。

●休憩場所:八王子城山山頂のあずまや(準備休憩がてらに使える。但し我々は使っていない)、富士見台ベンチ、大嵐山ベンチ、堂所山ベンチ、明王峠ベンチ(現在では屋根なしのベンチだった)、大平小屋跡のあずまや、ラーメンセンター

●混雑度:八王子城址公園、GWにはあれだけいた観光客は悪天候のせいで殆どおらず、ハイカーが数パーティのみ。
富士見台まで、20名ほどの大人数のパーティが富士見台まで我々の後ろを歩いていたが、彼らが富士見台から荒井BS方向に向かったため、以降は静かな山歩きとなった。また、富士見台ではトレランの人、数名にすれ違った。
富士見台から北高尾山稜コース、悪天候のためか我々と、我々に道間違いを教えてくれた男性3人組、20代位の男性3人組の3つのパーティのみ。道間違いを教えてくれた方の話によれば、若者3人組も「杉沢ノ頭」から道間違いして林道まで出てしまったらしい。
関東ふれあい「鳥のみち」との合流地点から明王峠、本来はハイカーの銀座通りと呼んでもいい位、ハイカーの多いルートだが、景信山方向に向かう単独男性ハイカーを1名見かけたのみ。
明王峠からラーメンセンターまで、誰にも会わず。

●最寄駅情報:高尾駅は店多し。相模湖駅は長閑な山あいの駅だが案外、喫茶店など多く、プレジャーフォレスト(元相模湖ピクニックランド)という家族向け娯楽施設もある。時間があれば駅のそばの相模湖公園でボートを楽しむことも出来る。

