残雪期槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~大キレット鞍部下山
- GPS
- 19:17
- 距離
- 40.0km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,208m
コースタイム
- 山行
- 8:53
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:15
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 10:18
天候 | 1日目曇り後ガス 2日目晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
横尾までは全く雪がない。 槍沢手前から本格的な雪上ハイクとなるが10時ごろとなると気温上昇によりゆるゆるとなる。 1日目槍沢から肩の小屋までの雪はあまり良くなく足を取られた。 大槍の雪は凍ってたが、少ない為ほとんどアイゼンは邪魔になった。上りと下りに分かれる梯子の辺りと、上りの小槍がよく見える岩を跨ぐとこ辺りは必要。 2日目朝イチはよく締まってて気持ちよかった。 大キレットは鞍部までしか行ってないが、こちらもほとんど夏道が出ているのでアイゼンは不要となる。と言うか外した |
写真
感想
雪の槍ヶ岳に行きたい。
昨年の秋に一応は達成しているが申し訳程度の雪しかなく、雪山とは呼べない。なので今年の残雪期は槍ヶ岳に行くことにした。
3月4月は全然身体を動かせてなかったので体力が酷く落ちておりバテバテであった。
槍沢から槍ヶ岳山荘までの登りは本当にしんどかった雪もゆるんゆるんで足を取られるので思うように進まない。
しかし真っ直ぐ前に向かえるのは積雪期ならではで楽しかった。
槍の穂先は先ほどまでのゆるゆるの雪とは違い凍っていた。全体的に雪は少な目なのでルートを工夫すれば無くてもいけるのかもしれないがあった方が絶対にいい。
真夜中目が覚めたので外に出ることに。
ほぼ無風で月夜に照らされる北アルプスの峰々が。
思わず息を呑んだ。
今日来てよかったと心から思った。
翌日朝ごはんまで時間があったのでもう一度大槍に登頂した。山頂に着く頃ちょうど日の出を迎えた。
今日はすぐに下山するつもりだったが朝日に照らされる大喰岳を見て寄り道したくなった。
大喰岳と中岳と南岳は正直に言うと自分の中で印象が薄かった。いつもただの通過点でしかなかった。
朝食を終え宿にお礼を言い南尾根方面(南鎌尾根とは言わないのは何でだろう?)に出発。下から見上げた雪の大喰岳はすごい迫力で寄り道は正解と思った。
続く中岳は夏道は出ていたもののあえて使わず雪の北斜面を登ろうとしたが途中で敗退した。理由は雪が緩んできたのとビビったからだ。
大人しく夏道を通り登頂。
南岳は雪上ハイクしてたら簡単に着いた。
下りは夏はザレザレで神経を使うがこの時期なら全く気にすることなく真っ直ぐ降りれた。
下山地点を探していたがずっと間延びとなっていたせっかくなので大キレットの鞍部まで行き下山しようと思い進む。
大キレットもほとんど夏道が出ており大したことはない。
鞍部まで着いたので下っていった。
横尾左俣を真っ直ぐ降りていると、後ろから颯爽とスキーヤーが滑っていった。
高低差がめちゃめちゃあるロングコースでとても気持ちよさそう自分もやってみたい!
本谷橋で涸沢行きの道と合流しそのまま上高地へ。
久しぶりに身体を動かしたので全体的にバテバテだったけどめちゃくちゃ楽しかった。
やっぱ登山って雪っていいなぁー
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する