24春KOJ-1 城山・鹿児島港 '24 4/13

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 02:11
• 距離: 7.6km
• 登り: 107m
• 下り: 101m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:10
• 休憩: 0:16
• 合計: 2:26

距離 7.6km 登り 108m 下り 106m

18:45 鹿児島駅
18:56 桜島フェリーターミナル
19:07 19:08 展望灯台
19:19 桜島フェリーターミナル
19:30 19:31 五代友厚像
19:44 19:45 西郷隆盛像
19:48 19:49 かごしま近代文学館
20:07 20:09 城山公園展望台
20:10 20:12 城山
20:39 20:47 （鹿児島市電で移動）
21:11 鹿児島中央駅

天候

【1日目】晴れ
【2日目】晴れ／晴れのち曇り（風あり）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 飛行機

【1日目】
〜つくばエクスプレス〜京浜東北線
〜東京モノレール〜ソラシドエア
〜南国交通〜（チェックイン）

〜鹿児島本線〜（★山行1）
〜鹿児島市電〜（★山行1'）

・SNA 075　東京（羽田）13:20→鹿児島15:05
・鹿児島市内線　鹿児島市役所 行　33便
　鹿児島空港15:20＝鹿児島中央駅15:58
・鹿児島市電1系統
　いづろ通20:39ー武之橋20:47

【2日目】
指宿枕崎線〜鹿児島交通〜（山行2）〜
鹿児島交通〜（山行3）〜
鹿児島交通〜（砂むし会館）〜（山行3'）〜

指宿枕崎線〜南国交通〜
ソラシドエア〜東京モノレール〜
山手線〜つくばエクスプレス〜

・なのはな館〜東大川線
　指宿駅前09:10＝開聞口09:43
　開聞口11:03＝なのはな館11:46
　なのはな館13:40＝砂むし会館13:54
・鹿児島市内線　鹿児島空港 行　57便
　鹿児島中央駅17:45＝鹿児島空港18:25
・SNA 080　鹿児島20:35→東京（羽田）22:20

鹿児島では1日目の鹿児島本線・鹿児島市電をのぞき基本的に現金（Suica・PASMO不可）。

コース状況／危険箇所等

コース定数（概算）：7（延長戦：1）
危険個所なし。

その他周辺情報

コンビニ等商店・自動販売機は鹿児島市街に多数。
トイレは鹿児島駅、しおかぜ通り、城山公園展望台ほか鹿児島市街の方々にあります。

【宿泊地】JR九州ホテル鹿児島

写真

4/13 11:44

東京モノレールに乗って羽田空港第2ターミナルに到着。時間に余裕を持って来たので空港快速ではなく普通に乗りましたが、流通センターより先は空いていて快適でした。今回はテント泊を想定しているので50Lザックと大荷物。

4/13 11:47

13:20の便に乗るのでまだまだ時間がありますがチェックイン・手荷物預け入れ・保安検査の一連の流れを済ませて出発ロビーへ。機内持込／預入の案内を熟読していた事もあり保安検査で引っかかる事もなくスムーズに行けました。

4/13 12:20

昼食はせいろうどん（700円）。店を後で調べたところ「ANA FESTA 52番ゲートフードショップ」という名前でした。うどんのお値段は空港価格。まあそういうもんだ、という割り切りも時には必要です。記録色。

4/13 12:30

テント泊・山行に使うもので預け入れができないもの。電池類・リチウム電池の入ったもの（モバイルバッテリー・懐中電灯・ランタン・ヘッドランプ）とマッチ。逆にテント用のペグ、ペグハンマー等は凶器と見なされるので預け入れにする必要があります。エスビットの固形燃料は預け入れでOK。

4/13 12:35

やる事がなくて時間を持て余します。これは搭乗順のご案内。今回は後方の席を取っているのでグループ3でした。記録色。

4/13 13:00

SNA 75便。機体はボーイングの737-800型機。

4/13 13:40

離陸。事前に飛行ルートを確認して往路はF席を取りました。眼下は横浜。大型客船がベイブリッジを抜けて港外に向かっています。横浜港客船入港予定（ https://www.city.yokohama.lg.jp/kanko-bunka/minato/kyakusen/nyuko/2024.html ）を見た感じ、おそらくピースボートのパシフィック・ワールド（ https://www.pbcruise.jp/ship/pacificworld/ ）。77,441総トンで竣工当時は世界最大の客船だったそうですが、現在最も大きい客船は22万トン級なのだそうです。ジャイガンティック。

