小川山(シャクナゲ祭り&山頂ルートロス!)
- GPS
- 12:01
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,564m
- 下り
- 1,498m
コースタイム
- 山行
- 9:02
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 11:57
天候 | ■小川山 13:20 12℃ くもり 無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■信州峠(横尾山登山口)〜萱ダワ 必要なのは、ルートファインディングの技術。尾根の分岐に来たら、こまめにGPSと地図で現在位置を確認しましょう。特に、石ッコツの先の墓石付近(写真参考)は要注意です。踏跡は、あったりなかったりです。 ■萱ダワ〜松ネッコ 必要なのは、シャクナゲに突っ込む勇気。ピンクや黄色のリボンや、白ビニールがつけられています。シャクナゲに突っ込んだときに現れるピンクリボンにはほっとします。 ■松ネッコ〜小川山 この区間は比較的安定したルート。松ネッコからの最初はいい感じの稜線です。ただ、山頂手前で再びシャクナゲ祭りになります。 ■小川山〜大日岩 山頂では、「周り目平」の標識に従います。すると途中から大日岩の分岐がでてきます。小川山からは破線ルートですが、実線に近いいい登山道です。大日岩近くの岩場は注意が必要ですが、危険というほどではありません(regさん除く)。 ■大日岩〜県営駐車場 危険個所はありません。 |
その他周辺情報 | ■増冨ラジウム温泉 850円。入浴時間は19時までなので、ご注意ください。私たちはギリギリセーフでした。 |
写真
装備
個人装備 |
ツエルト(2人用)
救急セット
ヘッドライトPETZL ZIPKA PLUS2
非常用防寒シート
手袋・フェイスマスク(1)
カッパ上mont-bellレインダンサー ジャケット Men's(1)
カッパ下mont-bellレインダンサー パンツ Men's (1)
ガスカートリッジPRIMUS IP-110(1)
バーナーPRIMUS P-153(1)
イグニッションスチール(1)
カートリッジホルダーPRIMUS P-CH(1)
コッヘルセットsnow peak(1)
手拭・ハンカチ・ティッシュ(1)
地図・コンパス(1)
高度計・時計Suunto Core Glacier Gray(1)
GPS GARMIN etrex20(1)
カメラOLINPUS TOUGH TG-1(1)
無線機STANDARD VX3(1)
常食(2)
携帯食
水2.0L
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感想
■シャクナゲ祭り
小川山をからめた甲信国境攻めです。5時過ぎの瑞牆山荘近くには、金峰山や瑞牆山に登る登山者で溢れていましたが、私たちは日本100名山には目もくれず、ひたすら小川山一座を目指します。
小川山から信州峠に抜ける山行はいくつかありますが、今回はルートファインディングが比較的しやすいように信州峠からの登りでいくことにしました。
萱ダワまでは、若干の道迷いがありましたが、それでも修正して快適な山行でした。天気もよかったです。問題は、萱ダワからのシャクナゲ祭。前日の雨の影響もあってか、ザックも衣類も「夕立に合ったの?」というくらいびしょびしょになりました。このルートは、前日が雨だとこうした災難も待っています。
■山頂ルートロス!
7時間半かけてなんとか小川山に到着。予定時間を1時間遅れです。
ところが、ここで再びの試練が。山頂から大日岩に進むルートがわかりません。分岐点を探しに周り目平方面にも50mほど進んでみますが、それらしい標識はなし。山頂に引き返します。仕方なく、山頂で方向を決めて、下ってみますが、踏跡もなく、シャクナゲの壁にぶつかります。回避するためにトラバースすると、境界見出標を発見。踏跡もあります。なんとか乗れたと思いきや、実はこれが間違え。再び松ネッコ方面へと下っていっていました。
気を取り直して、再び小川山へ。3回目の登頂です(笑)。最悪、周り目平に降りてもいい覚悟で、周り目平の標識のある登山道方面へ向かいました。すると、「金峰山方面」の標識が出てきました。最初の回り目平の下見で、あとさらに50m偵察の範囲を伸ばしていればと悔いが残ります。
思わぬ道迷いで、ここでも1時間のロス。2時間の借金を背負って、あとは雷雨との勝負です。シャクナゲ祭りのない道ってなんて素敵なんだろうとおもいながら、急いで、県営駐車場まで駆け下りていきました。
■めしてんプロジェクトは続く!
