塔ノ岳(バカ尾根の正体)
- GPS
- 08:20
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
07:10 見晴茶屋 07:15
07:55 駒止茶屋 08:00
09:15 花立山荘 09:20
09:35 金冷シ 09:35
09:50 塔ノ岳 11:55
12:55 堀山の家 13:00
14:35 大倉
天候 | 快晴(一時ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉バス停の手前の左側に、一日500円(平日)の駐車場があります。 公園の無料駐車場がありますが、開門が8:30からなので自分たちが着いた6:00頃は開いてませんでした。 どんぐりハウスという休憩所にきれいな水洗トイレあります。 登山ポストもこちらに設置されています。 登山口までは600メートル程の車道歩きです。 (大倉〜見晴茶屋) 登山口の入り口に、大蔵尾根0という道標があります。 登るにつれて、この数字が0→1→2→3という具合に増えていきます。 次第に登山道が細くなり、本格的な登りになります。 杉林の中を徐々に標高をあげていきます。 ゆるやかな道でとても歩きやすいです。 一時間ほどで見晴茶屋に到着です。 ここでひと休みすると良いでしょう。 (見晴茶屋〜駒止茶屋) ここからは、急な階段道→広い尾根道→急な階段道の繰り返しです。 けっこうきつくなってきます。 (駒止茶屋〜花立山荘) この辺りから、三ノ塔や烏尾山(からすおやま)、富士山が綺麗に見えてきます。 階段道でどんどん標高をかせぎます。 足腰にもだいぶ疲労がたまってきます。 下りはこの辺りが疲労のピークで何度も立ち止まってしまいました・・・ しばらく登ると、階段の急坂からちょっとした岩場に変わってきます。 大きな岩の上で記念写真を一枚。 ヤマツツジもとても綺麗です。 ふり返ると相模湾が一望できます。 江の島、房総半島、真鶴半島から伊豆半島まで。 とても気持ちがよいです。 (花立山荘〜金冷シ) ここまで来るととても展望がよくなります。 富士山や蛭ヶ岳などが大きく見えてきます。 一度、山頂と勘違いするようなところにたどり着きますが、山頂はまだ遠くに見えます。 ヤマツツジのなかを進みます。 金冷シは展望ありません。 (金冷シ〜塔ノ岳) ここまで来るとあと一息です。 しっかり整備された階段を登り、ラストスパートです。 すぐに開けた山頂に到着します。 晴れていれば富士山が大きく見えます。 それ以外にも丹沢のほとんどの山を見渡すことができます。 蛭ヶ岳、丹沢山、大山、その他にも箱根方面、伊豆方面、360度の大パノラマです。 ここまで登って来た疲労も吹き飛びます。 つい2時間も居座ってしまいました。 |
写真
感想
土曜日の夜に、突然弟からの電話があり、『山に登りたいと』
今週は、先週登れなかった横岳か、以前から検討中の鳳凰山に行く予定でした。
しかし、いずれも弟を連れていくには自信がなく、もう少し軽めの山を検討していました。
大弛峠から入れば簡単に稜線を味わえる金峰山か、ロッククライミング要素のある瑞牆山か・・・
それとも以前から気になっていた大倉尾根のある塔ノ岳か・・・
先日、今秋予定のテント泊のためついに小型テントを購入しました。
その事前練習をかねて、ザックにテントを詰め込んでの大倉尾根ピストンに決定しました。
友人からの情報やネットで調べると、なかなかの登りごたえのある山とのこと。
急なところがなく、ただただ長い登りが続き、ひたすら登り続けます。
これを、バカ尾根と呼ぶそうです。
それならばと《バカ尾根の正体》をあばきに出かけることにしました。
八王子を朝4時に出発すると、ゆっくり行っても6時には大倉に到着します。
駐車料金を支払い、支度を整え、登山口へと向かいます。
最初のうちはなだらかな尾根道が続きますが、ここで違和感が・・・
たいした登りではないのに、ペースが上がりません。
実は今回、テント泊一泊を想定した装備をザックに詰め込みました。
テント、ポール、テントマット、グランドシート、寝袋、ヒーター、食料、水、レインウエアなど・・・
自分の40リットルのザックがパンパンでした。
出る前に体重計で計るとなんと12キロ(正確ではないかもしれませんが・・・)