4/13 13:43

海上自衛隊の厚木航空基地を通り過ぎると左方に相模川や宮ヶ瀬湖が見えてきます。という事はそろそろ…

4/13 13:44

丹沢。背後には奥多摩・奥武蔵・奥秩父の山々が広がります。

4/13 13:47

丹沢を過ぎるとすぐに富士山（3776m）が近づいてきます。右方の湖は山中湖。

4/13 13:48

富士山から先は薄雲が増え、眼下の山も茫として輪郭が分かりにくくなります。

4/13 13:50

白く雪が残るのは南アルプスの高峰群。晴れていれば八ヶ岳なども見えていたのではないかと思います。機内サービスのアゴユズスープをちびちび飲みながら目を凝らしますが遠くの山並みはついぞ見えず。

4/13 13:54

中央遠くに雪をかぶったままの山がちらと見えました。雲で遠近感が分からないのではて中央アルプスなのか、（たぶん違うけど）木曽御嶽（3067m）なのか、あるいは恵那山（2191m）なのか…。

4/13 14:00

三河湾上空。湾口から湾内にかけて篠島、日間賀島、佐久島と3つの島が並んでおり、これを「三河湾三島」あるいは「愛知三島」と呼ぶのだそうです。知多半島の奥に白く見えるのは中部国際空港（セントレア）。

4/13 14:02

伊良湖水道を越えて志摩半島。左に見えるラッパ状の河口は宮川と五十鈴川。鳥羽から伊勢神宮の辺りです。

4/13 14:08

志摩半島から先は雲が増え、機体も小さく揺れるように。どこを飛んでいるか皆目見当がつきませんでしたが、ソラタイムやGPSによると尾鷲の辺り。ソラタイムはソラシドエアの機内サービスで、動画や電子書籍の他、フライトマップが見られます。

4/13 14:13

紀伊水道に面した和歌山県のギザギザが見えたな、と思っていたら…

4/13 14:16

紀伊水道の辺りでホワイトアウト。この日のこの時間帯は四国近辺の天気が今ひとつでした。何も見えないので仮眠。

4/13 14:41

目を覚ますと晴れていました。低い雲はありますが上空は好天。眼下に見える海岸線はどこだか分かりませんでしたが、後で地図を見直してみた感じ日向市の辺りのようです。

4/13 14:45

海岸線が近づき、空港？が見えますが宮崎空港にしては位置がおかしい（もっと海寄りのはず）と思っていたら航空自衛隊の新田原基地でした。したがってすぐ近くを流れる川も大淀川ではなく一ツ瀬川。

4/13 14:55

高度を落として雲の下に入るとゆったりと裾野を広げる霧島連山が見えるように。都城を通り過ぎ鹿児島湾の上空で向きを変え、いよいよ着陸です。

4/13 15:05

鹿児島空港に到着。鹿児島はいい天気です。

4/13 15:09

ようこそ鹿児島へ。

4/13 15:16

ほぼ最後尾の席で降機も最後の方でしたが、カルーセルで待たされることもなくスムーズに到着ロビーへ出られました。お次はバス。8番のりばから出発する鹿児島市内線に乗ります。

4/13 15:17

手荷物受取所を出てすぐの入口（出入口3）を外に出たところにバス案内所があります。ここの自動券売機で切符（鹿児島中央まで1400円）を買ってバスに乗車。

4/13 15:28

バスは乗車率4割程度。機上のアナウンスでは現地天気は雷雲ありとの事でしたがよく晴れています。中央、噴煙をたなびかせる山は鹿児島のシンボル・桜島（1117m）。バスの車窓のほか、鹿児島空港からも頭だけと方々からその姿を拝む事ができます。

