大雪山(旭岳)
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- GPS
- 03:59
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 702m
- 下り
- 684m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 3:59
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 持って行って良かったもの:防寒着・手袋。6月末といえたまたま寒く,山上は風も強く,防寒着と手袋は必要であった。 |
感想
北海道の山は自分にとって様子がよくわからないのと,特に1人歩きはヒグマが怖いので登山ツアーに参加してみた。行ってみてわかったことは,大雪山・十勝岳の今回のコースは森の中ではなく,高い木のない活火山地形を通るコースだったこともあり,コース上でヒグマに遭う可能性はほとんどなさそう。山のガイドさんもこれらのコースでヒグマを見たことはないと言っていた。ただし,ロープウェイ駅には近くでのヒグマの目撃情報が書かれているし,ほど近い森の中にはヒグマが生活しているのは確実。
大雪山の読み方は国土地理院の地形図では「たいせつざん」,国立公園名では「だいせつざん」を採用している。ツアーを担当してくれた地元のガイドさんは「だいせつ」と言っていた。いずれ,「たいせつざん」か「だいせつざん」かは好みで使い分けるということでいいのかもしれない。
数日前に気温が上がった日もあったが,この日は気温が低く麓でもはだ寒いくらいであった。特に旭岳の8合目より上は風も強く,頂上では体感気温が数℃というところだったか。2009年7月にトムラウシで低体温症による登山の死亡事故が発生したが,夏でも寒くなることが起こりうることを体感した。
必要装備リストに防寒具や手袋が記されていたので持参したが,本当に必要になるとは想像していなかった。手袋がなくてもなんとかなるが,手袋がないと手がかじかむ。風が強くて寒いので,今回のガイドさんの方針で,ゆっくりと時間をとって昼食時間をとることはなく,短い時間の休憩を何度かとって少しずつ持参した食べ物をかじることになった。自分は羽田空港で買い込んだおにぎりを2,3回に分けて食べた。飲み物も頂上までほとんど必要なかったが,下山時にはややのどが渇いたような気になったので少し水分補給する程度であった。
旭岳の頂上付近では風も強かったが,霧の水滴で眼鏡が曇る。山では時々こういう状態になることがある。頂上付近を下山するときは足元に赤茶けた溶岩が細かくなったものに足を乗せると滑りやすいが,よく見えない。使い捨てコンタクトレンズも持参しているが,幸いそれを使うほどの緊急事態でもなく,8合目くらいまで降りると霧の中からは抜け出せた。
今回,ガイド付きツアーに参加したが,ガイドさんが教えてくれたことがいくつかあった。一つは,休憩時のザックやストックの置き方である。ザックのバックルは足で踏むと壊れやすいので,ザックの背中に当たる方を下にして置く方がよいとのことだった。確かにできるだけバックルがザックの下敷きになるように置く注意があった方がよさそう。ストックも地面に寝かせて置いておくと誰かが踏んで折れてしまう可能性があり,できるだけザックとセットで立てたりして置く習慣をつけるとよいようだ。
今回のように風が強くて寒いときは,防寒着や手袋など,ザックからすぐに出せるように準備しておくとよいというのもガイドさんによる注意点であった。防寒着などザックの底から出すとなると,他のものをいったん出す必要があり,強風で飛んでしまうとも限らない。すぐに必要になるものは,ザックの外側のポケットに準備しておくのもよいということだ。
また,風が強いときは,箱に入った弁当ではなく,おにぎりやサンドイッチのような片手でも食べられるものがおススメの昼食だという。余計なものを風で飛ばされる心配がない方がよいという考え方だ。
翌日は十勝岳登山を控えているが,ホテルまでの帰路,北海道のコンビニエンスストアチェーンであるセイコマートで飲み物やカロリーメイトなど購入した。
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