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Yamareco

記録ID: 6644504
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

また新靴試しに鐵山からタチクラ尾周回

2024年04月12日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:48
距離
13.2km
登り
1,424m
下り
1,428m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:56
休憩
0:52
合計
10:48
6:47
10
6:57
6:58
113
8:51
8:53
42
9:35
9:40
19
9:59
10:05
16
10:21
10:45
53
11:38
11:38
18
11:56
11:56
18
12:14
12:15
28
12:43
12:48
24
13:12
13:13
5
13:18
13:18
26
13:44
13:45
46
14:31
14:32
24
14:56
15:01
154
17:35
17:35
0
17:35
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬の交通規制は全て解除されてたが、さすがに冬の落石は小さい物があちこち残っていたのでまだしばらくは慎重に。
コース状況/
危険箇所等
鐵山を越えてからも鐵山平からトサカ尾にかけてや修覆山から弥山にかけての倒木帯、弥山手前の杉の若木の迷路地帯など、どこもここ数年でテープが増え、踏み跡もしっかりしてきてる印象。
タチクラ尾は通る人は少なそうだが、尾根が曲がる所や小さい岩を小さく巻く所などで踏み跡探し出して主尾根芯を外さないことが確実に出来れば危険な所は無い。
ただ、地形的にも木々の間の見通し的にも実際分かりにくい所はあるので、少しでもルートファインディングに自信が無い人が初めてで独りで入るというのはお勧めしない。
このコースやる時の定番、小坪谷出合いの橋横の詰めれば3台駐めれる駐車地から。
2024年04月12日 06:47撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 6:47
このコースやる時の定番、小坪谷出合いの橋横の詰めれば3台駐めれる駐車地から。
以前は右の岩の中程をトラバースして上の岩がかぶってて通りにくかった場所が今では完全に下に巻き道が。
2024年04月12日 08:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 8:01
以前は右の岩の中程をトラバースして上の岩がかぶってて通りにくかった場所が今では完全に下に巻き道が。
鐵山手前の展望地到着。
最近雪の無い時はたいてい軽くて柔らかいローカット履いてたから久しぶりの重く硬い靴で調子が出ず足が重い。
2024年04月12日 08:50撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 8:50
鐵山手前の展望地到着。
最近雪の無い時はたいてい軽くて柔らかいローカット履いてたから久しぶりの重く硬い靴で調子が出ず足が重い。
眼下に川迫ダムを見下ろすこの場所は、晴れた日の夕方もう陽が沈む時間に通ると暗くなった谷間にダムに貯まった流れが白く浮かび上がる美しい光景が見れるが、よほど遅くなって慌てて下りてきた時か、あるいはいっそこの裏にテント張れそうな所あるのでここに泊まるかしないとなかなか見れないと思う。
2024年04月12日 08:52撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 8:52
眼下に川迫ダムを見下ろすこの場所は、晴れた日の夕方もう陽が沈む時間に通ると暗くなった谷間にダムに貯まった流れが白く浮かび上がる美しい光景が見れるが、よほど遅くなって慌てて下りてきた時か、あるいはいっそこの裏にテント張れそうな所あるのでここに泊まるかしないとなかなか見れないと思う。
正面に弥山が見える場所でこれから辿る稜線見ながら最後の急登に備えてちょっと休憩。
弥山北斜面に落ちてる急な谷筋の一本が白っぽいのは雪か。
2024年04月12日 09:03撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 9:03
正面に弥山が見える場所でこれから辿る稜線見ながら最後の急登に備えてちょっと休憩。
