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記録ID: 66720
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

巻機山(ヌクビ沢・下山井戸尾根)

2007年06月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:03
距離
11.0km
登り
1,294m
下り
1,281m

コースタイム

8:45桜坂駐車場-9:05巻道分岐-10:05ヌクビ沢出合-12:35巻機山山頂(昼食)13:20-
15:38桜坂駐車場
天候 晴れのち小雨-曇り
過去天気図(気象庁) 2007年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
桜坂駐車場に約60台駐車可(無料)
コース状況/
危険箇所等
ヌクビ沢は上部にこの時期スノーブリッジがあり、危険な山行であった。
アイゼンなしでストック1本のみでの雪渓登りで不安が一杯、尾根取付部急登では足がちょっと吊ってしまいました。
その他周辺情報 帰りは湯沢温泉に立ち寄りました。
天狗岩と割引沢
2006年06月24日 08:39撮影 by  E4100, NIKON
6/24 8:39
天狗岩と割引沢
沢の右岸を行きます
2006年06月24日 09:18撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:18
沢の右岸を行きます
沢に雪が見えてきました
2006年06月24日 09:24撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:24
沢に雪が見えてきました
大きな雪のブロック
2006年06月24日 09:27撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:27
大きな雪のブロック
ナメ状の沢
2006年06月24日 09:28撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:28
ナメ状の沢
ヌクビ沢出合手前のニッコウキスゲ
2006年06月24日 09:32撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:32
ヌクビ沢出合手前のニッコウキスゲ
雪がブロック崩壊してます
2006年06月24日 09:32撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:32
雪がブロック崩壊してます
雪渓と岩の隙間
2006年06月24日 09:41撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:41
雪渓と岩の隙間
スノーブロックと小滝
2006年06月24日 09:42撮影 by  E4100, NIKON
6/24 9:42
スノーブロックと小滝
雪渓の取り付きの様子
2006年06月24日 10:36撮影 by  E4100, NIKON
6/24 10:36
雪渓の取り付きの様子
スノーブリッジ
2006年06月24日 10:41撮影 by  E4100, NIKON
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6/24 10:41
スノーブリッジ
ヌクビ沢上部から下を見る
2006年06月24日 10:57撮影 by  E4100, NIKON
6/24 10:57
ヌクビ沢上部から下を見る
先行者有り
この人は割引岳経由で登ってきた
2006年06月24日 12:23撮影 by  E4100, NIKON
6/24 12:23
先行者有り
この人は割引岳経由で登ってきた
牛ヶ岳稜線
2006年06月24日 12:23撮影 by  E4100, NIKON
6/24 12:23
牛ヶ岳稜線
中ノ岳と越後駒ヶ岳か
2006年06月24日 12:23撮影 by  E4100, NIKON
6/24 12:23
中ノ岳と越後駒ヶ岳か
巻機山山頂標柱
でも、実際の山頂はちょっと先です
2006年06月24日 12:36撮影 by  E4100, NIKON
6/24 12:36
巻機山山頂標柱
でも、実際の山頂はちょっと先です
巻機山山頂(標高1967メートル)
2006年06月24日 12:36撮影 by  E4100, NIKON
6/24 12:36
巻機山山頂(標高1967メートル)
前巻機(ニセ巻機)方面
2006年06月24日 13:16撮影 by  E4100, NIKON
6/24 13:16
前巻機(ニセ巻機)方面
2006年06月24日 13:28撮影 by  E4100, NIKON
6/24 13:28
井戸尾根からヌクビ沢を望む
2006年06月24日 14:27撮影 by  E4100, NIKON
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6/24 14:27
井戸尾根からヌクビ沢を望む
撮影機器:

感想

今思えばこの山行はとても危険な山行であったと思います。
何故かと言えば、最初は雪はなかったのですが、途中から雪が現れ、沢沿いの雪のブロックが崩れた個所の通過や、スノーブリッジになった真ん中が薄い雪渓上を歩いたことになったためです。
この時期に上越方面の山に行くのも初めてだったので、あんなに雪が残っていて雪渓歩きになることは予想もしていませんでした。

