東海道（関宿〜坂下宿〜土山宿〜水口宿〜石部宿）

2024年04月27日(土) [日帰り]

• GPS: 08:31
• 距離: 48.8km
• 登り: 346m
• 下り: 325m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:07
• 休憩: 0:24
• 合計: 8:31

7:13 スタート地点
7:22 7:22 関宿
7:31 7:31 西の追分無料駐車場
7:58 7:59 筆捨山登山口
8:03 8:03 坂下簡易郵便局
8:07 8:07 鈴鹿馬子唄会館
8:15 8:17 伊勢坂下バス停
8:19 8:20 中の橋
8:24 8:24 清滝観音の滝
8:33 8:34 第二鈴鹿橋
8:37 8:37 片山神社
8:44 8:44 鏡岩
8:48 8:48 鈴鹿峠
8:52 8:52 路傍休憩所
9:08 9:08 土山宿 馬子唄公園
9:44 9:47 あいの土山 道の駅
10:02 10:03 土山宿
10:11 10:11 御代参街道追分
10:16 10:17 白川橋
12:19 12:21 水口宿本陣跡
12:29 12:30 三筋口
13:21 13:21 横田橋
13:36 13:39 大沙川隧道
13:50 13:58 夏見会館
14:00 14:00 由良谷川隧道
14:03 14:03 はり休憩所
14:37 14:37 石部宿 田楽茶屋
14:48 14:48 石部宿
15:14 15:14 法界寺 地蔵院
15:44 ゴール地点

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

電車

コース状況／危険箇所等

鈴鹿峠の一部のみ未舗装、それ以外は舗装道路。
どちらも特に危険な箇所は無し。

その他周辺情報

鈴鹿さつき温泉
https://ja-suzuka.or.jp/spa/

写真

4/27 7:14

前回のゴール、JR関駅からスタート。

4/27 7:20

ササッと関宿まで戻り、東海道に合流。
少し小雨がぱらつくもレインウェアを着るほどではないかな。

4/27 7:37

転び石。
『東海道名所図会』にも描かれている石で、付近の山から転がり落ちて以来、夜な夜な山に戻りたいとうなり声を出していたとか。

4/27 7:47

鈴鹿峠に向けて登り坂が続く。
これまでと同様に、今回のルートも国道1号と並走したり分かれたり合流したりを繰り返します。

4/27 7:52

坂下一ノ瀬一里塚。
江戸から107番目。

4/27 8:17

鈴鹿峠直前に坂下宿。
48番目の宿場。
難所鈴鹿峠を控えた（京からなら踏破直後）宿場町として賑わい、最盛期には本陣3、脇本陣1を含め旅籠51軒と、東海道有数の盛況な宿だったそう。