弥山北斜面に落ちてる急な谷筋の一本が白っぽいのは雪か。
出だしもそれなりに急だったけど、ストック仕舞って木の根やいざとなれば鎖掴む用意して最後の急登に。
途中木の根の上を歩く区間もあるので、濡れてる時は要注意。
2024年04月12日 09:21撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 9:21
出だしもそれなりに急だったけど、ストック仕舞って木の根やいざとなれば鎖掴む用意して最後の急登に。
途中木の根の上を歩く区間もあるので、濡れてる時は要注意。
なんか少し刈り込まれた感もある鐵山山頂で山名版と特徴ある大日山が飛び出た稲村ヶ岳をバックに来ましたよを1枚。
しかしここまででピストンではなく弥山まで行く場合はここでやっと道半ばなので先を急ぐ。
2024年04月12日 09:34撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 9:34
なんか少し刈り込まれた感もある鐵山山頂で山名版と特徴ある大日山が飛び出た稲村ヶ岳をバックに来ましたよを1枚。
しかしここまででピストンではなく弥山まで行く場合はここでやっと道半ばなので先を急ぐ。
上りに劣らず急な下りを下りてきた鞍部の左が鐵山ルンゼの下り口か。
自分にはとても無理で無縁なところだけど厳冬期にはついレポ探して読んでしまう。
2024年04月12日 09:44撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 9:44
上りに劣らず急な下りを下りてきた鞍部の左が鐵山ルンゼの下り口か。
自分にはとても無理で無縁なところだけど厳冬期にはついレポ探して読んでしまう。
晴れ予報だったのに薄く曇って日差しがないけどここは鐵山平と呼ばれるらしい見晴らし最高の場所。
目の前に今通ってきたばかりの鐵山。
その向こうにはおそらく七曜岳とその右奥に飛び出してるのが大普賢。
右には行者還に左には山上ヶ岳から稲村ヶ岳。
いつもここで飯。
2024年04月12日 10:26撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 10:26
晴れ予報だったのに薄く曇って日差しがないけどここは鐵山平と呼ばれるらしい見晴らし最高の場所。
目の前に今通ってきたばかりの鐵山。
その向こうにはおそらく七曜岳とその右奥に飛び出してるのが大普賢。
右には行者還に左には山上ヶ岳から稲村ヶ岳。
いつもここで飯。
トサカ尾に上がったところ。
以前は確かもう少し迷ヶ岳の方回り込んできてたと思うけど、現在の修覆山寄りのルートはとにかくテープはある。
以前のルートはこれを避けてたのかと思うけど、トサカ尾に上がる斜面は結構急でズルズルで、以前どこでも上がれるかとテープ無視して上って苦戦したことがあるので、とにかくテープどおりに歩くことお勧め。
2024年04月12日 11:20撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 11:20
トサカ尾に上がったところ。
以前は確かもう少し迷ヶ岳の方回り込んできてたと思うけど、現在の修覆山寄りのルートはとにかくテープはある。
以前のルートはこれを避けてたのかと思うけど、トサカ尾に上がる斜面は結構急でズルズルで、以前どこでも上がれるかとテープ無視して上って苦戦したことがあるので、とにかくテープどおりに歩くことお勧め。
以前はこの枯れ木に山名版付いてたような気もするんだが、テープを辿ってきたのに修覆山の山名版見つけられず。
一枚だけだけど碑伝も供えられてるのでもしかするとこの行者さんも修覆山見つけられずにここに置いたのかも。
2024年04月12日 11:36撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 11:36
以前はこの枯れ木に山名版付いてたような気もするんだが、テープを辿ってきたのに修覆山の山名版見つけられず。
一枚だけだけど碑伝も供えられてるのでもしかするとこの行者さんも修覆山見つけられずにここに置いたのかも。
修覆山から弥山までの区間の枯れ木帯。
テープはあるので倒木を跨いでいくが、久しぶりの重い靴でもう腿にだいぶきてる。
2024年04月12日 11:38撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 11:38
修覆山から弥山までの区間の枯れ木帯。
テープはあるので倒木を跨いでいくが、久しぶりの重い靴でもう腿にだいぶきてる。
