Mt. FUJI 100 2024
- GPS
- 40:47
- 距離
- 181km
- 登り
- 7,492m
- 下り
- 7,337m
コースタイム
- 山行
- 23:02
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 23:29
- 山行
- 15:09
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 16:54
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場予約、会場と駐車場との移動チケット手配の準備が必要です |
コース状況/ 危険箇所等 |
要所、要所にスタッフが配置されているため、基本地図がなくとも進むことができます 痩せ尾根、岩場数か所ありますが 事前のブリーフィングを確認しておけば覚悟、準備可能です それより睡眠コントロールが重要だと感じました スタートは0時スタート、45時間制限なので初日は5時間程度の夜間走行、2日目が通しの夜間走行ですが、 スタート前はほとんど眠れていないので、スタート前日朝から寝ていないことになります。 時間にしてゴールまで約60時間ぐっすり眠れない状態です バス移動の際、スタート前になんとか目をつぶって休むようにしたり 走行中の30分程度の仮眠でなんとか乗り越えた感がありますので、時間配分に計算入れとかないと大変なことになります 胃腸の方は、もともと丈夫なようで問題ありませんでした |
その他周辺情報 | 温泉数か所あります 今回、0時スタートということもあり ゴール到達のボリュームゾーンが日中で レース後の温泉立ち寄りが容易です |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
タイツ
靴下
フリース防寒着
レインウエア(上下)
帽子
シューズ
ザック
テーピングテープ
簡易トイレ
補給食
地図
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
保険証
スマホ
ランニングウォッチ
|
---|
感想
昨年に引き続き100マイルフジへの挑戦
41時間17分で完走できました
昨年忍野エイドにてリタイヤしたこともあり
感動のゴールです
昨年の反省を踏まえ
靴は同じものを2足そろえ
ちゃんとそれぞれ事前に50キロぐらい使用し足になじませての挑戦
今回の挑戦では体調も万全に
特に荷物も含め軽量化で臨んだことが功を奏した結果となりました
体重は特に
昨年から2月までの病気のこともあって
昨年は大会時70キロを超える体重がありましたが
今回は、直前エネルギーを体内に蓄える目的で
多めの食事量にしたにも関わらず62キロ
ほぼ10キロ減
荷物も、ライトウエイトのレインウェアを購入
補給食はいつも重くなりがちなジェルではなく
乾燥系のカロリーメイトやビスコを選択
余剰にならないように水分補給も早め早めの補給で
荷物の重さを少しでも抑える
トータル体重も含めれば昨年より12〜13キロも軽量化しているかと思います
事前の準備は万全に望み
前回より早いペースで進むことができました
中間、ドロップバックを受け取る富士北麓エイドで
関門2時間も早く通過、後半余裕をもって進むことができました
そうはいうものの
100マイルレース
すべてがやはり順調には進みません
特に忍野エイドを出てから杓子山までがつらかった
深夜0時スタートから24時間経過していることもあり
疲労と睡魔、しかもKAI70キロのランナーが富士北麓からスタートしたランナーが猛スピードで抜き去ってくる状況のメンタルがやられる状況
路上で30分くらいの仮眠を2〜3回ほど繰り返し
関門に間に合わなくなるではあきらめず遅くても進むと心に決め何とか乗り越えました
事前情報や、過去のKAIを含めた経験から
山中湖から明神山への登りや二重曲がりエイドから杓子山までの登りは
覚悟していた分、比較的楽に感じ
油断していた
忍野エイドから山中湖エイドに向かう平尾山への登りや
切通峠から石割山への永遠とも思える登り、
が特につらかった。
そして、最後のラスボス、霜山
下山は杓子山を思えば楽と気休めの思い込みがあだとなりました
朦朧としながら、なぜが自分が所有している山の道を切り開いてるというわけのわからないことが頭にこびりついて、夢の中で山登りをしている不思議な感覚でした
結果、前半の天子からの先熊森山山頂も含め
油断していたところがきつく
覚悟していたところは思いのほかスムーズに進むことができたといった印象です
何せ登りはすべてきつく、あきらめず黙々と、遅くともスローペースでも進み続けることが大切だと思いました
つらい部分は
流石に100マイルともなれば必ず現れます
路上仮眠は、過去の経験から
足取りがもうろうとしてきたら30分ほどどこであろうがごろ寝で休むことを心に決めていたのでうまく対処できたほうかと思ってます
時間制限は
比較的早いペースで進んでいましたが
杓子山を越えるまでは
胃腸の調子、装備の不調、体調不良など何があるかわからず
全く安心できる状況ではありませんでした
杓子を超えてようやく
どんなにゆっくりでも、体調が悪くなっても何とかたどりつけるという思いで進むことができました。
苦しい場面が記憶に多いものの
富士山を望む景色は逆に壮大で苦しみから解放される感動的なものでした
特に、昨年とスタート時刻が12時間ずれていることもあり
昼夜が逆となり昨年とその前のKAIの夜間区間が日中となり
そういった意味ではコースを存分に満喫した感はあります
特に昨年はなかったルートである
竜ヶ岳から下りの際の富士山とその山麓、太平洋を望む景色が雄大で感動的でした
天候は青空で臨むことはありませんでしたが、
完走するには暑すぎず、寒すぎず、雨が激しく降ることもなく
路面も硬すぎず、ぬかるみ過ぎず
絶妙に良いコンデションであったかと思います
制限時間は事前設定に間に合わせた状態でしたが
渋滞が発生するポイントで
関門時間、制限時間が柔軟に変更されており
後から思えば環境は完走に味方してくれた感じです
最後、
完走を支えてくれた皆様に感謝です
途中で何度も無理かなと思いつつも
沿道の完成、ボランティアの方の声援に後押しされました
いつかは、ボランティアでランナーを応援するのもいいなあと思ったり、
何はともあれ
ついに、100マイラーの仲間入りでき
マラソンを始めて10数年がたち、途中新型コロナの期間を経て
ようやく一つの大きな目標である
100マイル完走に到達して感無量です
次の、目標はまだ決めておりませんが、
まだまだ、挑戦は続けていきたいと思います
巡礼、街道旅も続けながら
長距離トレイルランニングこの先も頑張りたいと思います
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する