今回は、小川山一本にも関わらず、国境攻めを目指したので、なかなかハードな山行となりました。長野県の飯盛山から静岡県の天子ヶ岳までの稜線を繋ぐ「めしてんプロジェクト」。あと残り2か所(本栖湖〜雨ヶ岳、毛無山〜天子ヶ岳)となりました。でも、しばらくはお休みかな。
<横尾山・飯盛山(自己満足! めしてんプロジェクト)2015年05月31日(日) [日帰り] >
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-650962.html
前回手を抜いたので、今回は前日の飲み会をキャンセルして、気合いを入れました。
基本は、冷たいパスタなのですが、
長野県産のレタスと山梨県産のトマトをフレッシュな状態で使い、
甲信国境にひっかけて、香辛料もたっぷり使いました。
名付けて甲信BLTパスタです。
Bはベーコンが普通ですが、ブラックペッパーという意味も込めてます。
甲信BLTパスタ たっぷり男2人分
<材料>
パスタ 400g
ベーコン 3枚
トマト 中3個
レタス 3分の1玉くらい
生バジル
ブラックペッパー 粒をひいて使う物
オリーブオイル、塩、こしょう、コンソメ、チューブニンニク、
粗挽きローストガーリック、粉末バジル
<前日準備>
1 パスタを固めに塩ゆでする。
2 ゆでているときに、オリーブオイルでニンニクを炒める。
3 2で短冊切りにしたベーコンを炒める。
4 パスタのゆで汁に、少量のコンソメを入れる。
5 パスタを3で炒める。4をからめて乳化させる。冷ましてジップロックへ。(この時点で十分美味しいですが)
6 レタスを洗って水切りし、細長く切ってジップロック。
7 トマトを角切りにし、塩、こしょう、コンソメ少量、粉末バジルを混ぜたオリーブオイルにつける。
8 オリーブオイルごとジップロック。
<山で>
1 パスタの上にレタス、トマト(つゆごと)、生バジルをちぎったものをトッピングする。
2 たっぷりブラックペッパーをかける。
3 お好みで、粗挽きローストガーリックをかけながら食べる。
コメント
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yama-ariさん
regさん
お疲れ様でした。
ルートミスすることなんてあるのですね。
いつもミスだらけのオッサンですが、yama-ariさん珍しいですね〜
それほど難しかったのでしょうね!
シャクナゲ祭は結構枝痛いでしょう?
撓ったり固かったりで難儀し服大丈夫でしたか?
regさん小川山でのパンツの汚れは苦労した証ですね。
高所恐怖症はオッサンもわかります。
下みちゃダメですよ〜うえうえ見て走破です。
最近山梨魂?安売りしているオッサンでした
Kazuhagi さん。メッセージありがとうございます。
いつもGPSはお守りのようにして、使わないことの方が多いのですが、
今回はこれほどかというほど見ました。それでも2回のミスルート(涙)。
シャクナゲ祭り。痛かったです。小川山、山頂付近のシャクナゲは
元気なやつ(!?)が多く、踏み込むのに勇気がいりました。regさんと
距離を置かなければ、殺人的なシャクナゲのムチが飛んできます(笑)。
小川山でのregさんのパンツの汚れは、壮絶さを物語っています。
私は靴下を、regさんは、上着を途中で着替えました。前日の雨には
要注意ですね。帰って、初めて(!?)ザックを洗いました。
週末は、北八だったんですね。苔がいい感じですね。
でも、山梨魂を安売りしてますよ〜〜〜!
yama-ariさん
そうなんです〜残った山は天候気にして踏み込めないでいます
実は登山口まで夜中行ってはいるのですが…
それにしてもhirokさん単独でも迷わずもっとスゴイですね!
そうそうregさん
簡易的になりますが、スリング使って簡易ハーネスになりますので
yama-ariさんにロープ持ってもらえば気持ち楽になるのでは?
2人とも落ちないように、木なので間接的にビレイすればより安全です。
追伸:大変失礼と重々承知ですが許してください。
小川山でのregさん山に逃げ込んだ逃亡者が捕まった写真みたいでした
山に逃げ込んだ逃亡者、言い得て妙です。笑わせていただきました。
怖い箇所で「おしりむずむずするー」とビビっていると、
yama-ariさんが嬉しそうにしてくれます。
高所恐怖症というよりは、想像力豊かなせいで、
つい転落する自分を想像しちゃって怖くなるのです。
それを一般に高所恐怖症というのかもしれませんけれど。
yama-ariさん、regさん、こんばんは
小川山、1週違いでしたね。
1年ぶりの再会ならず、残念でした。
それにしても予想はしていましたが、信州峠からの登頂、大変そうです。
#19、25の写真付近、きつそう!
ヤブ漕ぎは苦手なので、どうしてもそういうルートは避けてしまいます。
ここをクリアしたら、鶏冠山のシャクナゲ漕ぎはOKですね。
小川山山頂から再び来た道に入り込んでしまう、
特徴がない山頂だけに起こった悲劇だったのでしょう。
一種のリングワンダリングのようです。
私もガスの高山でやったことがありますが、
冷静に考えると、すごく不思議な体験でした。
コンパスを活用すれば、何ともなかったのですが。
regさん、転落する自分を想像するとは、想像力豊か過ぎです。
失礼ながら笑ってしまいました。
めしてんプロジェクトの完登、楽しみですね。
hirokさん。メッセージありがとうございます。
山の知識も技術も体力も完璧なhirokさんにも弱点があるんですね。
小川山のシャクナゲは強者でした。これを経験すれば、怖いものなしですかね。
鶏冠山のシャクナゲ、今から待ち遠しい(!?)です。
小川山でのルートロス。廻り目平や大日岩からきていれば、
迷うはずもない場所なのに、焦りました(汗)。
コンパスやGPSをもっていても、ダメな場合もあるんですね。
いい経験になりました。
自己満足のめしてんプロジェクト。応援ありがとうございます。
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