弥山に近づくにつれて緑になっていくが、それでもまだまだ倒木多し。
そんな中にテープが続く。
2024年04月12日 11:56撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 11:56
弥山に近づくにつれて緑になっていくが、それでもまだまだ倒木多し。
そんな中にテープが続く。
弥山手前は倒木と杉が混在。
迷路のようで以前は一番迷いやすい所だったが、今ではテープが多くなって今回もほとんど迷いなく通過出来た。
何年前だったか、このあたりで彷徨って時間食ったのが嘘のよう。
2024年04月12日 12:03撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 12:03
弥山手前は倒木と杉が混在。
迷路のようで以前は一番迷いやすい所だったが、今ではテープが多くなって今回もほとんど迷いなく通過出来た。
何年前だったか、このあたりで彷徨って時間食ったのが嘘のよう。
問題なのはここ数年弥山小屋周辺が鹿対策のネットで囲われて通れる場所がよく分からないこと。
自分はいつもこのトイレ裏から出てくるが、2〜3年前からかここにもロープが張られ、実際のところ通っていいのかどうかよく分からない。
どこか通路があるなら教えてもらいたい。
2024年04月12日 12:13撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 12:13
問題なのはここ数年弥山小屋周辺が鹿対策のネットで囲われて通れる場所がよく分からないこと。
自分はいつもこのトイレ裏から出てくるが、2〜3年前からかここにもロープが張られ、実際のところ通っていいのかどうかよく分からない。
どこか通路があるなら教えてもらいたい。
最初は初めての靴だし時間かかったり足が痛かったりしたら弥山小屋からそのまま下りようと思ってたけど、疲れてはいるけど痛みというほどではないし、修覆山から弥山までの区間を思ったより早く通過出来たようで鐵山パラダイスで飯食べてからまだそんなに経ってないので先に八経ヶ岳まで往復してくることに。
雪解け後にまだ小屋が開いてないので壊れたままになってる木段。
鹿対策ネットも年々すごい広い範囲に作られていってるし、小屋のご主人お一人でやっておられると思うとすごすぎ。
2024年04月12日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 12:41
最初は初めての靴だし時間かかったり足が痛かったりしたら弥山小屋からそのまま下りようと思ってたけど、疲れてはいるけど痛みというほどではないし、修覆山から弥山までの区間を思ったより早く通過出来たようで鐵山パラダイスで飯食べてからまだそんなに経ってないので先に八経ヶ岳まで往復してくることに。
雪解け後にまだ小屋が開いてないので壊れたままになってる木段。
鹿対策ネットも年々すごい広い範囲に作られていってるし、小屋のご主人お一人でやっておられると思うとすごすぎ。
日差しは無いけど八経ヶ岳山頂で来ましたよを。
この日はここの往復で10人弱の方に会った。
2024年04月12日 12:44撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 12:44
日差しは無いけど八経ヶ岳山頂で来ましたよを。
この日はここの往復で10人弱の方に会った。
そのまま弥山神社にも。
さっきまでいた八経ヶ岳の向こうに釈迦ヶ岳か。
2024年04月12日 13:21撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 13:21
そのまま弥山神社にも。
さっきまでいた八経ヶ岳の向こうに釈迦ヶ岳か。
誰もいなくなってしまった弥山小屋の前で飯。
2024年04月12日 13:25撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 13:25
誰もいなくなってしまった弥山小屋の前で飯。
下りだしてすぐ、下の方の谷底にまだ雪がベッタリ。
2024年04月12日 14:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 14:01
下りだしてすぐ、下の方の谷底にまだ雪がベッタリ。
登山道脇にも一カ所だけ溶け残りが。
もうザクザクグズグズだった。
2024年04月12日 14:06撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 14:06
