大室指BS→大室山→犬越路→西丹沢自然教室
- GPS
- 07:58
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,350m
- 下り
- 1,296m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
津久井交通 042-784-0331 0120-840331 橋本駅7:12発のバスに乗り タクシーは事前に7:50に予約 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ログは道迷いのルートなので注意 |
その他周辺情報 | 西丹沢自然教室バス(新松田駅行き) 14:40、15:40、16:25、17:05、18:58 |
写真
感想
今回は会に入って私が初めて計画を担当する山行。色々と手配は面倒だが、自分の好きにルートを選べるという特権がある(?)のでそれを活用しない手はない。せっかく人数が集まるのであればタクシーを使って普段行けないルートをと思い、山と高原地図で破線となっている大室指〜大室山のルートとした。途中に展望の良い雨乞石というポイントもあるのもこのルートとした理由であった。
ちなみに神奈川側から道志に行こうとするとバスでは月夜野までしか入れない。
事前にネット上でGPSのログを拾えればそれをルートのベースにしようと思っていたが、あいにく当該ログはなし。50000分の1の地図を元に手打ちでGPSのルートを作成してもあまり精度も高くなかろうと思い、直前のバス内でリーダーと大まかなルートを相談して踏み跡を見ながらぶっつけ本番で山行に臨むことにした。
タクシーを降りてヒル避けにスパッツをつけて登山開始。計画書には持ち物として載せていたが、連絡不足でスパッツなしの方も数名おり、これについては反省材料。前述のとおり、踏み跡を見ながらできるだけわかりやすい方へ行こうということで歩き出したが、早々に分岐に到着。どちらも舗装されているので、あまり違いはない。ここでリーダーが尾根側(向かって右)のコースを選択し、そちらに追従する。すぐにゲートにぶち当たるが、左手に脇道があり、そこから先へと進む。しばらく歩くとまたゲートがあり、今度はそれを開けて先へと進む。尾根沿いに進むコースのつもりだったが、道は徐々に沢の方へ向かい、結局山と高原地図のコースに入ったように思われた。しかし、この辺りでメンバーの一人がより細かい地図(西丹沢登山詳細図のコース(尾根・沢2通りのコース))を持っている事がわかり、そっちをベースで進めば良いかと漠然と考えていた。
さらに進むと山と高原地図でも取り付き不明瞭と書かれた地点に差し掛かり、ルートを探しながらそれらしいところを探す。この辺りでメンバーの一人の手持ちのGPSにルート(山と高原地図ベース?)がインストールされているということを知る。はじめからわかっていればそれを頼りにしておけば良かったと思ったが、もう遅い。なんとか一般登山道である尾根のルートに出ようと西方向に舵を切り、沢・尾根をトラバースして進む。枯れ木や落石に難儀しながらも最終的にはうまい具合に尾根に合流する斜面にのり、一般ルートに合流する事ができ一安心。しかしその先も樹林の急登が続き、非常に蒸し暑い。一般ルートとはいえ、登山者の少ない広い尾根なので登山道もやや不明瞭で、道を探しながら先へ進む。期待していた雨乞石はそれまでの中ではそれなりに開けてはいたものの、天気も今一つでそれほど景色は望めなかった。山頂に近づくにつれて野草が生い茂り、合間についた獣道か登山道かはっきりしないような道を進む。
大室山到着が予定より2.5時間ほど遅れており天気もすぐれないので、加入道山は諦めて犬越路経由で下山開始。山頂で大休止をとりたかったところだが、虫が多く落ち着けないので休憩もそこそこで出発させてもらった。下山のペースは悪くなく、ほぼコースタイム通りで西丹沢自然教室まで到着。帰りは本厚木で打ち上げをして解散。下山後も水分を我慢していたのでビールがうまかった。
反省点
出発前にどのようなルートで行くのか、事前(少なくとも大室指出発前)に全員で意識合わせをすべきだったというのが一番の反省点。リーダーや計画者だけの頭にルートがあるだけでは、連れて行ってもらうという意識で地図読みを放棄したり、各自の地図に基づいたルート判断で意見が別れたりとろくな事にならない。とは言え、道無き道を進む苦しさ、ルートに出た時の嬉しさ道を探しだす楽しさなど色々な経験をできたよい山行だった。
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