4/13 15:35

九州自動車道を往く道中、特徴的な形の山が多く見られました。写真は姶良IC近くの天ヶ鼻（430m、ヤマレコ未登録）。

4/13 16:00

鹿児島中央ターミナルビルに到着。鹿児島中央駅の東口広場に面した所にあり、鉄道や路線バスへの乗継もしやすくなっています。

4/13 16:01

鹿児島中央駅と言ったらこれ、駅ビル・アミュプラザ鹿児島の上に立つ観覧車「アミュラン」。駅前には多くの車や歩行者が行き交い賑わっています。さすが人口60万クラス。人口の多さは全国第23位、鹿児島は全国有数の大都市なのです。

4/13 16:01

チェックインの前にイオンでお買い物。イオンは全国どこにでもあるなあ…。

4/13 16:04

ナポリ通りのクスノキにデンドロビウム。南日本新聞の記事（ https://373news.com/_news/storyid/135648/ ）によると自然のものではなく人の手で植えられたもの。記録色。

4/13 16:05

ピンクだけでなく白花もあります。並木に着生ランを植栽するとは何とオシャレな事か。記録色。

4/13 16:05

クスノキに生えるデンドロビウムを遠目で見るとこんな感じ。この後イオンでお買い物。

4/13 16:31

イオンで買い物を終え、地下通路で鹿児島中央駅へ。事前の知識としては知っていましたが、現地に来て改めて鹿児島市が都会であることを実感。

4/13 16:33

ひらけ、ジオ！ こんな都会な鹿児島市ですが、地形的に見るとカルデラのすぐそばに位置しており（錦江湾最奥部が姶良カルデラに相当、桜島のマグマ供給源とされる）、まさしくジオな街。

4/13 16:34

若き薩摩の群像です。薩摩藩英国留学生を讃える銅像群。19人の銅像がそれぞれ誰なのかはGoogle等で検索すると解説サイトがいくつか出てきます。

4/13 16:38

鹿児島中央駅の改札口からほど近い所に、ちょっと裏口感のあるJR九州ホテル鹿児島への連絡通路があります。

4/13 16:40

オシャレなロビー。シティでステーションなビジネスホテルです。

4/13 16:44

チェックインを済ませてエレベーター。カードキーのホテルは久しぶりでしたが、こういう、アクセスできる階をカードキーで制限する仕組みは初めて見ました。ハイテクだなと思いましたが、都会のビジネスホテルでは普通の事なんでしょうか？

4/13 16:45

お部屋。いかにもビジネスホテル的な間取りですが、これくらいの狭さの方が落ち着きます。フロントから部屋に至るまで全体的に静かな雰囲気で清潔感あり。居心地の良いホテルです。

4/13 16:48

イオンで買ったものたち。カール チーズあじ（148円、以下税抜）、イケダパン げたんは（288円）、くろがね堅パン（198円）、迫田食品 いこもち（268円）、迫田食品 けせんだんご（278円）、迫田食品 あく巻（398円）、デーリィ サワーぶどう180ml（88円）、サンA みかんジュース100%125ml（105円）、竜乃家 薩摩いこ餅（137円）、津曲食品 銘菓これ菓子（120円）、竜乃家 高麗餅（110円）、龍乃家 木目羹（110円）。乳製品近くの紙パック飲料の売り場と、パン売り場のそばにある和菓子売り場を探索。鹿児島・九州っぽいものをかき集めてきました。カールはお土産。もう東日本では買えないので…密輸します。記録色。

4/13 17:36

朝食のみの宿泊プランなので夕食はホテルの外で。ホテルから鹿児島中央駅に出てすぐの所に「さつまち 鹿児島中央駅」の「みやげ横丁」と「ぐるめ横丁」があるのでお土産や弁当を買ったり、食事したりと便利です。夕食は「ぐるめ横丁」の「鹿児島鶏料理専門店 みやま本舗」にて。

4/13 17:44

鶏だしみやま茶漬け（690円）、黒さつま鶏の炙りたたき（1520円）、知覧にっぽん紅茶（350円）。どれも美味でした。メニューや他のお客さんの感じからするとほか鶏刺し、親子丼、とりめし等が人気メニューの模様。記録色。

