上州武尊山（残雪）

2024年04月12日(金) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 5.0km
• 登り: 535m
• 下り: 525m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:18
• 休憩: 0:48
• 合計: 4:06

距離 5.0km 登り 535m 下り 541m

9:10 川場スキー場ゲレンデトップ
9:38 9:44 剣ヶ峰山
11:05 11:47 武尊山
13:00 13:00 剣ヶ峰山
13:17 川場スキー場ゲレンデトップ

天候

晴れ、ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

関越道−道の駅川場田園プラザ泊−川場スキー場駐車場

・川場スキー場でリフト乗るにはココヘリが必要。なければレンタル可能。合わせて専用書式の登山計画書が必要で、事前にインターネットから印刷して、自宅で作成しておくと良い。
・リフトは往復2900円だったと思う。500円のデポジット金を含み、下山後にチケット売場でICカードチケットを返還すると返金される。
※川場スキー場は、明後日で今シーズン終了だったと思う。

コース状況／危険箇所等

9割以上は雪。腐り気味なので滑るし、踏み抜き多し。12本爪アイゼン推奨（すれ違った登山者全員12本爪、BCスノボグループはスノーシューだった）。

踏み跡ほぼ明瞭。
ゲレンデから剣ヶ峰への直登区間、武尊山への中間地点付近に明らかなクラックあり。発達した雪庇は無いものの、クラックからの全層雪崩に注意。

剣ヶ峰稜線上はすれ違いに難儀するであろうくらい狭い。剣ヶ峰北側斜面は今回最も気を使う箇所か。

武尊山直下は、西寄りを推奨。東寄りを直登したら結構厳しくヒヤッとした。

その他周辺情報

道の駅川場田園プラザは、車中泊適地。

写真

4/12 7:26

朝、道の駅川場田園プラザから撮影。
奥の尖ったのが剣ヶ峰山かな？

4/12 8:33

8:30からリフト開始。
シーズン末期なので、スキーヤー・スノーボーダーもまばら。

4/12 8:43

リフト乗り換え地点。
上部が濃厚なガス...

4/12 8:53

リフトトップへと向かうところ。
ガスが酷い。

4/12 9:02

取り付き口に着いた途端にガスが切れた！

4/12 9:14

剣ヶ峰山へと続く登りを前にして、ゲンナリする。
こんなに角度キツかったっけかな...

4/12 9:32

急登を終え、剣ヶ峰山（左）と武尊山（右奥）を捉えた。

4/12 9:35

左に目を遣ると、雪を被った越後の名山達。

4/12 9:39

剣ヶ峰山の頂上付近の稜線。
2人並んで歩くのは無理。両側は鋭く切れ落ちている。

4/12 9:40

剣ヶ峰山山頂。

4/12 9:41

剣ヶ峰山からの下りの厭らしいこと。
前回来た時のようにガッツリ雪が乗ってれば、そんなに苦労しないのになぁ。

4/12 9:45

概ね下り切って、振り返った剣ヶ峰山。

4/12 9:50

ちょっと離れて剣ヶ峰山。やっぱり絵になる。
左の山腹にトラバース跡がある。

4/12 9:53

基本的に雪は朝でも腐り気味だが、一部キラキラ輝いていて綺麗。

4/12 9:59

溶け始めたエビのシッポ。
取って食べたら冷たくて美味しかった。

4/12 10:04

武尊山へと続く概ねなだらかな稜線。
木々が現れ、残雪期なのがよく分かる。

4/12 10:22

クラックの穴にツララが垂れてた。分かりづらいか。

4/12 10:38

武尊山直下。
前回は雪が豊富だったので、ほぼ画面中心を直登した記憶。
普通は左を上下する。踏み跡もあったので（途中で消えた）今回は右から攻めたが、ステップ切ったり滑ったり踏み抜いたりして、かなり難儀して時間と体力を失った...

4/12 11:00

何とか山頂着！
北側の山々の白いこと！

4/12 11:00

祠に一礼。

4/12 11:00

三角点。

4/12 11:00

山頂はあまり雪がないので、大休憩に際してアイゼン脱。

4/12 11:02

剣ヶ峰山から歩いて来た稜線。

4/12 11:05

平ガ岳（中央左奥）、至仏山（中央）、燧ヶ岳（右奥）

4/12 11:05

白毛門（左）、朝日岳（中央）、巻機山（右）

4/12 11:05

谷川主脈（左）、雲掛かって谷川岳（中央左）、白毛門（中央右）

4/12 11:06

武尊山から続く稜線の奥には、日光白根山（左奥）、薄っすらと皇海山（右奥）

4/12 11:25

山頂でのコーヒーがたまらない。

4/12 12:03

下りつつ剣ヶ峰山は絵になるが、登り返しが憂鬱に。

4/12 12:09

稜線中腹にもクラック。

4/12 12:09

木々を見るとみんな左に枝が伸びてる。

4/12 12:10

雪庇跡。でも近くは歩かない。

4/12 12:12

うっとりするような滑らかな雪面。

4/12 12:19

登り返しは堪えます。

4/12 12:36

剣ヶ峰山はやはり鋭鋒だ。
復路ではやる気を削がれる鋭さだ。

4/12 13:02

通過して振り返った剣ヶ峰山頂部（左手前）と武尊山（右奥）
武尊山も見納め。さらば、また来ます！

4/12 13:14

ゲレンデへの下りを終え振り返る。
ここの斜面も実は結構エグい角度。クラックし始めてるし。

4/12 13:15

リフトトップが見えた。

4/12 13:34

快適に下る。

4/12 13:38

リフト中間の乗り換え地点が見える。
ゲレンデはアイゼン不可なので、乗り換えのゲレンデ登り返しが地味にツラかった。

4/12 13:46

リフトから見えた谷川岳（右奥）と主脈（左奥）。
昨夏登った平標山は見えていたのだろうか...

4/12 13:51

終了！
スキー場も今シーズン間もなく終了！

4/12 13:51

振り返る。良い所だ。
また来ます！

4/12 14:53

帰りに寄った道の駅川場田園プラザの池。
前回も撮った気がするが、ガチョウ？アヒル？と咲き始めの桜。

4/12 15:03

道の駅で食べた、カワバ丼。1100円。
鶏唐揚げとソースが美味い、ボリューム満足、キノコ汁美味い！オススメ！

撮影機器：

J9260 Sony

感想

jm80

2019年？以来2回目の武尊山。前回は雪が多く、楽に登れて美しいTHE雪山だった記憶。

今回は時期が中途半端で、北八ヶ岳・谷川岳のロープウェイはメンテナンス休業。アクセス良好のリフト利用でそこそこ雪遊びするならやっぱり勝手知ったる武尊山だった。
当然期待を裏切らず、日々運動も何もしていない私にも優しい累積標高差で、本当に素敵な体験を再度味あわせてもらった。

スキー場もシーズン末期で、スキーヤー・スノーボーダー達にとっては、雪質はいまいちでも混まずに滑り放題で最高なのではなかろうか。
当然我々登山者にとっても同じで、駐車場ガラガラ、チケット売場も並ばず、登山道渋滞なく、今日は10人前後の入山っぽいので静寂で、穴場の時期だったと思う。