記録ID: 6654454
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トレイルラン
東北
大滝根山(鬼穴登山口→ペラペラ石・山頂ピストン)
2024年04月14日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 02:24
- 距離
- 9.0km
- 登り
- 614m
- 下り
- 615m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
なので、以下のルートは必ずしも最適解ではありませんが、対費用と短縮時間を加味すると、帰路ルートは必ずしも悪くない気がします。 【往路】 ◯仙台→南相馬IC ・常磐道を愚直に南下 ◯南相馬市→コテージ星のビレッジ横駐車場 ・南相馬市、浪江町、葛尾村と通過 ・県道12→34→49→50→国道399→288→県道381と乗り継ぎ ・国道399に出るまでは隘路もありますが、対向車はほとんどないのでさほど難儀することはありません。 ・南相馬市を過ぎるとコンビニなどはほとんどないので、補給はあらかじめ済ませておくが吉です。 ・県道381号線は初めこそ片側1車線の綺麗な道ですが、集落を過ぎると徐々に狭くなり、登山口周辺は季節柄か松の葉だらけで道もピッタリ1車線という感じです。が、交通量が少ないのでほとんど心配ありません。 【帰路】 ◯ コテージ星のビレッジ横駐車場→霊山IC ・往路は県道381号線を南下してきましたが、帰路は381号線で菅谷方面に道をとります。 ・菅谷の街から船引までは県道19号を用いてひたすら北上。昔ながらの市街地を通っていくので、高規格道のようにスピードは出ませんが、そこそこ快適です。 ・船引から霊山ICまでは国道349号でひたすらに北上します。間に大きな町はしばらくないので、集落の合間を抜けていく趣ですが、まさしく日本の原風景みたいな景色が広がっており、特に春は花がきれいでおすすめです。 ・全般的にコンビニ、道の駅がまんべんなくあるので、補給に難儀することもありません。 ◯霊山ICから仙台 ・東北中央自動車道の無料区間を用いて、伊達ICまで進みます。 ・以後、大動脈東北道。 ※余談ですが、公共交通機関利用で菅谷駅からの登山も十分可能だと思われますが、プラス12kmです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【概要】 とにかく人が少ないので、遭難には気を付けましょう。 危険個所は特にありません。 【詳細】 ◯駐車場から5号目ブナ平 ・駐車場は鬼穴登山口の前を走る道路の先にあり、仙台平展望台への登りの途中にあるため、駐車場の方が登山口より標高が高いです。 ・そのため最初はいきなり下から始まります。(行きは良い良い帰りは怖い) ・鬼穴登山口からは最初、沢沿いの針葉樹の林の中を緩やかに登ります。 ・沢から離れ、植生も紅葉樹に変わると、標高をグッと上げさせられます。所々倒木もあります。 ・尾根筋に着くと、なだらかなアップダウンがしばらく続き、程なく5号目のブナ平に到着します。 ◯ブナ平からペラペラ石分岐まで ・ブナ平からは本格的な登りで分岐まで230mほど登ります。 ・最初は特徴のない樹林帯を淡々と登ります。 ・尾根が少し痩せてくると、地面に所々岩が出てきますが、特に難しくないです。 ・鎖場が2箇所ありますが、高度感は全くありません。勾配が中途半端(手を使えるほど急ではない)かつ一枚岩でステップ等に乏しいため鎖がついているものと思われます。 ・鎖場を越えると木の丈が低くなり、じきにペラペラ石分岐に到着します。 ◯ペラペラ石分岐からペラペラ石 ・大滝根山山頂を巻くようにトラバースします。 ・とりたてて険阻ではありませんが、谷側は当然切れているので、滑落・転倒には注意が必要です。 ・トラバースが終わると、30mほど標高を下げ、その後は樹林帯を進みむとほどなくペラペラ石です。 ・大滝根山頂に向かうためには来た道をペラペラ石分岐まで戻ります。 ◯ペラペラ石分岐から大滝根山山頂 ・山頂にはすぐ着きます。 ・山頂は平坦で、分屯地のほか、神社、梵天岩があります。 ・最高点は、分屯敷地内にある三角点です。事前申請すれば入ることができます。眺望は梵天岩からがいいです。 後はきた道を帰ります。 |
その他周辺情報 | ○登山口の周辺部には星のビレッジというコテージが何棟かありましたが、人の気配もなく、見渡す限りでは商店はおろか自販機もないので、何か調達することは難しそうです。トイレ以外本当に何もありません。 ○車で3~4キロほど菅谷方面に下ったところに、星の村ふれあい館があり、入浴、飲食、宿泊が可能です。 ○激レアさんで放送され有名になっていた聖石温泉が気になっていたので、今回はそちらに行ってきました。たまたまなのか、とてもすいていて貸し切りだったので、知る人ぞ知る感はあまりありませんでした。 |
写真
感想
3月は年度末の忙しさに加え、人事異動の時期なので山に行っている暇はなく、ずっとウズウズしていました.
とはいえ、家のことも溜まっているし、妻子を置いてけぼりで一日中遊んでくるのも気が引けました。
そこで、近所の里山よりは山深くそれなりに満足できるレベルで、かつ、ハードすぎない山を探していました。
最近入れ込んでいるみちのく潮風トレイルも考えましたが、次の行程は名取トレイルセンターに到達しそうで、トレイルセンターには是非ともテント泊したいと思っていたので、今回は対象外。
スマホ片手に三百名山に入る山で未踏のものを調べたら、自宅からの距離的にもコースタイム的にも大滝根山がちょうど良いように思われました。
実際登ってみると2時間とちょいで近所の里山よりは標高差・距離も楽しめたので選択としては大正解でした。
特にほとんど人に合わなかったので、じっくり山に向き合えたのが良かったです。
そこまで高山ではなく平たい山頂の主要なポイントも自衛隊の分屯地となっているため、見渡す限りの絶景とはいきませんが、奥深い山と人工物が絶妙にマッチして、これはこれで特徴的な素晴らしい景色でした。
山の他に満足度が高かったのが、帰りの下道ドライブで、中心街を離れ集落に入る旅に、桜、水仙、菜の花等の春の花が織りなす景色がとても素晴らしかったことです。
過去に、花見山、三春滝桜、合戦場のしだれ桜等、中通の素晴らしい桜は何度も見てきましたが、農村の原風景の中に桜は名所の桜に劣らぬ良さがあります。
春の福島。山もドライブもおすすめです。
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