4/13 18:11

みやげ横丁の鹿児島銘品蔵にて、梅月堂 ぬれどら焼きプレミアム（270円）、まるはちふくれ菓子店 ふくれ菓子プレーン（200円）を購入して部屋に戻り、歯を磨いたりしてナイトハイクに出かける準備をします。軽めの歩きなので持って行くのはメインの50Lではなくサブのナップザック。記録色。

4/13 18:23

鹿児島中央駅から隣駅、鹿児島駅に向かいます。ICカードが使えるのは喜入、国分、川内まで。構内アナウンスのほか、時刻表の下にも「指宿・霧島神宮 交通系ICカードご利用できません」と表示があります。ICカードが使えないのは地方でよくある話で、気をつけないとな〜くらいに思っていたのですが、まさか翌日に自分がやらかす事になるとは、この時は思いもしませんでした。

4/13 18:27

特急きりしま16号を見送り、次にやって来る鹿児島行きの普通列車に乗ります。787系の独特の顔はいつ見てもインパクトあり。デビューから30年以上経つそうですが、いまもなおJR九州の「顔」と言える存在です。

4/13 18:33

特急きりしまの後にやって来た近郊形列車の車内はこんな感じです。つり革が円形配置！？という驚き。そしていま写真を見ても全然似てないのですが、むかし宮崎で乗った特急「海幸山幸」の事をふと思い出しました。座席に木が使われているから？

4/13 18:39

JR九州のキューポちゃん。JR東の「Suicaのペンギン」、JR西の「カモノハシのイコちゃん」あるいはJR東海のヒヨコ（名前は知らない）みたいな感じ？他社にくらべてポップなデザインで、CMソング（ https://www.youtube.com/watch?v=oiPZElHahXM ）もなかなかキャッチ―です。

4/13 18:39

817系電車のお顔。顔面黒1色みたいなところは九州っぽいなと思います。赤！緑！青！ビビッドカラー！という大胆な色使いの楽しさがJR九州のいい所です。

4/13 18:43

鹿児島駅の駅舎を出ると鹿児島市電の電停があります。元々この辺りは港湾と鉄道の接続点で県庁（移転前）や市役所も近く、鹿児島市の重要な交通拠点でした。いまも市電2系統の起点となっていて発着本数が多く便利です。

4/13 18:43

鹿児島駅の駅舎はコンパクト。レトロモダン風です。準備ののち出発。まずは鹿児島港に向かいます。

4/13 18:45

鹿児島駅出てすぐの所にある公園は「かんまちあ」。この辺りの古い地名「上町（かんまち）」と「cheer」を組み合わせた愛称なのだそうです。奥に見えるJRFのコンテナ群は鹿児島貨物ターミナル駅。

4/13 18:48

海に向けて歩いていきます。この日の日没時刻は18:46（鹿児島市）。日中は初夏のような暑さと予報が出ていましたが、夕暮れ時ともなればいくぶん涼しく快適です。

4/13 18:51

鹿児島港の向こうに桜島。ヴェスヴィオ火山（1281m）を間近に望むナポリ市と景色が似ている事から鹿児島市は「東洋のナポリ」とも称されています。

4/13 18:52

ビルの向こうにニシムタ。鹿児島のローカルスーパー（熊本・宮崎にも店舗あり）との事で寄っていこうかとも考えていましたが、今回は鹿児島中央イオンで満足いく収穫があったので通過します。また今度。

4/13 18:54

「プリンセスマリン」こと第十八櫻島丸（桜島フェリー）が停泊中でした。寸詰まりなフォルムがキュートです。桜島フェリーは深夜帯も1時間1本で動くなど24時間運航。4隻体制で錦江湾を行き来しており、土休日は1日56往復（112便）も便があるそう。可愛い形の船ですがとっても働きものです。

4/13 18:58

桜島フェリーターミナルを通り過ぎ、さくら橋で通称・イルカ水路を越え、鹿児島港の北ふ頭に渡ります。いおワールドかごしま水族館は18:00閉館。北ふ頭を発つ奄美海運の船便はこの時間にはなく、人のいない北ふ頭はごく静かです。

