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Yamareco

記録ID: 6625569
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

明神岳 2263m峰 西壁 S字ルンゼ

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
がんちゃん その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:34
距離
15.7km
登り
1,128m
下り
840m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:17
休憩
1:17
合計
12:34
距離 15.7km 登り 1,130m 下り 842m
6:13
18
6:31
6:34
2
6:36
6:49
25
7:22
5
7:27
10
7:37
25
8:16
8:21
0
8:21
9:17
5
18:44
3
18:47
ゴール地点
小梨平までは大した勾配もなくゆっくり歩く。
上高地には意外と人が入っていたがみなさんキャンプ勢でした。

遠望したルンゼには雪がなく不安にかられた。
Sルンゼまでのアプローチは迷うようなところはなかった。
天候 晴れ、風無し
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
釜トンネルは冬期自転車通行止めのため、係員に自転車を置いていくように言われた。冬期以外は上高地バスターミナルまで通行可能のはずである
コース状況/
危険箇所等
ルンゼ上の雪はかなり少なく、時折踏みぬくこともある腐れ雪であった。
S字ルンゼ突き当り直前までは緩んだ雪でノーアイゼンで行けたが、上部は傾斜も強くなるので程よいところでアイゼン装着が好ましい。
なお、特に右岸側の滝からの落石が多いので要注意
その他周辺情報 基本的に営業していない。小梨平のトイレは冬期トイレあり。
釜トンネルの勾配はきつい
2024年04月06日 06:52撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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釜トンネルの勾配はきつい
上高地まで入りたかったが自転車は釜トンネル入り口においていくことに
2024年04月06日 07:08撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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上高地まで入りたかったが自転車は釜トンネル入り口においていくことに
2024年04月06日 07:31撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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Sルンゼ押し出しは岳沢道から1劼曚鼻2燭の棒があったのでわかりやすい
2024年04月06日 09:40撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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Sルンゼ押し出しは岳沢道から1劼曚鼻2燭の棒があったのでわかりやすい
S字ルンゼに入っていく
2024年04月06日 09:41撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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S字ルンゼに入っていく
雪がない
2024年04月06日 09:53撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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雪がない
2024年04月06日 09:54撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2024年04月06日 10:07撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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腐った雪だがあまり踏み抜くこともない。シャツ1枚でいける陽気であった
2024年04月06日 10:28撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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腐った雪だがあまり踏み抜くこともない。シャツ1枚でいける陽気であった
2024年04月06日 10:34撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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これが西壁の大凹角ルートだろうか?
2024年04月06日 10:40撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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これが西壁の大凹角ルートだろうか?
これが西壁の大凹角ルートだろうか?
2024年04月06日 10:40撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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4/6 10:40
これが西壁の大凹角ルートだろうか?
2024年04月06日 10:41撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2024年04月06日 11:06撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2024年04月06日 11:08撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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右岸側にもアイスがいい感じにできそう
2024年04月06日 11:18撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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右岸側にもアイスがいい感じにできそう
2024年04月06日 11:52撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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右岸側にもアイスがいい感じにできそう
2024年04月06日 11:56撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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右岸側にもアイスがいい感じにできそう
左岸側の氷のなれはて
2024年04月06日 11:59撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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左岸側の氷のなれはて
1ピッチ目はここから取りついた。乗越核心。岩はすべて脆く落石も多い。特に右岸側からの落石が多かった。足が困ったちゃんなのでA1をした
2024年04月06日 12:26撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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4/6 12:26
1ピッチ目はここから取りついた。乗越核心。岩はすべて脆く落石も多い。特に右岸側からの落石が多かった。足が困ったちゃんなのでA1をした
2024年04月06日 14:34撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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プアプロ、ランナウトにたえて60mいっぱい伸ばした。なんとか終了点を作ったがあてにならない。
2024年04月06日 14:36撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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4/6 14:36
プアプロ、ランナウトにたえて60mいっぱい伸ばした。なんとか終了点を作ったがあてにならない。
色々トラブルがあり撤退することに。しかし終了点の具合で懸垂はしたくなかったのでフォローでハーケンを回収して登ってもらい懸垂支店を作り直すことにした。
2024年04月06日 15:21撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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色々トラブルがあり撤退することに。しかし終了点の具合で懸垂はしたくなかったのでフォローでハーケンを回収して登ってもらい懸垂支店を作り直すことにした。
2024年04月06日 15:21撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2024年04月06日 15:31撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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2024年04月06日 15:43撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
4/6 15:43
少し右岸側に移動したところで作れそうだったのでビレイしてもらい移動したがなかなかいいリスもない。なんとか硬い岩と縦リスを見つけて軟鉄、クロモリ、アングルを使い懸垂支点を作る。作ってる間も落石がありフォールラインであることを悟る。なるべく早く構築して、なるべく丁寧に下降した。
2024年04月06日 16:24撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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4/6 16:24
少し右岸側に移動したところで作れそうだったのでビレイしてもらい移動したがなかなかいいリスもない。なんとか硬い岩と縦リスを見つけて軟鉄、クロモリ、アングルを使い懸垂支点を作る。作ってる間も落石がありフォールラインであることを悟る。なるべく早く構築して、なるべく丁寧に下降した。
60m懸垂いっぱいで取りつきに無事戻ることが出来た。生きた心地がしなかった。
2024年04月06日 16:49撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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4/6 16:49
60m懸垂いっぱいで取りつきに無事戻ることが出来た。生きた心地がしなかった。
2024年04月06日 19:34撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
4/6 19:34
翌日は大凹角ルートの予定だったが、色々あってやめることにした。ゆっくりご飯。
2024年04月06日 19:40撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
4/6 19:40
翌日は大凹角ルートの予定だったが、色々あってやめることにした。ゆっくりご飯。
豚もつ鍋的な
2024年04月06日 19:57撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
4/6 19:57
豚もつ鍋的な
2024年04月06日 20:51撮影 by  Pixel 8 Pro, Google
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釜トンネルから駐車地まで1.8km。それだけでも自転車で降れたら楽
釜トンネルから駐車地まで1.8km。それだけでも自転車で降れたら楽
普段見ることのない大正池
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普段見ることのない大正池
アプローチ
1ピッチ目リード
1ピッチ目リード
右の雪がついている末端まで行って登攀1ピッチ目とした。ドローンにて撮影
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右の雪がついている末端まで行って登攀1ピッチ目とした。ドローンにて撮影
いわゆる洞穴。ここにもルートがあるようだ。ドローンにて撮影
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いわゆる洞穴。ここにもルートがあるようだ。ドローンにて撮影
撮影機器:

感想

楽しく充実したものではあったけれど、この時期にこの雪のコンディションでこのルートを選んで冬期登攀スタイルにした事自体が愚かだったのは間違いない。ロシアンルーレット要素が大きすぎるのはやっぱりよくないなぁ。命がいくつあっても足りない。

詳細はブログもご覧ください
https://yorimichiii.blogspot.com/2024/04/myoujin2263s.html?m=1

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