●日帰り温泉:温泉はこの周囲にはないと思う。健康ランドなら高尾駅からふろっぴいに行くことができる。相模湖駅周辺の旅館で日帰り入浴も可能なようだが、温泉かは不明。

●その他:前回は高尾駅からバスで霊園前BSまで行き、八王子城跡まで歩いたが、今回は時間節約のため高尾駅から八王子城跡までタクシーを使った。片道1300円だった。
高尾駅からタクって八王子城址までひとっ飛び。小雨降りしきるなか、スタート。
2010年05月29日 09:28撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:28
高尾駅からタクって八王子城址までひとっ飛び。小雨降りしきるなか、スタート。
観音堂を見てから八王子城山山頂を目指す。
2010年05月29日 09:32撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:32
観音堂を見てから八王子城山山頂を目指す。
本丸に向かう途中の新道・旧道分岐。前回は新道を使ったので、今回は旧道を選択。
2010年05月29日 09:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:37
本丸に向かう途中の新道・旧道分岐。前回は新道を使ったので、今回は旧道を選択。
新道と比べ、かなり細い道。でも(最初のみ)なだらかな登り。徐々に急な登りになるのだが。
2010年05月29日 09:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:39
新道と比べ、かなり細い道。でも(最初のみ)なだらかな登り。徐々に急な登りになるのだが。
やや急な登りを登りきると、あっという間に新道・旧道合流地点。広場になっている。
2010年05月29日 09:50撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:50
やや急な登りを登りきると、あっという間に新道・旧道合流地点。広場になっている。
そして写真のような道を抜けた所で
2010年05月29日 09:57撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:57
そして写真のような道を抜けた所で
やっと展望が・・・と思ったら天候のため全く展望は得られなかった。(前回来た時は、八王子の街並みが一望できた)
2010年05月29日 09:57撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:57
やっと展望が・・・と思ったら天候のため全く展望は得られなかった。(前回来た時は、八王子の街並みが一望できた)
八王子城山山頂。「山頂」の小さな石碑もある。写真は山頂のあずまや。前回来た時は、ここで山岳救助隊が訓練を行っていたため、この建物があずまやだったことにも気付かなかった(城跡の管理事務所かと思っていた)。
2010年05月29日 09:58撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 9:58
八王子城山山頂。「山頂」の小さな石碑もある。写真は山頂のあずまや。前回来た時は、ここで山岳救助隊が訓練を行っていたため、この建物があずまやだったことにも気付かなかった(城跡の管理事務所かと思っていた)。
八王子神社(標高440m?)。柏手を打つものの、賽銭箱がないのでお賽銭は入れられず。これも前回と同様だ。今回はここから1分程度の本丸跡(標高445m)には寄らない。
2010年05月29日 10:01撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:01
八王子神社(標高440m?)。柏手を打つものの、賽銭箱がないのでお賽銭は入れられず。これも前回と同様だ。今回はここから1分程度の本丸跡(標高445m)には寄らない。
八王子城山「山頂」からが本格的な山歩きの始まり。小雨は止まないがともかく行ってみよう!と軽いノリで出発。まずは前回写真に撮らなかった井戸。八王子城落城前から使われていた?らしい。試しにポンプを押してみたが水は出なかった。
2010年05月29日 10:05撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:05
八王子城山「山頂」からが本格的な山歩きの始まり。小雨は止まないがともかく行ってみよう!と軽いノリで出発。まずは前回写真に撮らなかった井戸。八王子城落城前から使われていた?らしい。試しにポンプを押してみたが水は出なかった。
普通の山道を進むと、すぐに駒冷やし場に到着。写真右手から来て、駒冷やし場を突っ切り写真左手に進む。辛いアップダウンの連続はここからだ。
2010年05月29日 10:10撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:10
普通の山道を進むと、すぐに駒冷やし場に到着。写真右手から来て、駒冷やし場を突っ切り写真左手に進む。辛いアップダウンの連続はここからだ。
富士見台の手前、天守閣跡を目指す。富士見台までの道も結構アップダウンがあることは承知しているので、この辺りではまだ山歩きを楽しむ余裕もあった。
2010年05月29日 10:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:20
富士見台の手前、天守閣跡を目指す。富士見台までの道も結構アップダウンがあることは承知しているので、この辺りではまだ山歩きを楽しむ余裕もあった。
天守閣跡に到着。写真の石碑以外は何もないピーク。
2010年05月29日 10:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:22
天守閣跡に到着。写真の石碑以外は何もないピーク。
もうじき富士見台。
2010年05月29日 10:30撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:30
もうじき富士見台。
富士見台(標高556m)に到着。ルートから少しだけ左に登った場所にベンチとテーブルが1組ある。前回はこのベンチの先、荒井・摺差BS方向に進んでしまった。更に、この付近にある小下沢林道標識は、富士見台から小下沢林道に下る別の道を指すらしい(と前回の失敗後に学習した)。今回はベンチで休憩後、ルート上の標識のある場所に戻る。
2010年05月29日 10:40撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:40
富士見台(標高556m)に到着。ルートから少しだけ左に登った場所にベンチとテーブルが1組ある。前回はこのベンチの先、荒井・摺差BS方向に進んでしまった。更に、この付近にある小下沢林道標識は、富士見台から小下沢林道に下る別の道を指すらしい(と前回の失敗後に学習した)。今回はベンチで休憩後、ルート上の標識のある場所に戻る。
これがルート上にある標識。恐らく富士見台はベンチのある場所も含めここら一帯を指すのだろう。「富士見台ベンチのある場所は北高尾山稜ルート上ではない」このことさえ分かっていれば前回の道間違いは避けられた筈なのだが。ともかく堂所山方向に向かう。
2010年05月29日 10:49撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:49
これがルート上にある標識。恐らく富士見台はベンチのある場所も含めここら一帯を指すのだろう。「富士見台ベンチのある場所は北高尾山稜ルート上ではない」このことさえ分かっていれば前回の道間違いは避けられた筈なのだが。ともかく堂所山方向に向かう。
すぐに「杉沢ノ頭」(標高547m)に着く。「材木沢ノ頭」というのが正しいらしいが、定着している名前は「杉沢ノ頭」。
2010年05月29日 10:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:55
すぐに「杉沢ノ頭」(標高547m)に着く。「材木沢ノ頭」というのが正しいらしいが、定着している名前は「杉沢ノ頭」。
「杉沢ノ頭」からの進行方向は明らかに写真正面の道が正しいように思えたのだが・・因みに、「杉沢ノ頭」には堂所山方向を指す標識は無い。
2010年05月29日 10:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:55
「杉沢ノ頭」からの進行方向は明らかに写真正面の道が正しいように思えたのだが・・因みに、「杉沢ノ頭」には堂所山方向を指す標識は無い。
これが「杉沢ノ頭」から最初に進んだ道(間違ったルート)。道両脇の樹木には白ペンキで何か書かれている。正規ルートはこっちだよ、と教えてくれているのだと思いこんでいた。
2010年05月29日 10:56撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 10:56
これが「杉沢ノ頭」から最初に進んだ道(間違ったルート)。道両脇の樹木には白ペンキで何か書かれている。正規ルートはこっちだよ、と教えてくれているのだと思いこんでいた。
しかし、この日これまでにない急峻な悪路を下っていると、進行方向から50代位の男性ハイカー3人組が何か叫びながらやって来た。「杉沢ノ頭まで戻りな〜!この先は林道だ〜!私らも道間違えたんだ〜!この道は林業の作業道だった〜」彼らのアドバイスに従い、下りかけの悪路を登り返す。