4/13 19:03

道路を歩いていくと緑地の脇に しおかぜ通り 公衆トイレ。海側にボードウォークが整備されています。

4/13 19:04

このボードウォークが しおかぜ通り。奥に見える展望灯台まで行ってみます。

4/13 19:05

展望灯台のデッキの上から。桜島に向かってどんどん小さくなっていく19:00発のプリンセスマリンが見えます。エモ。写真を撮った時は気づきませんでしたが岸壁に釣り人もいます。

4/13 19:06

超広角で展望灯台。暗くなってきました。

4/13 19:06

北ふ頭から見る鹿児島市街、城山（108m）の方。一眼レフを持ってきて、もっと暗くなった後で長時間露光すれば夜景写真が撮れそうと思います。

4/13 19:06

右に振ると多賀山公園、祇園之洲の方角。残照が消えていき夜になります。

4/13 19:07

名残惜しさにもう1枚だけ桜島とプリンセスマリン。今度来るときは桜島にも行きたいなと思っています。

4/13 19:10

しおかぜ通りを引き返して城山に向かいます。鹿児島港の北ふ頭界隈ではこんな感じの案内板が随所で見られました。これは「薩英戦争と鹿児島港」。

4/13 19:11

いおワールドかごしま水族館はライトアップあり。その目の前に…

4/13 19:12

有人潜水調査船の「はくよう」が展示されています。鹿児島の海を中心に数多くの潜水調査を成し遂げた後、2013年に引退。

4/13 19:13

北ふ頭から桜島フェリーを間近に見られるポイント。「ドルフィンライナー」こと第十六櫻島丸（19:30発）が停泊していました。

4/13 19:14

ドルフィンライナーの別アングル。

4/13 19:15

甘い香りのするこの花木は、Google先生によるとトベラだそう。記録色。

4/13 19:17

北ふ頭から陸側に戻った所に、フェリーを間近で見られるボードウォークがあります。乗客は土曜夜という事を考えると鹿児島に遊びに来ていて、これから垂水・鹿屋に帰る人…とかかな。船で街に遊びに行く…風情があります。

4/13 19:18

「鹿児島旧港施設」案内板。

4/13 19:19

「鹿児島港本港区の歴史と文化遺産」案内板。2012年1月のGoogleストリートビューでは確認できないので、この種の案内板はここ10年のうちに立てられたようです。

4/13 19:24

NHKまで海岸を南に進み、朝日通り（国道58号線）で西へ進みます。ちなみに国道58号線は海上区間を含む国道。鹿児島市から種子島、奄美大島を通って沖縄本島の那覇市までを結んでいます。海上区間を含む国道としては最長の609.5 km（国道の最長は国道4号線の742.5km）。

4/13 19:30

五代友厚像。泉公園の入口に立っています。歴史に弱いのでどんな事をした方なのか全くわかりませんでしたが実業家との事。すぐ後ろでは若いお兄さんたちがサッカーボールを蹴っていました。青春だなあ。

4/13 19:31

南九州ではおなじみの山形屋百貨店。…の立体駐車場横を通り過ぎて金生通りへ。

4/13 19:32

金生通りの向こう左手には山形屋。手前、市電の停まっている場所は朝日通電停です。鹿児島市内の観光地として名前の挙がる天文館エリアはこの奥。

4/13 19:37

真っ直ぐ進んで県文化センター前交差点。この辺りは文教地区に当たるようで、公的機関や県内団体・県支部の事務所、美術館、博物館があります。左前方は中央公園。奥の山影が城山です。

4/13 19:37

城山は真っ暗です。山肌に見える光点はゴースト。

4/13 19:40

前方に何やら立像が…これが…

4/13 19:41

西郷隆盛銅像です。上野公園の方は親しみやすさのある兎狩りの姿ですが、こちらはきりっとした軍装。

4/13 19:44

二之丸ビルの自販機で水分を購入していざ城山に上ります。

4/13 19:47

かごしま近代文学館。ここの階段を上って城山自然遊歩道に入ります。

4/13 19:49

階段を上り切って城山自然遊歩道に…あれ…暗…。

4/13 19:54

ヘッドランプを持ってきていて良かった。城山の上まで舗装された道を進んでいきます。ちょうどこの日は「桜島と芸術花火（ https://kagoshima-hanabi.com/ ）」（19:15〜打ち上げ）で、上りはじめ序盤は樹間から花火が見えていました。