肩に食い込み、なかなかきついのです。
大倉尾根は、バカ尾根と呼ばれるように、長い登りが続きます。
徐々に階段も増えてきてふくらはぎをやられます。
途中、トレイルランをされている方もたくさんいて、ほぼ何も持たずに駆け登っていました。
そんな中、山頂に到着すると、後ろから来たおじさんに『どこに縦走するの?』と。
やはり、自分の装備は丹沢では違和感があるようです。
ザックからマットがはみ出していますから・・・
『自分たちの目的地はここです』と、伝えると『天気がよいのにもったいない』と・・・。
せっかくなので、持ってきたテントを張ってみました。
山岳用テントはほんとに良くできています。
あっという間に設営できました。
自分が持っているオートキャンプ用のものはなかなか大変なのですが・・・
ここでお昼ご飯を作って食べていました。
すると、少しずつガスが出始め、視界が悪くなりましたので下山の準備をしました。
日が陰ると、体感温度がずいぶん下がるような気がします。
ここから大倉までは7キロの下り坂。
最初は景色が良いので調子よく下ります。
自分が普段行く八ヶ岳では考えられませんが、海が綺麗に見えます。
これが丹沢の魅力なのかもしれませんね。
そんな具合で調子よく下っていると、次第にひざとすねに疲労がたまります。
さらに、約12キロのザックの重みでなおさらひざに負担がきます。
自分はいつまでたっても下りが苦手です。
そろそろ克服したいものです・・・
それにしても塔ノ岳は登山客が多いです。
ざっと出会った人数は150人くらいはいたのではないでしょうか・・・
平日だというのに・・・
最近、流行りの山スカートもいました。
アクセスの良さが人気の理由だと思います。
バカ尾根・・・
標高差は1201メートルあるそうです。
思ったよりも手ごわい山でした。
もっとも、普段の装備ならもっと楽だったと思いますが・・・
次回、丹沢に行くのならば、丹沢山、できれば蛭ヶ岳まで足をのばしたいものです。
いいお天気で良かったですね。
荷物重そうでしたね。
大倉尾根ピストンはハードだから、
若い人の訓練にはいいですね。
大倉尾根日帰りは経験ないので、
荷物軽くして、一度行ってみたいです。
pretttycatさん、こんばんは。
テントを担いでの山行は、普段のようなペースでは歩けません・・・
でも、ちょうどよいレベルでした。
女性や年配のかたもたくさんピストンしていましたので、きっと大丈夫だと思います。
なかでも、山中でお話ししたご夫婦は、ご主人75歳、奥さん70歳というなかなか元気な方たちでした。
『塔ノ岳のピストンができなくなったら、登山をやめる』と言っていました。
それにしても天気が良かったです☆
star
starさん
山頂に長居でしたか、、。
テントを張ったのですか、、、
それは荷物を見て違和感感じた方もいたでしょうね。
大弛峠までの林道、もう冬季閉鎖が解除されているのですね、、。
先ほど確認しました。
6月中旬と思っていました。
ますます金峰山も混雑か、、、。
Y-chan
Y-chanさん、こんばんは。
気づいたら山頂で二時間たっていました。
マットを敷いてビールを飲みながら、うとうと昼寝をしてしまいました。
最近の山行は天気に恵まれなかったものですから・・・
やはり天気の良い日は気持ちが良いですね。
金峰山は毎年6月の上旬に大弛峠まで入れるようになるようですね。
去年の6月に行ってきました。
あの時も強風で立っているのがやっとでした。
そろそろ横岳のお花が良さそうですね☆
star
starさん、こんばんは★
富士山・・・少し雲はかかっていても、頂上から見えるといいですね!うらやましい!
2時間も滞在とは、それだけ山頂が最高だったってことでしょうね(*^^*)
人気の塔ノ岳。私の行きたい山リストに、入れておきます♪
hanakoさん、こんばんは。
丹沢から見る富士山はとても大きく見えます。
ただ、この時期はなるべく早い時間からの登山をおすすめします。
お昼に近づくとガスが発生して景色がいまいちになってしまいます。
早起きして、すばらしい景色に会いに行きましょう☆
star
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