登山道脇にも一カ所だけ溶け残りが。
もうザクザクグズグズだった。
このコース回る時はいつもここまでくるとやっと最後の一下りまでたどり着いたとちょっとホッとする。
実際は国道までまだ2時間くらいかかるけど。
2024年04月12日 14:56撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 14:56
このコース回る時はいつもここまでくるとやっと最後の一下りまでたどり着いたとちょっとホッとする。
実際は国道までまだ2時間くらいかかるけど。
今回は春先でまだ葉が茂ってないせいか秋来た時よりすっきりして見える下り口。
2024年04月12日 14:57撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 14:57
今回は春先でまだ葉が茂ってないせいか秋来た時よりすっきりして見える下り口。
石楠花のトンネル。
毎年のように通っててその度にどのくらい成長してるかは分からないが、枝は強くなってるようで押し通る時抵抗が強くなってきてる気がする。
あと何年通れることか。
この尾根に付けられてるテープ類の中で最も頼りになるのはいつ付けられたかも分からない古いボロボロの透明なビニール紐だが、こういうシャクナゲ帯の中の木にも付けられてるところ見るとまだ石楠花が無かったか小さい頃に付けられたと思われ、昔は通られた尾根だったのかと想像する。
2024年04月12日 15:16撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 15:16
石楠花のトンネル。
毎年のように通っててその度にどのくらい成長してるかは分からないが、枝は強くなってるようで押し通る時抵抗が強くなってきてる気がする。
あと何年通れることか。
この尾根に付けられてるテープ類の中で最も頼りになるのはいつ付けられたかも分からない古いボロボロの透明なビニール紐だが、こういうシャクナゲ帯の中の木にも付けられてるところ見るとまだ石楠花が無かったか小さい頃に付けられたと思われ、昔は通られた尾根だったのかと想像する。
この日歩いてきた右は鐵山から左が弥山の稜線。
2024年04月12日 15:28撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 15:28
この日歩いてきた右は鐵山から左が弥山の稜線。
尾根には幾つか大きな切り株とか古い鉄のワイヤーが残されてるが、昔そうやって人の手が入ってから今はその切り株の周りにこんなに木が生長してるのを見ると10年どころか20年は経ってそう。
石楠花もそのくらいあれば今の大きさに育ちそうで、透明なビニール紐が付けられたのも10年以上は前になるのか。
2024年04月12日 15:45撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 15:45
尾根には幾つか大きな切り株とか古い鉄のワイヤーが残されてるが、昔そうやって人の手が入ってから今はその切り株の周りにこんなに木が生長してるのを見ると10年どころか20年は経ってそう。
石楠花もそのくらいあれば今の大きさに育ちそうで、透明なビニール紐が付けられたのも10年以上は前になるのか。
幾つか小さい岩を小さく巻きながらも忠実に尾根芯辿ってたどり着いた国道309号線への下り口。
尾根はまだ先に続いてるが、その先は国道309号線の高い法面になってて下りれないのでここで左に下る。
そこはあまり人の通らないゆるい腐葉土で急傾斜と相まってよく滑るし、法面の無い国道への下り口は狭いのでとにかくテープを辿ることが大事。
2024年04月12日 16:12撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 16:12
幾つか小さい岩を小さく巻きながらも忠実に尾根芯辿ってたどり着いた国道309号線への下り口。
尾根はまだ先に続いてるが、その先は国道309号線の高い法面になってて下りれないのでここで左に下る。
そこはあまり人の通らないゆるい腐葉土で急傾斜と相まってよく滑るし、法面の無い国道への下り口は狭いのでとにかくテープを辿ることが大事。
この尾根を下るのに要する時間の半分近くをかけて滑る急斜面を下りてきてやっと見えてきた国道。
2024年04月12日 17:00撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 17:00
この尾根を下るのに要する時間の半分近くをかけて滑る急斜面を下りてきてやっと見えてきた国道。