2010年05月29日 11:09撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:09
しかし、この日これまでにない急峻な悪路を下っていると、進行方向から50代位の男性ハイカー3人組が何か叫びながらやって来た。「杉沢ノ頭まで戻りな〜!この先は林道だ〜!私らも道間違えたんだ〜!この道は林業の作業道だった〜」彼らのアドバイスに従い、下りかけの悪路を登り返す。

しかも夏用ゴアテックスを持っていない相方はこの日ずっと山歩き用の傘をさしていたのだが、この悪路登り返しも傘をさしたまま奮闘。アホだ。
2010年05月29日 11:09撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:09
しかも夏用ゴアテックスを持っていない相方はこの日ずっと山歩き用の傘をさしていたのだが、この悪路登り返しも傘をさしたまま奮闘。アホだ。
「杉沢ノ頭」に戻る。確かに我々が間違えて進んだ道に行く手前に、この先に行くなと教えてくれているかのように横木が添えられていたが、気付かなかった。
2010年05月29日 11:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:20
「杉沢ノ頭」に戻る。確かに我々が間違えて進んだ道に行く手前に、この先に行くなと教えてくれているかのように横木が添えられていたが、気付かなかった。
「杉沢ノ頭」から正しいルートはこっち。
2010年05月29日 11:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:20
「杉沢ノ頭」から正しいルートはこっち。
我々に道間違いを教えてくれた男性ハイカーらが、他の人が誤ったルートに行かないよう、倒木を交差させてくれた。これでもう、我々の後から来るハイカーは間違えて作業道に進まないだろう。
2010年05月29日 11:22撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:22
我々に道間違いを教えてくれた男性ハイカーらが、他の人が誤ったルートに行かないよう、倒木を交差させてくれた。これでもう、我々の後から来るハイカーは間違えて作業道に進まないだろう。
「杉沢ノ頭」からの道間違いで時間を食ったが、この先焦らないように杉沢で少しだけ休憩してから、正規ルートに向かった。
2010年05月29日 11:39撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:39
「杉沢ノ頭」からの道間違いで時間を食ったが、この先焦らないように杉沢で少しだけ休憩してから、正規ルートに向かった。
ずっと小雨。Yahoo!の八王子天気予報では午後になれば雨は止んで曇りとあったが、現実には雨は霧雨のような小雨が降りやまない。霧がかって幻想的といえば幻想的なのだが・・。
2010年05月29日 11:47撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 11:47
ずっと小雨。Yahoo!の八王子天気予報では午後になれば雨は止んで曇りとあったが、現実には雨は霧雨のような小雨が降りやまない。霧がかって幻想的といえば幻想的なのだが・・。
狐塚峠を目指す途中、林道に出る。写真のような案内図がある。さっき「杉沢ノ頭」から間違えて進んだ作業道はこの林道にぶつかるらしいので、コースを間違えたままでも林道伝いに歩いてくればこの場所に到着できるわけだ。
2010年05月29日 12:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:07
狐塚峠を目指す途中、林道に出る。写真のような案内図がある。さっき「杉沢ノ頭」から間違えて進んだ作業道はこの林道にぶつかるらしいので、コースを間違えたままでも林道伝いに歩いてくればこの場所に到着できるわけだ。
林道を数m歩くと、山道に入る道がある。山道(といっても林道に並行した道が暫く続く道)を進む。
2010年05月29日 12:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:08
林道を数m歩くと、山道に入る道がある。山道(といっても林道に並行した道が暫く続く道)を進む。
因みに、林道の往く手は写真のような光景だ。
2010年05月29日 12:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:08
因みに、林道の往く手は写真のような光景だ。
林道ではない山道を進むと、すぐに小下沢林道への分岐に至る。狐塚峠が小下沢林道に向かう分岐かと思っていたが、この辺りは小下沢林道に向かう分岐が複数あるのだろうか?
2010年05月29日 12:10撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:10
林道ではない山道を進むと、すぐに小下沢林道への分岐に至る。狐塚峠が小下沢林道に向かう分岐かと思っていたが、この辺りは小下沢林道に向かう分岐が複数あるのだろうか?
と思ったら、すぐに狐塚峠に到着。小下沢林道に向かう分岐はこっちだ。前の写真の小下沢林道への分岐道も、ここで合流しているようだ。
2010年05月29日 12:15撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:15