越後三山の地図に巻機山が載っていますが、名前からして急峻で険しいのかと思ったのですが、そうではなく、逆に女性的なゆるやかな山容をもつ山であることを知りました。

今回は、車でい行ったので、関越自動車道の六日町ICで下りて、行き止まりになる国道291号線を清水に向けていしました。
林道を登って、桜坂駐車場に車を止めていざ出発。
登山道を行くと直ぐに分岐があって、割引沢コースは上級者コースで自粛してくださいみたいなことが、書かれた看板がありました。

でも、ちょっと考えただけで何故かヌクビ沢コースに進んでしまいました。
吹上ノ滝、アイガメノ滝と割引沢の右岸をイイ感じで登りましたが、アイガメノ滝付近からは沢に雪がブロックで残っていました。
巻き道は右岸にあって、ペンキ印と鎖が取り付けてあり、灌木帯に進んで行きました。

再び沢沿いの道を進み、ヌクビ沢出合手前のニッコウキスゲが咲いていたところでは、沢には雪渓があるものの、雪渓上は崩壊の危険があるので歩けず、かと言って高巻く気力もなかったので少々思案してしまいました。

結局雪渓ぎりぎりの斜面をストック1本を使い通過しました。

もしも、雪渓側に落ちたら岩の間に挟まり、這い上がれないと感じました。何とかドキドキ通過し、ヌクビ沢出合に出ることができました。

割引沢を望むと雪渓が見えました。ヌクビ沢方面は行路が屈折していたので先が見えませんでしたが、予想として同じく雪渓があると思いました。なので、アイゼンもピッケルも装備していないので撤退しようか、どうしようかととても不安になりました。

ヌクビ沢出合いの岩で休憩していたところ、30代位のご夫婦が下から上がってきて通り過ぎ、どちらへ行くか聞かれ、割引沢は雪渓が見えているし、右のヌクビ沢に行っても多分先には同じように雪渓があるんでしょうと曖昧な返答をしたところ、そのご夫婦はヌクビ沢コースを指さし「こっち」と言って登って行きました。

このご夫婦が励みになりならば自分もと、少し経ってそのご夫婦を追従しました。
このご夫婦はペースが速く、雪渓上部で一度はずうっと先に姿を見ることができましたが、結局追いつくことができませんでした。
多分のあのご夫婦はこのコースは初めてではなくて、何度か登ったことがあるのではないかと思いました。

自分は、雪渓歩きの知識もほとんどないまま、ヌクビ沢を登り詰めて、何とか尾根への取り付きの急斜面にたどり着きましたが、少し登ったところで足が吊りそうになってしまいました。

無理をせずに休み休み稜線に出たところ、天狗尾根を詰めて、割引岳を登ってきた先行者を確認できました。北側は結構雪が残っていました。

巻機山頂上にはヌクビ沢を先行して行ったごか夫婦が昼食をとっていて、写真を撮ってもらいました。

でも、この頂上は実は本当の頂上ではなかったようです。
本当の頂上は東側に行ったところにあるのですが、植生等保護のため山頂標記を西側に移したそうです。

本来はらば牛ヶ岳にも行きたかったのですが、往復1時間以上のコースなので止めて、下山は、井戸尾根を下りました。
地図には沢コース(ヌクビ沢、割引沢)は危険なので下山禁止となっているので、井戸尾根コースで下山しました。
途中で天狗岩、ヌクビ沢の雪渓が見えるポイントがありました。

桜坂駐車場で地元の人がいて会話しましたが、朝もいたようで、
朝遅かったからなと言われました。
この人が言いたかったのは下山も遅いということなのかと思いました。
自分としては8時45分に出発しているので早い方でしたが、
本来山登りはもっと早く登りださなければいけないんだなと思いました。
でも、ここまで来るのに3時間以上も掛かっているので、日帰りでは
仕方ないと思いました。

帰りに湯沢温泉の浸り帰路に向かいました。

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