4/13 19:56

暗闇の中にて。城山自然遊歩道案内。上っていく途中フクロウの鳴き声が聞こえました。電灯がないのはそういう自然保護的な観点もあるのかもしれません。世の中には「光害」という言葉もあるのだとか。

4/13 20:00

右手、薩摩義士碑の方から上ってくる道が合流します。

4/13 20:04

城山公園展望台には花火を見物する人がたくさんいました。自分が到着したときにちょうど最後の花火が終わったので、「花火に間に合わなかった人」みたいな感じになっちゃいました。

4/13 20:07

展望台からもうひと上り階段を上がった所にはお地蔵様。台座に「本尊不動明王」と刻まれているらしいですが、暗くてよく分かりませんでした。たぶんここが城山の最高点。

4/13 20:09

城山公園展望台からは夜景がよく見えます。ちょうど桜島も見えるロケーションなので、日没直後に来ると明かりのついた鹿児島市街の向こうに青暗い桜島の山影…といった風景を拝めるかもしれません。

4/13 20:11

花火が終わって三々五々帰る人々の流れに乗って城山公園駐車場に下ります。

4/13 20:19

城山公園駐車場からは階段を下って照国神社の裏手に下りてきます。なお、下る途中も鹿児島市の夜景がよく見えますが、上ってくる人、下りる人が多くいたので写真は無し。

4/13 20:21

照国神社の大鳥居。もう夜なので境内に行くのはやめにしておとなしく帰ります。

4/13 20:22

照国通りを進んで いづろ通電停へ。20:39発の2系統に乗って鹿児島中央に帰ります。

4/13 20:28

中央公園を通り過ぎて少し歩くとモンベルです。公式（ https://store.montbell.jp/search/shopinfo/?shop_no=618946 ）によると「鹿児島市の中心地にあるモンベルストアです。世界自然遺産に登録されている屋久島、奄美大島方面へ向かう前のお買い物拠点としてご利用ください。」との事。鹿児島と言えば開聞岳（924m）あるいは韓国岳（1700m）や高千穂峰（1574m）をはじめとした霧島連山…と思っていましたが、なるほど確かに鹿児島からフェリーを使えば屋久島・奄美にも行けます。

4/13 20:29

繁華街らしいアーケードの下を進んでいき…

4/13 20:33

いづろ通電停に到着。20:39発の鹿児島市電2系統に乗って帰ります。

4/13 20:51

高見馬場電停で交差点を曲がり、ん？と思っている内に甲東中学校前、新屋敷と進んで1系統と乗り間違えた事に気づき、次の武之橋電停で下車。土曜日のいづろ通20:39発は2系統1系統両方ある（同時刻発）ようで、20:39に来たのに乗ればいいと思っていたためうっかり乗り間違えてしまいました。あ〜あと思いながらヤマレコのログを再開、鹿児島中央駅まで延長戦です。

4/13 20:54

甲突川では葉を出し始めたサクラの木にまだ花が残っていて、酒を片手に花見する人々がいました。記録色。

4/13 20:56

「ジブンデサガセ！！」の角で左に曲がって甲突橋を渡ります。

4/13 20:57

遠くに鹿児島中央駅の観覧車・アミュランが見えました。あとはアレを目指してナポリ通りをひた進むだけ。

4/13 21:07

帰って来たよ鹿児島中央駅。夜も人通りこそありますが、繁華街（天文館）から離れているので酔いどれさんはいませんでした。

4/13 22:40

風呂を済ませ翌日の準備も完了。翌朝は開聞岳に向かうため8時前の列車に乗ります。テレビをつけると鹿児島の気温は翌日も初夏並み。鹿児島のテレビで見られるという降灰予報を見てみたかったのですがこの時間帯はやっていませんでした。

4/13 22:55

夕食が早かったのでお夜食。便利な事にJR九州ホテル鹿児島は1Fに下りてすぐの所にファミマがあります。昔ながらの鹿児島ラーメン（430円）、元祖鹿児島 南国白くま（162円）と鹿児島っぽいものを買って食べ、いろいろ支度をして日付が変わる前に就寝。記録色。