と思ったら、すぐに狐塚峠に到着。小下沢林道に向かう分岐はこっちだ。前の写真の小下沢林道への分岐道も、ここで合流しているようだ。
狐塚峠から黒ドッケまでまたしてもアップダウンの連続。写真的に面白くないので余り撮っていないが、駒冷やしからは展望の開けない小ピークに至るアップダウンが何べんも続く。いい加減疲れたのでよくわからないピークの切り株に無理やり座って休憩。後で調べたら「杉ノ丸」(標高612m)だった。
2010年05月29日 12:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 12:43
狐塚峠から黒ドッケまでまたしてもアップダウンの連続。写真的に面白くないので余り撮っていないが、駒冷やしからは展望の開けない小ピークに至るアップダウンが何べんも続く。いい加減疲れたのでよくわからないピークの切り株に無理やり座って休憩。後で調べたら「杉ノ丸」(標高612m)だった。
「杉ノ丸」で休憩したことで気力と体力をやや取り戻した我々は堂所山を目指す。まずは黒ドッケ。結構急峻な登りのピークで、「夕やけ小やけふれあいの里」分岐でもある。黒ドッケの標識はないが、よくみると黒マジックで「クロドッケ」と書かれていた。
2010年05月29日 13:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:04
「杉ノ丸」で休憩したことで気力と体力をやや取り戻した我々は堂所山を目指す。まずは黒ドッケ。結構急峻な登りのピークで、「夕やけ小やけふれあいの里」分岐でもある。黒ドッケの標識はないが、よくみると黒マジックで「クロドッケ」と書かれていた。
そしてまた下って登り返して、小ピークに到着。名前がわからないが、標識の真ん中に「夕やけ小やけふれあいの道」と書いてあった。展望もベンチもなし。
2010年05月29日 13:10撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:10
そしてまた下って登り返して、小ピークに到着。名前がわからないが、標識の真ん中に「夕やけ小やけふれあいの道」と書いてあった。展望もベンチもなし。
そういえばルート上、花を見ないな〜と思っていると山つつじを発見。霧がかった道に初めて彩りが添えられた感じだ。
2010年05月29日 13:20撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:20
そういえばルート上、花を見ないな〜と思っていると山つつじを発見。霧がかった道に初めて彩りが添えられた感じだ。
大嵐山に到着。しかしこれも標識に黒マジックで書いてあったのでわかった名前だ。今回の稜線上、富士見台の次にあった初めてのベンチ。しかし時間もおしているのでやり過ごす。
2010年05月29日 13:27撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:27
大嵐山に到着。しかしこれも標識に黒マジックで書いてあったのでわかった名前だ。今回の稜線上、富士見台の次にあった初めてのベンチ。しかし時間もおしているのでやり過ごす。
殆ど展望の開けない道だったのが、やっと開けた場所だ!と思ったら、正面には送電線鉄塔がそびえ立っていた。
2010年05月29日 13:35撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:35
殆ど展望の開けない道だったのが、やっと開けた場所だ!と思ったら、正面には送電線鉄塔がそびえ立っていた。
こんな霧の風景
2010年05月29日 13:43撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:43
こんな霧の風景
関場峠に到着。こんな看板に初めて出会う。ベンチもないし特にどうということはない峠だが、小下沢林道の終点である。ここから日影BSまで小下沢林道経由で1時間半かけて下ることもできるので、エスケープ地点としての利用価値はある。
2010年05月29日 13:59撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 13:59
関場峠に到着。こんな看板に初めて出会う。ベンチもないし特にどうということはない峠だが、小下沢林道の終点である。ここから日影BSまで小下沢林道経由で1時間半かけて下ることもできるので、エスケープ地点としての利用価値はある。
アップダウンはあるがだいぶ道が幅広になり歩きやすくなった。
2010年05月29日 14:26撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 14:26
アップダウンはあるがだいぶ道が幅広になり歩きやすくなった。
やっと堂所山(標高783m)に到着。この日の最高峰だ。ベンチも2つあり、結構広めの山頂。既にへとへとの我々は当然休憩するが、本来は13時半頃に到着予定だったのだが1時間ほど遅れている。どうするかは明王峠まで行って考えることにする。
2010年05月29日 14:48撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 14:48
