丁須の頭・御岳(裏妙義)
- GPS
- 06:56
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 859m
- 下り
- 840m
コースタイム
天候 | 晴れ 気温12℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2006年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト有り |
その他周辺情報 | 立ち寄り温泉:霧積み温泉手前の峠の湯 峠の湯に行く途中に猿が道路脇にいるのを見ました |
写真
感想
昨年の秋に妙義山(表・白雲山)を登り、西上州の山に興味が沸いてきた時、ハンマーの様な形の丁須ノ頭を写真で見て、こんな山があるのかと思い行きたくなりました。
かつては裏妙義は中木川左岸の部分であったことからか中木山と言う別名で呼ばれていたらしいです。
横川駅西側で川を渡ったところに7〜8台とめられる駐車場があり(トイレ有り)、鍵沢コースと御岳コース(どちらも赤破線ルート)に分かれていましたが、御岳コースを選びました。
あさおの吊橋を渡り最初の入り口は草の刈り払いがややできていなかったので、先が思いやられましたが、その先は道は明瞭になりました。
でも、すぐに岩を鎖で登る場所に遭遇、岩には水が流れていて、ここで滑って落ちたら重傷かなと考え、引き返すことも頭をよぎり躊躇しましたが、勇気を出して取り付き通過しました。
昨年の妙義山の時も最初に出てきた下りの鎖場でも同じような思いをしました。この時は単独の女性が先にすいすいと行ってしまったので、この女性が良いお手本になり自分にも行けると思い進みました。
道が直角に南下する鼻曲りのザンゲ岩(標高約640メートル)から北側の展望を楽しみ産泰山を過ぎるとルンゼの源頭を左へトラバースし、岩場の痩せた尾根を進み5メートル2本の鎖場を通り御岳山頂(標高963メートル)へ辿り着きました。
その後も7メートルの鎖場、ナイフリッジを通過して籠沢のコルで籠沢コースと合流し、すぐに鍵沢のコルで鍵沢コース分岐に出ると丁須ノ頭の基部へ出ました。
ここにも鎖があり、もう一丁鎖を登ると、ハンマーの直下へ行けました。
丁須の頭(標高1057メートル)に登頂するには鎖は付いているのですが、オーバーハング気味で、たとえ上がったとしても降りる方がもっと怖いだろうし、単独行だし、もし落ちたら重症どころか命も落とすと思い、とても登る気になれず、基部で昼食を食べ下山することにしました。
それでも、次にもう一度来た時は丁須の頭へ登ってやろうと思いました。
北に鍵沢コースという赤破線ルートがありますが、今回は三方境まで行って入牧橋に出るコースで下山することにしました。
三方境方面には赤岩と烏帽子岩とこれまた面白い岩峰があって、赤岩の基部には急な岩斜面に鉄板で道が補強されたトラバース道が見えこんなところに道があるのかとちょっと恐怖心が湧きました。
丁須の頭の西側のチムニー内の約20mの鎖を下り、例の鉄板で道が補強された赤岩基部を鎖でトラバースしましたが、思ったほど怖くはありませんでした。
烏帽子岩も南側を鎖でトラバースして風穴尾根の頭の先からは、烏帽子岩、赤岩が格好良く見え、遠くには丁須の頭も見えました。
この付近から国民宿舎裏妙義からの籠沢コースの下部にでる風穴尾根が地図には小道とされ記載がありますが、ルート不明で困難となっているのでいずれ廃道になってしまうのでしょうか。
風穴尾根の下には風穴があるようで、表妙義の金洞山の西にある星穴岳と言いメルヘンチックで面白そうな所ですが、星穴岳に通じる星穴新道も昭和40年代に女子高校生が遭難してから崩壊が進み危険なので廃道となり登山禁止になっているようです。
すぐに三方境に着き、ここから国道18号線の入牧橋に下りました。
沢筋が荒れていると地図には記載がありましたが、特にひどくなく、急なジグザグ道を下り、十三曲りを通過し、入牧橋に出ました。
ここから国道18号沿いの道を横川方面へ歩き、駐車場に着きました。
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