富士見山:鰍沢口駅/役場前BSを起点に周回、半袖隊長、長〜いロードを乗り越え山頂へ
- GPS
- 06:55
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,659m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:55
合計時間: 6時間55分/ 水平移動距離: 19.66km
最高点の標高: 1636m/ 最低点の標高: 216m
累積標高(登り): 1659m/ 累積標高(下り): 1659m
★EK度数(地理院標高値):44.545=19.66+(1659÷100)+(1659÷100÷2)
→→→判定「●EK40〜50未満 日帰りとしては非常にきつい」
EK度数=合計距離+(累積標高上り÷100)+(累積標高下り÷100÷2)
Thanks to murrenさん⇒
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=142
【山行計画】(14山梨42)御殿山・富士見山:役場前BS⇒久那土駅(25.4km⇒復路も役場前BSからバスで21.6km)
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-2193967.html
【参考レコ】mondoさん2023年01月28日(土) [日帰り]
富士見山・御殿山(身延町役場前から) http://yamare.co/5127011
【参考文献】分県登山ガイド14山梨県の山42富士見山
富士川右岸に壁のように立ちはだかる山(技術度3体力度1.5)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
【往路】地元駅始発0509登戸駅05170544立川駅05530610高尾駅06150743甲府駅07460828鰍沢口駅08390912役場前BS……拙宅を出てから約4時間30分 【復路】役場前BS16460712鰍沢口駅07451827甲府駅18392008高尾駅20102026立川駅20332059登戸駅21022113地元隣駅……帰宅するまで約4時間45分 (注0)甲府駅⇒鰍沢口駅(420円)はJR東海区間にて下車時現金精算(ICカード不可) (注1)鰍沢駅⇔役場前BS(一律区間にて200円/ICカード可) (注2)運営主体は身延町営バス(下記リンク)だが、運行(車体)は山梨交通なので間違いなきよう https://www.town.minobu.lg.jp/kurashi/koukyou-koutsu/chouei-bus.html (注3)運転手は役場前と聞くと富士川町役場を思い浮かべるので、必ず「身延町役場!」と尋ねて下さい (注4)役場前BSと同一場所に高速バス(京王バス新宿〜身延線)の切石BSがあり帰宅便として利用可能「切石BS15:35/17:35⇒18:41/20:41バスタ新宿/3,400円」 なお逆便は始発でも「バスタ新宿07:45⇒11:01切石」と遅くなります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆全長約19.6kmのうち、舗装路(ロード)と登山道の別は以下の通り。 〔鮠豼BS〜平須登山口:舗装路(ロード)=約5.6km ∧真榲仍蓋〜富士見山〜堂平登山口:登山道=約8.8km F科薪仍蓋〜役場前BS:舗装路(ロード)=約5.2km (注1)舗装路(ロード)が合計10.8km(55%)もあるので楽勝と思いがちも、バス停から登山口までだけでも単純標高差は約500mあります。 (注2)それに付け加えて登山口からの単純標高差は約950mです。 ◆指導標に関する考察 平須コース・堂平コースとも道標多数です ◆登山道に関する考察 [平須コース]樹林帯を抜ける標高1150m付近から長いトラバース帯が続きます 拙者の脚でも抜けるまで25分程度かかりました 最初はお助けロープがあるも、後半は設置されておらず丸腰状態で、緊張の連続です 事故多発地帯で、滑落したら真っ逆さまで止まりそうもないので要注意です それ以外は単に急登が続くだけです [堂平コース]平須コースより幾分か傾斜が緩やかですがほぼ樹林帯で景観変化はありません トラバース帯も一ヶ所だけあるも1〜2分で抜けられます。 [まとめ] 周回する場合は、リスクヘッジの観点から「平須コースで上がって堂平コースで下る」のが王道です 駐車場から近いから…と言って平須コースを往復するのは得策ではありません |
その他周辺情報 | ★トイレ:鰍沢口駅、堂平登山口(⇒旧式です)、中富総合会館(⇒身延町役場の隣の建物) ★携帯:圏内 ★飲・食料調達処:鰍沢口駅近くの飲料自販機 ★酒類調達処:NewDays甲府駅 ★お土産処:買わず ★飲食店:寄らず ★温泉:寄らず ★宿泊施設:日帰り |
写真
感想
【登録日:2024年5月1日】
【プロローグ】
「関東一都六県+山梨県」の山(分県登山ガイド)を普通列車+バス旅で日帰りで巡るとの長期目標を地味ぃに進めています。
「栃木・神奈川・東京・千葉」の順で終え、残るは「茨城・埼玉・栃木・山梨」。
今回は久しぶりの「山梨編」です。
【どうしてもアクセス難だけが残ってしまう】
今回登った富士見山は、分県Gでは甲斐岩間駅からタクシー利用で平須登山口(所要25分前後)と紹介されています。
然らば…と甲斐岩間駅から富士見山までテクテク往復する山行計画を練った(赤線を引っ張った)ところ歩行距離は約29km。
そして甲斐岩間駅に最速で到着するのが10:14……それから歩き始めて単純標高差は約1400m(累積で約1800m)を登降するのか…ダメだ、こりゃ。
【その手があったか!】
そんな時にmondoさん記録(ID5127011)で「鰍沢口駅から身延町役場前まで町営バスを利用する」プランを知りました。
なんと拙宅からでも始発電車に乗ればそのバスに乗れることが判明
そして富士見山だけでなく、その北方に位置する御殿山(甲斐百)も合わせて歩ける……これっきゃない。
【登り応えがあったが、でも地味だった富士見山】
富士見山はその名とは反してとても地味でした。平須・堂平どちらの登山口を選ぼうともひたすら上がるだけ・下るだけで大した眺望はありません。
しかし地味ぃに平須コースのトラバース帯は長く緊張しました。
稜線からの富士山展望も、他の「富士山見える山」と大した違いはありません。
また南アルプス展望も限られています。
ただただ…坂本九さんのように「♫上を向いて歩こうよ♪」でしたが、さすがに達成感だけは十分にありました(笑)
【残念ながら脚力不足で御殿山を目前に撤収】
富士見山頂上には男女ペアの先客がいらっしゃいました。年齢差を測りかね…ご夫婦?父娘?山仲間?愛人?と思いながらも、美しくかつ気さくなレディでしたので、つい長居してしまいました(⇒と言ってもたった20分間です)。
それもあって御殿山への分岐に来た時にはバス時刻まで3時間程。
すぐに下山しても2時間半は必要だろう⇒すると30分で往復できるか?⇒そりゃ無理だ。
すぐ目前に見えたのでとても残念でしたが、潔く諦め下山安しました。
【残るは富士山と篠井山】
拙者は天の邪鬼ですので富士山には当面登る積もりはありません。
死ぬまでにこっそり一回だけ行ければいいと思っています。
篠井山もクルマで大洞橋Pまで行けば楽ちん山ですよねぇ。
でも内船駅から登山で井戸駅をゴールとする変態コースがあるのは分かっちゃいるけどどうも重い腰が上がりません。
拙宅からだと甲府あるいは富士/富士宮で前泊せなならぬし、アイツ(ヒル)が暗躍する季節は回避したいし…。
そうこう言っているうちに、あの世から招かれると拙いので、近々出動したいと思います……と言ってもう幾年月。
どなたか背中を押して頂けませんでしょうか?