やっと堂所山(標高783m)に到着。この日の最高峰だ。ベンチも2つあり、結構広めの山頂。既にへとへとの我々は当然休憩するが、本来は13時半頃に到着予定だったのだが1時間ほど遅れている。どうするかは明王峠まで行って考えることにする。
堂所山から先は急激なアップダウンは無い。ほどなく関東ふれあい「鳥のみち」(高尾山-陣馬山ルート)に合流。恐らくここが北高尾山稜の終点だろう。写真のような案内図もある。「夕やけ小やけふれあいの里」標識もあるが、夕やけとの分岐「黒ドッケ」まで約1時間半かかることが書いていないので、これではこの場所から夕やけが近いと誤解させる表記ではなかろうか。
2010年05月29日 14:56撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 14:56
堂所山から先は急激なアップダウンは無い。ほどなく関東ふれあい「鳥のみち」(高尾山-陣馬山ルート)に合流。恐らくここが北高尾山稜の終点だろう。写真のような案内図もある。「夕やけ小やけふれあいの里」標識もあるが、夕やけとの分岐「黒ドッケ」まで約1時間半かかることが書いていないので、これではこの場所から夕やけが近いと誤解させる表記ではなかろうか。
底沢分岐に到着。底沢峠よりも少しだけ東の場所にある。底沢峠はこの分岐から5分程度、陣馬山方向に歩いた場所にある。
2010年05月29日 15:07撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:07
底沢分岐に到着。底沢峠よりも少しだけ東の場所にある。底沢峠はこの分岐から5分程度、陣馬山方向に歩いた場所にある。
雨はいつしか止んでいたが、霧はますます濃くなる。この区間はハイカーに大人気のルートなのに人は皆無。嫌だったのは、北高尾山稜ゴールの「鳥のみち」合流地点からぬかるみが多くなったことだ。北高尾山稜自体はぬかるみは殆どなかったのだが、写真の区間の道のせいで靴はどろどろだ。
2010年05月29日 15:10撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:10
雨はいつしか止んでいたが、霧はますます濃くなる。この区間はハイカーに大人気のルートなのに人は皆無。嫌だったのは、北高尾山稜ゴールの「鳥のみち」合流地点からぬかるみが多くなったことだ。北高尾山稜自体はぬかるみは殆どなかったのだが、写真の区間の道のせいで靴はどろどろだ。
明王峠に到着。この茶店が営業しているのを見たことはない。今回のような天気では営業していないのは当然なのだが、快晴でも営業していないので、休業中ということだろうか。
2010年05月29日 15:19撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:19
明王峠に到着。この茶店が営業しているのを見たことはない。今回のような天気では営業していないのは当然なのだが、快晴でも営業していないので、休業中ということだろうか。
明王峠から相模湖までなだらかな歩きやすい道だった筈なので、時刻は予定よりおしているものの与瀬神社を目指して出発。はじめは整備された階段を下る。
2010年05月29日 15:24撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:24
明王峠から相模湖までなだらかな歩きやすい道だった筈なので、時刻は予定よりおしているものの与瀬神社を目指して出発。はじめは整備された階段を下る。
道なりに咲いていた白い花。名前はわからないが綺麗だな〜。
2010年05月29日 15:31撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:31
道なりに咲いていた白い花。名前はわからないが綺麗だな〜。
石投げ地蔵。天明の昔、常陸国から母を訪ねて甲斐国へ向かう旅をしていた佐竹家の姫君がここで病に倒れ力尽き亡くなったのを弔うためとか。
2010年05月29日 15:32撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:32
石投げ地蔵。天明の昔、常陸国から母を訪ねて甲斐国へ向かう旅をしていた佐竹家の姫君がここで病に倒れ力尽き亡くなったのを弔うためとか。
すぐに林道にぶつかるが、この林道は突っ切ってまっすぐ進む。
2010年05月29日 15:37撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:37
すぐに林道にぶつかるが、この林道は突っ切ってまっすぐ進む。
相模湖駅から少し離れた甲州道中宿場町だった「吉野」に下る道との分岐もあったが、やり過ごして与瀬神社方向へ。
2010年05月29日 15:40撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:40
相模湖駅から少し離れた甲州道中宿場町だった「吉野」に下る道との分岐もあったが、やり過ごして与瀬神社方向へ。
明王峠から与瀬神社に向かう道は本当に歩きやすい道だ。ただ、2009年の8月に歩いた時は夏草が生い茂る中、草を掻き分けて歩かなければならない区間が一部あった。しかし今回はそういうことはなかった。
2010年05月29日 15:49撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:49