4/27 8:17

松屋本陣跡。

4/27 8:19

その松屋本陣の門だったというのが近くのお寺に現存してます。

4/27 8:30

元坂下一里塚の推定地。
特に標識等は無いけど、この辺りにあったらしい。
江戸から108里目。
ここで国道1号を離れて右側の道から鈴鹿峠へ。

4/27 8:34

舗装道路はされてるけど荒れ気味な道。

4/27 8:38

片山神社。
すぐ脇に「鈴鹿流薙刀術発祥の地」と書かれた石碑あり。

4/27 8:39

この辺りは石畳っぽくなってた。

4/27 8:40

国道1号の高架下を進む東海道。
その先には階段と、面白いギミック（？）になってる。

4/27 8:42

ここから鈴鹿峠まで少しだけ山道になってました。

4/27 8:44

山道はこんな感じ。
特に問題なく進める。

4/27 8:47

鈴鹿峠に到着。
標高378m。かつての難所も現在ならあっさり踏破。

4/27 8:48

鈴鹿峠はかつての伊勢国と近江国の国境。
現在は三重県と滋賀県の県境になっています。
すなわちここから滋賀県に突入。

4/27 8:52

万人講常夜燈。
重さ38トン、高さ5m44cmの自然石による巨大な常夜燈で、道中安全を祈願して江戸時代に建立されたもの。

4/27 8:54

標識上でも滋賀県に突入。

4/27 9:03

国道1号も起点の東京日本橋から435km地点。
あと大津まで50kmに。

4/27 9:13

新名神の高架をくぐる。
ちなみにここが新名神の滋賀県における最初の起工地点だとか。

4/27 9:16

すぐ近くに山中一里塚。
公園になってます。
江戸から109里目。

4/27 9:36

田村川橋。
歌川広重の「東海道五十三次」の「土山 春の雨」はこの田村川橋を渡っている風景であるそう。

4/27 9:46

道の駅「あいの土山」で小休止。

4/27 9:53

土山宿に到着。
49番目の宿場。

4/27 9:55

土山一里塚。
江戸から110里目。

4/27 10:00

旅籠「平野屋」跡。
明治の文豪、森鴎外が宿泊したとか。

4/27 10:03

土山家本陣跡。
明治元年の明治天皇御幸の際には、この本陣で16歳の誕生日を迎え、近代日本史上初の天長節が祝われたそう。

4/27 10:33

市場一里塚。
江戸から111里目。

4/27 10:36

昔はこの辺りは松並木が続いていたとか。

4/27 11:05

今郷一里塚。
江戸から112里目。

4/27 12:16

水口宿の江戸見附に到着。
見附は宿場の端に設置されていてここは江戸側の見附となるので、すなわちここから水口宿ということに。

4/27 12:19

本陣跡。

4/27 12:22

宿場町の道が三筋に分かれるというのは珍しいそう。
確かにこんな宿場は今まだ見なかったような。

4/27 12:40

林口一里塚。
江戸から113里目。

4/27 12:42

水口宿の西の見附跡。
こちらは京側側。ちなみに流れてる川は「見附橋」と呼ばれているとか。

4/27 13:05

泉一里塚。
江戸から114里目。
モニュメントとして塚が復元されてます。

4/27 13:11

次の石部宿との間に野洲川が流れており、江戸時代は防衛上の理由で架橋が許されず、明治に入って橋が架けられるまで、ここから対岸に「渡し」で川を越えていました。
その橋も現在は上流部の国道1号の方に移されてます。

4/27 13:10

近くには巨大な常夜灯が。
「渡し」の往来は夜も通行が絶えなかった事から、対岸の渡し場の目印として文政5年（1822年）に建設されたもの。
東海道でも随一の規模だそう。

4/27 13:20

現在は橋を使って簡単に渡河。

4/27 13:36

大沙川隧道。
大沙川は東海道の「上」を流れる天井川。
このトンネルは、明治17年に滋賀県最初の道路トンネルとして築造されたそう。

4/27 13:50

夏見一里塚。
江戸から115里目。

4/27 14:30

今回の最後の宿場、石部宿に到着。
51番目の宿場。
ここは小島本陣跡。

4/27 14:41

石部一里塚。
江戸から116里目。
当初の予定では、このあとJR石部駅まで進んでゴールにしようと思っていたけど、時間と体力にもう少し余裕があったので、さらい進んでみることに。

4/27 15:19

さらに進んで六地蔵一里塚。
江戸から117里目。

4/27 15:43

あと5kmぐらいで草津宿という所まで来たけど、足の披露がキツかったので、今回はJR手原駅でゴール。
「東経136度の子午線が通る駅」モニュメントが。

撮影機器：

iPhone 15 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

感想

ナスホルン

GW最初の日、東海道の関宿〜石部宿を走ってきました。
朝から小雨がぱらついており、天候的にはイマイチだったけど、逆に日差しが無いので全般的に涼しい中を走れたのは助かったかもしれない。
それでも標高357mの鈴鹿峠越え、さらに距離が50km近くになる等、体力的にはかなりハードな内容だった。

当初ゴール予定の石部宿（約42km地点）ではまだ余裕があり、12km先の草津宿まで行けるかな？
とさらに追加で進んでみたら、1km程進んだ所で足がいきなりキツくなり、ほぼ歩きとなって結局草津宿より5km手前のJR手原駅でゴールとすることに。

それでも総距離は48.8km近くとこれまでの東海道歩きでは最長距離を進むことが出来、おかげでゴールの京都三条大橋までの残り距離が約30kmという地点まで来れた。
おそらく次でゴール出来るかな。