お疲れさんどした<m(__)m>
隊長
【本日登った主な山】
▲富士見山(ふじみやま)1640m:初〜分県G山梨62/64 山梨百86/100 甲州百81/100 中央線見える111/133 静か山 東海周辺120 やまハイ百99/123(80.5%)
(注)「やまハイ百」は今回で進捗率80%以上となり、止む無く機械的/形式的に挑戦中リスト入り⇒狙ってません💨
【個人用過去レコリンク:身延線関連】
◆2017年03月25日(土) [日帰り]身延山:身延駅⇒七面山登山口BS
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1092716.html
◆2018年09月28日(金) [日帰り]長者ヶ岳・天子ヶ岳:グリーンパーク入口BS⇒富士宮駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1598832.html
◆2019年04月02日(火) [日帰り]駿河路:富士宮駅⇒沼津駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1778603.html
◆2020年04月03日(金) [日帰り]白鳥山:井出駅⇒富士宮駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2284786.html
◆2022年03月12日(土) [日帰り]三石山・思親山:身延駅⇒井出駅
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4075164.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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身延町役場前から富士見山を往復とは!お疲れさまでした。
昨年6月に堂平ルートで富士見山に登りました。平須ルートで無くて正解だったようです。
篠井山、車なら簡単に行けますが、確かに電車だと大変ですね。
身延線沿線の駅からレンタカー作戦なら前泊しなくてもいけるけど、単独赤線になってしまうなぁ。
井出駅からピストン?篠井山の北ルートはかなり荒れているようなので止めました。
hamburg
久しぶりの標高差がある駅(バス停)から登山!でした。
舗装路を歩きながら、松本駅⇒美ヶ原・猪苗代駅⇒磐梯山・身延駅⇒思親山などを思い出しました。
ロードの大敵は直射日光と高温湿度ですので、まだ今のうちにやっておいて「正解!」でした。
富士見山登山マップを平面的に見ただけでは「頂上へは堂平ルートより平須ルートの方が近い」ので、無邪気な方々に限って単純往復するようです。
拙者も歩く前は、分県G山梨で「技術度3(5段階)」になっているのが不思議でしたが、あの長〜〜〜いトラバース帯を体験し「なるほど…」と思った次第です。
稜線でお会いした2組は、いずれも拙者と同じく「平須↑堂平↓」計画とお聞きしました。
篠井山も計画を練って(=赤線を引っ張って)からもう数年以上が経ちます。
https://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-945760.html
お住まいの地域に拠りますが、拙者の場合、東海道新幹線利用で最寄りの内船駅に最速で8時47分着です。
今回の富士見山より「標高差は少ない…でも歩行距離は多い」計画ですが、後半は単に舗装路下りだけなので、やってやれないことはない?かもしれませ。
しかし無理は禁物…身延・富士・甲府で前泊する方が安心ですよね。
赤線途切れを覚悟すれば
 ̄路で徳間までバス移動する、あるいは復路で徳間からバスで下山する
との手もあります。
もう一丁…山旅気分を味わうために
下山後に奥山温泉で一泊し、翌日、身延線駅に向かう
との案も取り得ます。。
長い目で見れば、より南の山域(貫ヶ岳・高ドッキョウ・十枚山など)への赤線延伸にも影響するので慎重に見極まています=先送りしています(笑)
これから先はヒルの脅威もありますね
隊長
富士見山は公共交通機関では無理と思い込んでいて、昨年、車で行ってしまいました。
これを知っいたら赤線が繋ぎが視野に入ったのにと残念ですが、知っていたとしても舗装道をこんな長距離を歩くのですから、中々実行に移せなかったでしょうし、しょうがないかなと思っています。
そう思ってしまうのは、結局は諸先輩方とは赤線への執念の違い、根性や修行が足りないと反省です。
篠井山も計画を拝見してなるほどと思いましたが、これまたもっと大変そうですね。
見本を見せていただきたく、背中を押させていただきます!
(見本を見せていただいても、真似できない気が今からしている軟弱者ですが。)
過分なお言葉有難うございます。
拙者は諸事先送り体質なのですが、放置している間に何方かがなるほど!と唸るようなアクセスで登降された記録に出くわします。
そうなると、自身の住まいからの可否、また脚力からの可否などを冷静に判断し、最後は踏ん切るだけです。
今回もグダグダと悩んだ結果で、やっぱり御殿山は無理でした(笑)
分県登山ガイドを読むと「公共交通機関では無理、タクシーかマイカーで」もよく記述されてますね。
●●の常識は▲▲の非常識……との言葉がありますが、交通手段については当にその通りだと思います。
マイカー利用が当たり前の●●県民と、いつも徒歩移動の▲▲区民ではアクセスに対する感覚は月とスッポン。
駅(或いはバス停)から登山口まで4〜5km歩くだけだったら御の字……と考えるようにしています。
篠井山、背中を押して頂き有難うございます。
⇒肩叩きではなく安心しました(笑)
計画もコロナ前からあるのですが、なかなか腰が重くて……。
今後の赤線展開を考慮するとベストだとは思っているのですが
……。
⇒先日も拙者より三つ年長者が達成されました✨
隊長
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