明王峠から与瀬神社に向かう道は本当に歩きやすい道だ。ただ、2009年の8月に歩いた時は夏草が生い茂る中、草を掻き分けて歩かなければならない区間が一部あった。しかし今回はそういうことはなかった。
明王峠から30分かそこらで大平小屋跡に到着。この日のルートで初めてあずまやで休憩。八王子神社にもあずまやはあったがスタート直後の地点だったし、北高尾山稜には見事にあずまやはなかったので、この日初めての屋根付きの休憩場所だ。大平小屋跡まで来れば後少しで山道は終わる。
2010年05月29日 15:55撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 15:55
明王峠から30分かそこらで大平小屋跡に到着。この日のルートで初めてあずまやで休憩。八王子神社にもあずまやはあったがスタート直後の地点だったし、北高尾山稜には見事にあずまやはなかったので、この日初めての屋根付きの休憩場所だ。大平小屋跡まで来れば後少しで山道は終わる。
大平小屋跡から与瀬神社に向かうつもりだったが、与瀬神社の急な下り階段で滑りそうな嫌な予感がしたのでルートを変更し、ラーメンセンター裏手に向かう道に下る。ルートとしては大平小屋跡の手前にある「相模湖駅」に向かう分岐(下り階段)を進めば良い。写真はラーメンセンターに向かう道。歩きやすいし植林もまばらで気持ちの良い道だ。
2010年05月29日 16:03撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 16:03
大平小屋跡から与瀬神社に向かうつもりだったが、与瀬神社の急な下り階段で滑りそうな嫌な予感がしたのでルートを変更し、ラーメンセンター裏手に向かう道に下る。ルートとしては大平小屋跡の手前にある「相模湖駅」に向かう分岐(下り階段)を進めば良い。写真はラーメンセンターに向かう道。歩きやすいし植林もまばらで気持ちの良い道だ。
このラーメンセンターに向かう道は、与瀬神社へのルートよりも山道が短く、ゴール付近は貝沢という沢伝いに歩くので、靴の泥を落とすのにも都合がよかった。
2010年05月29日 16:18撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 16:18
このラーメンセンターに向かう道は、与瀬神社へのルートよりも山道が短く、ゴール付近は貝沢という沢伝いに歩くので、靴の泥を落とすのにも都合がよかった。
林道に合流。ここで山道は終了。林道自体もここが終点らしいので、後は林道の一本道を甲州街道国道20号に向けて歩くのみ。林道沿い、ガードレールが見えてくれば国道20号は近い。
2010年05月29日 16:21撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 16:21
林道に合流。ここで山道は終了。林道自体もここが終点らしいので、後は林道の一本道を甲州街道国道20号に向けて歩くのみ。林道沿い、ガードレールが見えてくれば国道20号は近い。
国道20号に出ると、そこはラーメンセンターだった。別にラーメンマニアではないが、雨で身体も冷え切っていたので身体がつゆものを欲していたのだ。ここは過去に甲州道中歩き(街道歩き)で寄ったことのある店だ。ラーメンとギョーザのおいしさと、昭和の中華料理屋の雰囲気は相変わらずだった。
2010年05月29日 16:33撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 16:33
国道20号に出ると、そこはラーメンセンターだった。別にラーメンマニアではないが、雨で身体も冷え切っていたので身体がつゆものを欲していたのだ。ここは過去に甲州道中歩き(街道歩き)で寄ったことのある店だ。ラーメンとギョーザのおいしさと、昭和の中華料理屋の雰囲気は相変わらずだった。
ラーメンセンターから少しだけ来た道を戻り、過去、間違えて歩けなかった甲州道中ルートを伝って相模湖駅に向かうことにする。写真は中央高速の下をくぐる階段。ある意味、スリリングな道。
2010年05月29日 17:04撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 17:04
ラーメンセンターから少しだけ来た道を戻り、過去、間違えて歩けなかった甲州道中ルートを伝って相模湖駅に向かうことにする。写真は中央高速の下をくぐる階段。ある意味、スリリングな道。
途中、マーガレットが咲き誇る風景にも出会えた。やはり相模湖周辺は素敵な所だ。
2010年05月29日 17:08撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 17:08
途中、マーガレットが咲き誇る風景にも出会えた。やはり相模湖周辺は素敵な所だ。
与瀬神社鳥居の前を通る。本来、大平小屋跡から与瀬神社方向に歩く予定だったので写真の奥にある歩道橋から国道20号に向かっていた筈だが、それらはかつて歩いたこともある道なので別に残念だとは感じなかった。写真の場所からゴール相模湖駅まではすぐ。
2010年05月29日 17:11撮影 by  COOLPIX S52, NIKON
5/29 17:11
与瀬神社鳥居の前を通る。本来、大平小屋跡から与瀬神社方向に歩く予定だったので写真の奥にある歩道橋から国道20号に向かっていた筈だが、それらはかつて歩いたこともある道なので別に残念だとは感じなかった。写真の場所からゴール相模湖駅まではすぐ。
撮影機器:

感想

別にトレーニングのために行ったわけではないが、ともかく疲れた。個人的には丹沢表尾根(ヤビツ→塔ノ岳→大倉BS)の山行よりもしんどかった。
雨だったのも大いに影響しているだろうが、休憩場所が少ないので疲れが増すのだろう。更に(今回は悪天候で樹木が生い茂る季節だったこともあるが)殆ど景観が望めないルートのくせに果てしなくアップダウンが続き、きつい。名も無き小ピークを何度踏んだかの数え知れないが進んでも進んでも景色が余り変わらないのでうんざりした。

このルート、今回はまだ5月で涼しい日だったからマシだったものの、夏は草木が更に生い茂って蒸し暑く、全く歩くに適さないルートではなかろうか。行くなら晩秋から冬のあたたかい陽だまりハイク目当てで行くのが良いと思う。

また、今回も道間違いをやらかしたので自分に対してがっかりだが、今回の道間違いは他のパーティも同様だったのでそれほど悲観すべきことではないのかもしれない。しかし高尾周辺はちょろい山域のようだが作業道が多いので道迷いのリスクもありうることを改めて思い知った。今後は標識がない山頂ではコンパスで方向を確認し、地図も国土地理院の地図でもっと拡大率を上げたものを用意しようと自戒。

本当は八王子城跡から御主殿の滝を見学、一度、城跡管理事務所前に戻って太鼓曲輪尾根を経由して富士見台まで行き、北高尾山稜を歩こうなどとバカげたルートを考えていたが、正規ルートでこんなに疲れて道迷いもやらかすのだから、太鼓曲輪尾根の冒険など手を出さなくてよかったと痛感した。

尚、水は今回500mlx4本持参して3本飲みきったが、気温が高ければ4本でも足りなかったかもしれない位、汗をかいた。水補給場所は途中はなく(陣馬山か景信山山頂まで向かえば調達可能。但し茶店が営業していれば、の話)、エスケープルートは沢山あるように思えるが実は殆どが小下沢林道への下山路、林道沿いに自販機は恐らくないため、水はともかくたっぷり持参することを勧める。

そこまでして歩く価値のあるルートかといわれれば何ともいえないが、ともかく行ったことのない有名ルートだったので歩きたかっただけ。アップダウンのある山歩きを心ゆくまで楽しみたい人向けだと思う。冬枯れや春先の時期で晴天の日なら、展望も開けて楽しいルートなのかもしれない。

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