ゴールデンウイークの至仏山・辛抱我慢の下山路
- GPS
- 05:27
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 812m
- 下り
- 787m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山路は辛抱我慢の修行道 山ノ鼻から鳩待峠はアップダウンは少ないですが 木道以外のところを歩いてしまうと踏み抜きあり 足の付け根まで埋まり 下は水が流れてました アイゼン 軽アイゼン チェンスパ つぼ足 スキー さまざまなかたがおられました 登りは軽アイゼンで十分 終始装着でした 下りはつけたり外したり 最終的にはつぼ足で下山 |
その他周辺情報 | 尾瀬ぷらり館 大人600円 橋を渡ったところにあり大変便利でした |
写真
感想
ゴールデンウイーク限定の一時開山、聞けばバックカントリースキーの聖地とのこと。自分のスキーの技術が上がればいつかスキーで訪れてみたい、滑っている人を見てみたいと思い、下見のつもりで初めての尾瀬へ。
ひとことで今回の山行を言い表すならば
「行きはよいよい帰りは怖い」
ビストロきっちょむさんのレポートを見て、当初山ノ鼻から登るルートを考えていましたが、逆まわりはこの時期だけしか選択できず、かつ下りの景色が最高というみなさんのレコを見て逆回りを選択。
登りは快適な青空のもと、浅間山の登りみたいだなあと思いながら順調に山頂に到着。
下山道、雄大な燧ヶ岳を眺めて次はあそこへ、などと余裕をかましていられたのは30分程度。
ぐずぐずの雪、なかなかの斜度、どう歩いても歩きにくい!シリセードで降りていくかたもおられましたが、転んでいちど思わぬシリセードになってしまった私は、とめどなく転がっていきそうでとても再挑戦する勇気なし。
アイゼンをつけても途中にでてくる木道や石の道では外さざるをえず。
結局つけててもつけてなくてもこの雪では踏ん張れないのは同じなので、つぼ足とストックで下山しました。下山に登りの1.5倍も時間がかかるなんて・・・トホホ。
しかしこんな道でもカモシカのように駆け降りていくかたもおられ驚嘆いたしました。自分のたどりつける境地ではなさそうなので、怪我なく自力で下山できたことでよしとしたいと思います。
この修行のような山ノ鼻ー至仏山ルートを登って来られるかたがたの疲労感たるや・・・・。ツアーらしき方々もおられましたが、これで山を嫌いになられませんように。周回の緩やかな下山路で癒されたことを祈るばかりです。
アイゼンつけたり外したり、うんざりだよーと思いつつ、人間の都合の良いようにいかないのが自然、これが自然の中で「遊ばせてもらう」ということだな、としみじみと実感。文字通り雪にまみれて、山が、自然が改めて大好きだ!と感じたゴールデンウイークの束の間の休日でした。
結局スキーで登っておられたかたは1人だけ、滑走されてる姿は1人もお見かけしませんでした。雪が少ないせいでしょうか。来年の雪はどうなるのかなあ・・・。
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