甲武信ヶ岳

2024年04月27日(土) ~ 2024年04月28日(日)

• GPS: 18:56
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,060m
• 下り: 1,954m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:06
• 休憩: 0:24
• 合計: 7:30

9:08 西沢渓谷入口バス停
9:27 9:27 ねとりインフォメーション
9:32 9:32 近丸新道登山口
9:37 9:47 徳ちゃん新道登山口
12:47 12:51 徳ちゃん新道分岐
15:48 15:50 戸渡尾根分岐
16:01 16:09 木賊山
16:37 甲武信小屋

2日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:13

16:37 甲武信小屋
6:36 6:49 甲武信ヶ岳
7:50 7:56 甲武信小屋
8:25 8:27 木賊山
8:36 8:37 戸渡尾根分岐
8:44 8:44 木賊山まき道分岐
9:57 10:09 破風山避難小屋
11:13 11:20 破風山
11:55 12:16 東破風山
13:30 13:37 雁坂嶺
14:21 14:29 雁坂峠
15:27 15:27 井戸ノ沢出合
16:19 16:19 沓切沢出合
16:50 16:57 沓切沢橋
17:31 雁坂トンネル有料道路料金所駐車場

天候

初日は曇り　気温は登山口8度、湿度は高め
2日目は快晴　気温は20度近くまで上がる、からりと晴れたが直射日光がキツかった

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

塩山駅からジャンボタクシーで西沢渓谷駐車場まで。

コース状況／危険箇所等

木賊山手前から積雪あり。軽アイゼン使わずに歩いたのでつらかったけれど雪道を踏む練習になりました。
甲武信小屋から山頂までは積雪なし。

下山路の沢沿いのコースは、時折崩落しかけている箇所がありましたが、ロープなど整備されていたので怖くなかった。

その他周辺情報

登山口付近はミツバツツジ、ヤマブキなど、標高が上がり苔が出現するあたりからバイカオウレンが咲いていました。シャクナゲの蕾も堅く小さい。
下山路の沢沿いはハナネコノメソウ、ハシリドコロ、スミレなど咲いていました。

芽吹いたばかりの新緑が美しい。

写真

4/27 9:22

登山口近くに咲いていたヤマブキ

4/27 9:38

西沢渓谷駐車場より徳ちゃん新道を進みます

4/27 9:24

ミツバツツジもこれから、かな？

4/27 12:50

近丸新道との合流地点

4/27 14:06

バイカオウレンがいっぱい！励まされます

4/27 15:18

富士山は裾野だけだけれど、見事な眺望に疲れも忘れます

4/27 15:47

戸渡尾根の分岐。本日は左に、明日は右に

4/27 15:49

両側がシャクナゲでいっぱい！

4/27 16:01

やっと、やっと木賊山に着きました

4/27 16:17

甲武信ヶ岳ドーン！この景色が見たかった！

4/27 16:42

憧れの甲武信小屋

4/27 19:19

周辺にある木で建てたと言われる山小屋

4/28 4:54

日の出は部屋の窓から

4/28 6:32

八ヶ岳！いつもと反対側から見ているので並ぶ順番も逆に。

4/28 6:36

甲武信ヶ岳登頂　2,475m

4/28 6:36

北アルプスの山々が！

4/28 8:40

木々の間から遠くの山並みが見える

4/28 9:17

木賊山から歩いてきた稜線を振り返る

4/28 9:18

晴天は嬉しいが、遮るものがなく直射日光がキツい

4/28 9:39

眼下には広瀬湖、富士山までの重なる山並みが息を呑む美しさ

4/28 9:56

破風山避難小屋からピークを臨む

4/28 10:50

シャクナゲとコメツガの道を進む

4/28 11:13

急登を登り切って破風山登頂、2,318m

4/28 12:12

東破風山までの岩イワが大変でした

4/28 13:32

笹原は歩きやすいけれど直射日光が暑くてバテました

4/28 14:13

雁坂峠が日本の三大峠のうちのひとつと知ってびっくり！

4/28 14:13

雁坂峠からの美しい山並み

4/28 15:29

沢沿いのコースにハシリドコロがたくさん咲いていました

4/28 15:52

芽吹いたばかりの柔らかな緑が美しい

4/28 16:06

スミレさんもたくさん咲いていました。これはタチツボスミレかしら

4/28 16:31

ハナネコノメソウがいっぱい！

感想

koala

ずっと「こうぶしんがたけ」だと思っていた無知なワタシが、ついに登頂できました。
憧れの甲武信ヶ岳。
西沢渓谷から登り甲武信小屋に泊り、翌朝登頂、破風山、雁坂嶺を歩いて雁坂峠から降りてくる周回コースです。

甲武信ヶ岳といえば「キツくて長い急登」と聞いていましたが、ゆっくり登れば大丈夫。登山道の両側が石楠花でいっぱい！まだ小さな蕾だったけれど、あれが咲く頃にまた行ってみたいなぁ！

樹林帯が長く、甲武信ヶ岳が姿を表した瞬間には胸が震えるほど感動しました。あまりの興奮で足元の雪でスッテンコロリンしたのはご愛嬌😅

山頂からは富士山が神秘的な美しさを、そして南アルプス、中央アルプス、御嶽、北アルプス、ぐるりと見ることができて幸せでした。

破風山までの岩ゴロで難儀したり、思いのほか気温が高くなり雁坂嶺あたりの稜線では直射日光が暑くてヘロヘロでしたが、雁坂峠では昔の人々が歩いた当時に想いを馳せたり、沢に沿っての下山路は芽吹いたばかりの緑やハシリドコロ、ハナネコノメソウに励まされ、気持ちよくロングコースを降りることができました。

秩父の山は初めてでしたので、これからも少しずつ歩けたら嬉しいです。