国道に降り立った所。
この写真ちょっと左上の方から下りてきて最後は真ん中を下りた。
2024年04月12日 17:02撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 17:02
国道に降り立った所。
この写真ちょっと左上の方から下りてきて最後は真ん中を下りた。
日が長くなってきてまだ後の山の上は明るい駐車地。
来た時は先着の車が一台いたんだけど、もう残ってるのは自分の車だけだった。
2024年04月12日 17:34撮影 by  iPhone 12, Apple
4/12 17:34
日が長くなってきてまだ後の山の上は明るい駐車地。
来た時は先着の車が一台いたんだけど、もう残ってるのは自分の車だけだった。

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

関西では雪の季節も終わり、数年前から悩んでる靴問題再燃。
最近雪が無い時はローカット履いてるけど、イマイチ足形が合わないのとやはりガレた所では底が柔らかくて疲れるし、つま先で立ち込んだり蹴り込むことも出来ない。
そこで久しぶりに底が硬くてつま先が丸く広い感じの靴購入。
どうせならちょっとつま先掛ける場所やガレた道もある山に行きたいと考えたのが、まだ虫もあまり出ていない今が良い時の大峰。
ちょうど雪解け終わった頃だしちょっと前に大雨も降ったので、谷筋避けて尾根通しとなるといつものコースだけど鐵山から上って弥山から時間があれば八経往復し、最後はタチクラ尾から下りてくる周回。
最初の上りはやはり久しぶりに硬いミッド履いて底は曲がらないし足首は自由度無いし重いしでやたら疲れた。
歩き方忘れてて腿よりふくらはぎ使うような歩きになって、ついつい大股になってつま先で蹴り出すような歩きになってしまうが、底が曲がらないので当然蹴り出すような動きは出来ないし、足首もローカットのような自由度は無いので大股だと臑は疲れるわ重さで腿も疲れるわ。
やはり大峰の三大急登と言われる所を初めての靴でというのはちょっときつくて最初でだいぶ足が削られてしまった。
途中からは歩き方思い出してなんとか予定した周回回れてホッとした。
それにしても今まで分かりにくかった鐵山平からトサカ尾に上がるまでや、修覆山から弥山にかけての倒木や杉の若木の間を縫う迷路地帯はテープ増えた。
トサカ尾に上がる所は結構な傾斜なので以前はもっと迷岳側に回り込んで傾斜緩くなった所を選んで上がって途中おそらく林業のワイヤー巻く機械の残骸が放置されてる場所通ったりした記憶もあるし、弥山手前の杉の若木の迷路地帯ではマジで迷って時間かかりすぎて八経往復諦めたこともあるのが嘘のようにほとんど迷わず。
それに比べ最近はあまり手が入ってない感じなのがタチクラ尾。
一番上と半ばから下は結構テープ続いてるが、途中分かりにくいシャクナゲ帯や小さい岩を小さく巻く所、そして尾根が曲がる所など、一番欲しい所には新しいテープは一切無く、よくよく見ると結構肝心な所にもうボロくなったおそらく透明のビニール紐が巻かれてたり色の抜けたテープがたまにあったりするが、古くて色が褪せてるので見えにくい。
この尾根にも途中大きな切り株やワイヤーも残されてるので、何十年も昔、おそらく下を通る道が林道から国道に格上げされて法面工事がなされる前、今のように石楠花が育ってしまう以前はある程度人も通ってちゃんと踏み跡があったんではないかと思う。
それが法面が作られて地図を見ても一番楽な傾斜であったろう尾根通しに通れなくなり、やむなく傾斜強くズルズルで滑りやすいけどごくわずかな法面が無い場所から尾根まで道とも呼べない斜面を通ることになって以来、使う人は激減したんでは。
実際国道から尾根までの斜面は自分も上りに使いたいとは思わない。
この尾根、じつはルーファイさえしっかり出来て間違わなければ危険な所は無く、誰でも通れると言っていいが、おそらくここ10〜20年の間に定着してしまった石楠花がこれ以上育つと細尾根を通るのが困難になって数少ないと思われる通る人はますます減りそう。
ド定番のトンネル西口の駐車場からの道より誰にも会わず、自分で通る所探しながらのタチクラ尾の方が好きで個人的には毎年のように回る定番コースなんだが、あと何年通れることか、など考えながら山を下りてきました。
ちなみに、靴はもう少し慣らす必要はあるけど結構足に合ってると思うし、基本的にはとても良い靴だったのでしばらく使ってみたいと思いました。

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