若狭・三方駅から石観世音─雲谷山往復
- GPS
- 04:25
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 869m
- 下り
- 855m
コースタイム
- 山行
- 3:45
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:25
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
<ゆき> 小杉541━628金沢702━824福井830━845鯖江852━928敦賀950━1024三方 <かえり> 三方1503━1533敦賀1606━1658福井1713━1836金沢1845━1933小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
第三展望所から先は、道に若木の枝などがせり出しているところが多く、雨上がりには水濡れ対策が必要と思われる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
シェラフ
携帯トイレ
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感想
昨秋に組んだ『北陸おでかけtabiwaバス』(以下、『tabiwaパス』)を使った山行計画8本のうち、未実行のものはあと2つ。7つ目の山旅の行き先は、小浜線沿線の雲谷山。昨年12月に大谷山─寒風を『tabiwaパス』で縦走した時の記事(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6268762.html)で、「日没が早い時期は不向きのため、塩漬け中(苦笑)」としているのが、実は、この雲谷山だった。今年の3月16日改正前のダイヤだと、どんなに頑張っても三方駅には正午頃にしか着かず、それから雲谷山往復に5時間かかるとしたら日没リスクが高過ぎる!
ということで、春が来るまで計画を塩漬けにしてたんだけど、塩漬けにしてる間に日が長くなったのは勿論のこと、ダイヤ改正で土日祝のみ敦賀9:50発東舞鶴ゆき(小浜ゆきが定期。小浜─東舞鶴間の延長運転は臨時扱い)が設定されたため、これを使えばさっさと登ってさっさと下りて、夕飯どきまでに帰宅出来る。小杉5:41発の普通列車に乗って、金沢、福井、鯖江、敦賀…と乗り継いで、10:24に三方駅に到着。10:25に三方駅を出発し、駅前の通りを直進。国道27号を左折し、北向きに進むと、三方石観世音の案内標識が出て来る。今回の山旅は事前リサーチが不充分で、登山口にそのような有難いモノが居らっしゃることを全く知らずに来た…(汗)。石観世音の前でジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替えるのも憚られたため、ジョギングシューズのまま石観世音の左側の入口から遊歩道に入る。遊歩道は絵に描いたような電光型のトレイル。みるみるうちに石観世音の黒い瓦屋根が小さくなってみえなくなり、石観世音から10分ほどで、木々が育って展望がイマイチになった第一展望所に到着。ここで休憩し、ようやくトレッキングシューズに履き替えた。
石観世音からの遊歩道は歩き易いけど、やはりトレッキングシューズのほうがサクサク進む。ここら辺りで下山の男性ソロとすれ違った。第二展望所はしっかりと展望所として機能してて、見晴らしがよい。さらに、第三展望所へ向かう。ここらで、春の陽気で暑いのに全身防備の女性ソロとすれ違う。最初の1時間で2人も会ったんだから、もっとたくさん雲谷山に登ってるひとが居るかと思ったけど、結論を言うと、この日私が会った登山者は2人だけだった…。一旦、車道終点の広場に出て、さらに先を進む。広場から先の遊歩道はコンクリ舗装されてる。コンクリ舗装区間は長くは続かず、ログハウスふうの小屋(案内図では「簡易作業施設」とされている)がある第三展望所に到着。ログハウスの半分はあずまや風の造りで、残り半分は部屋になってるけど、半端な広さで、独房より狭い! 足を伸ばして寝ることも無理そうで、緊急避難的な使い方しか出来ないだろう。
第三展望所までが遊歩道扱いなのか、「雲谷山登山口」の標識があり、そこから先は道の整備状況が異なる。雑草やら若木の枝やらが道にハミ出し、雨上がりだと雨露に濡れずの通過は不可能だろう。ユルいアップダウンを繰り返し、11:45にベンチのある場所に出た。案内図の周遊コースが下りて行くのと分かれ、「雲谷山」と「登山道」と書かれた標識がある。一旦そのまま先に進みかけたけど、このまま進むと休憩適地が無さそうな気がしたので、このベンチで休憩。恐ろしいことに、今まで歩いて来た道は、国土地理院の1:25,000地形図では全部一条線の車道として表記されている…(汗)。一部階段状に整備された遊歩道であり、リヤカーならともかく、クルマが通れるとはとても思えない…(苦笑)。
ベンチから雲谷山への登山道に入る。右手側に三方五湖の存在をみながら登るけど、木々が邪魔してるので、キレイにみえる箇所は少ない。・628 mピークまではぐんぐん上ってくけど、その後は一旦下る。すると、右側から沢の音が聞こえて来る。近いところに沢があり、手持ちの水が無い場合には補給出来そう。上州武尊の手小屋沢避難小屋を思い出した(苦笑)。この先はアップダウンを繰り返し、さらには尾根を放棄して、シャクナゲの原っぱに一旦降りる。この辺りはテープを見逃さないようにしないと、迷うかも。尾根に復帰すると、今度は左側から沢音が…。音はすれども、ここは沢まで距離があるよう。いくつか顕著なピークを通過し、その度に「次こそは頂上だ!」と思い、裏切られる(苦笑)。道は明瞭なれど若木が煩い感じで、手を入れないとやがてヤブ化しそう。頂上は次あたりかな?…と思いたどり着いた緩やかな高みが、雲谷山の頂上(苦笑)。12:55に到着。頂上の北側が切り開かれて展望がバッチリな反面、南側は展望なし。頂上で鮭弁当喰った。
帰りは、三方駅15:03発の敦賀ゆきに乗るつもりで、そうすると、残り時間は2時間しか無い。せっかく登った頂上の滞在時間はわずか10分で下山にかかる。アップダウンが多いので、周遊コース分岐のベンチまでなかなかたどり着かずに焦りを感じたけど、第三展望所に14:03に到着。駅から第三展望所まで上りで正味55分だったから、ほぼ大丈夫。上りでシューズを履き替えた第一展望所は駅から30分かかったけど、14:27に通過し、勝利を確信。14:50に三方駅に到着し、多目的トイレでTシャツを着替える余裕すらあった。無事、15:03発の電車に乗り、敦賀、福井、金沢…と乗り継いで、19:33に小杉駅に戻った。
細かい上り下りが多く、登山口からの標高差のワリには時間がかかる。昨秋に実行せずに「塩漬け」しといてよかったぁ〜。
これで、『tabiwaパス』使った登山計画、残りひとつ!
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