撮影機器：

iPhone 12 mini Apple

感想

only-kaimon

■城山のいいところ
鹿児島市街のそばに立つ山。山頂まで公園になっていて手軽に上れます。展望台からは桜島をバックにした鹿児島市の夜景が一望のもと。照国神社から上る道は電灯がありますが、東側は電灯が一切ないのでヘッドランプが必要です。

・・・

1泊2日で鹿児島（KOJ）に行ってきた記録その1。

開聞岳行きをメインに、ソラシドエアの早割で1泊2日の行程を組んだ本計画。1日目は鹿児島市内に宿泊、鹿児島市街の北の方をウロウロしました。

九州は学生時代に巡検で南西諸島の宮古・石垣に行ったほか、山歩きを本格的に始める前 宮崎に2泊3日、昨年10月末に阿蘇を歩くために熊本、と3県は既踏。南九州の中で鹿児島だけ行った事が無かったので山以外の鹿児島観光も楽しみでした。

鹿児島空港に降り立ってまず思ったことは霧島連山の近さと茶畑。鹿児島県の活火山数は11で、全国111の活火山のうち1割、面積が広い北海道や火山島を多く擁する東京に次いで3位の多さです。2ケタ以上の活火山があるのは上記3県に山国こと長野を加えた4県のみ。

鹿児島の活火山に関しては人の住む場所に近い所にあるものが多く、分かりやすいTHE火山な霧島・桜島・開聞岳のほか、マールである米丸や山川、海底カルデラである若尊など、一見火山らしくない火山も多数あります。

そんな地勢だからか鹿児島は茶畑だらけ。火山灰で水はけがよく、稲作に適さない台地を利用した茶栽培は静岡の牧之原台地とも似通っています。鹿児島空港の周りでは方々で防霜ファンがくるくる回っていたのが印象的でした。

所変わって鹿児島市内、お土産を見繕っていて感じたのは郷土菓子が多いという事。「げたんは」「ふくれ菓子」「春駒」のような黒糖を活かしたもの、水はけのよい土地柄ならではの自然薯をつかった「かるかん」、南国らしいニッケイの葉を使った「けせん団子」、祝菓子として親しまれる「これ餅」「いこ餅」「木目羹」、兵糧としての歴史もあるという「あく巻」…。

金沢や京都のような茶道文化を背景とした和菓子とはまた趣が違いますが、和菓子好きにこそ鹿児島観光がオススメです。もちろんサツマイモをベースにした洋菓子系、果物を使ったスイーツも銘品多し。まさに死角なし、強いぞ鹿児島県…。

そしてウロウロする中で良かったと思うのはやはり桜島の眺めです。錦江湾を挟んですぐそこに存在感のある火山が横たわる姿は写真で見ても十分よいものですが、やはり現地に行って見て感じたいもの。鹿児島市内からもフェリーで行って帰って来られる近さなので、次鹿児島に行く事があれば桜島にも渡ってみたいと思っています。

今回はグルメらしいグルメは黒さつま鶏くらいのものでしたが、牛も豚も有名で、野菜・果物から海鮮まで美味しいものが揃っているので、食の面で何を選んでも満足する事は間違いなし。

わずか半日滞在しただけでも十分エンジョイな鹿児島でしたが、翌日は待望の開聞岳に行きます。わくわく。

・20kgまで無料、総重量100kgまで
羽田空港で飛行機を待つ間、ソラシドエアのHPを見直していたら預入手荷物の重量制限が上記のように書いてありました。最大100kgの荷物を運べるのか！お金さえあればお土産買い放題じゃん！カールを箱買いして密輸だ！と思ったけど、飛行機に乗る前と下りた後でその大荷物を運ぶのは自分だという事に気づきました。マジ盲点。身の丈に合った荷物を運ぶべきですね。お土産はバックパックと手提げ袋1つに収まるくらいにしておく事とします。

●24春KOJ-1　城山・鹿児島港（当記録）
●24春KOJ-2　開聞岳
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6655104.html
●24春KOJ-3　魚見岳・指宿温泉
　https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6656996.html