雨飾山（雨飾高原キャンプ場より）

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 10.0km
• 登り: 1,018m
• 下り: 1,019m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:36
• 休憩: 1:33
• 合計: 7:09

距離 10.0km 登り 1,022m 下り 1,033m

5:51 雨飾山登山口
6:39 ブナ平
7:14 荒菅沢
8:03 8:10 標高1,780M付近（休憩）
8:25 8:28 笹平
8:58 10:10 雨飾山
10:45 笹平
11:33 11:44 荒菅沢
12:12 ブナ平
13:00 雨飾山登山口

天候

☀快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎自宅〈上田〉出発 AM3:20、 雨飾高原キャンプ場到着 AM5:35（オリンピック道路経由）
※小谷温泉〜雨飾高原キャンプ場間は、夜7時〜翌朝7時まで通行止（今回は、通行出来ました）
◎雨飾高原キャンプ場の駐車場利用（無料）

コース状況／危険箇所等

【登山口〜ブナ平】
　駐車場から少し下ったあと、木道もある大海川沿いの平坦な道を歩く。大海川から離れて尾根に取りつくとブナ平手前まで急登が続く。
【ブナ平〜荒菅沢】
　ブナ平から少し登ったあと、わずかに下ると短い雪渓に出る。雪は締まっていて問題なく渡れる。ここから尾根を乗り越える感じで登り返す。道が平坦になり少し進むと荒菅沢から稜線まで見渡せるポイントに出る。ここまでの間、泥濘んだ箇所も多い。5分ほど下ると荒菅沢。
　荒菅沢の雪渓も締まっていて歩きやすく、アイゼンは不要。雪渓は2つに分かれていて、手前の雪渓の終わりが凍っていてやや滑りやすそうなので要注意。
【荒菅沢〜笹平】
　荒菅沢を離れると、始めから急登が続く。樹林帯が終わり見通しが良くなるとガレ場となり、更に登山道の傾斜が増す。ハシゴもかけられており注意が必要。9／11の標識まで登ると笹平までは一息。
【笹平〜雨飾山】
正面に雨飾山を見ながら進む。梶山への分岐までいったん下り、少し登り返すほかは、草原の中、起伏の小さな道がしばらく続く。
荒菅沢を見下ろせるところまで来ると最後の急登となり、山頂まではもうひとがんばり。

その他周辺情報

下山後に立ち寄りました。
◎「鎌池」雨飾高原キャンプ場から車で５分。池１周早足で30分程度。
◎「雨飾高原露天風呂」村営雨飾荘のすぐ下。利用料は寸志。洗い場なし。

写真

7/11 5:51

雨飾高原キャンプ場の登山口。はじめは少し下ります。

7/11 5:56

タニウツギがたくさん咲いていました。中でも大海川沿いの花が一番きれいでした。

7/11 5:59

大海川沿いの木道。まず1/11の標識を通過。

7/11 6:05

ここで平坦な道が終わり、尾根の急登に取り付きます。

7/11 6:09

ヤマツツジがいくらか咲き残っていました。

7/11 6:26

ギンリョウソウ。ブナ平の辺りまで、ところどころで見られました。

7/11 6:14

ブナの森を登ります。

7/11 6:32

大きな木に、小さな木が巻きついていました。

7/11 6:38

ブナ平。山頂まで120分。

7/11 6:44

ブナ平の先ではマイズルソウが多く見られました。

7/11 6:54

最初の雪渓。問題なく通過。

7/11 6:59

最初の雪渓から少し登ると、平坦な道になりますが、この辺りが一番泥濘んでいました。

7/11 7:01

荒菅沢が見えてきました。

7/11 7:01

稜線も見え、テンションが上がってきました。

7/11 7:03

荒菅沢までいったん下りますが、この道沿にもいろいろな花が咲いていました。まずオオバミゾホウズキです。

7/11 7:04

サンカヨウ。

7/11 7:04

ニリンソウ。

7/11 7:11

荒菅沢を渡ります。

7/11 7:12

雪渓から稜線を見上げます。素晴らしい青空に期待が高まります。

7/11 7:13

今度は、下を見下ろします。

7/11 7:16

荒菅沢を渡り終えると、いきなりハシゴとロープ。この先急登が続きます。

7/11 7:21

この辺りは、イワカガミが多かったです。

7/11 7:41

クモマニガナ。樹林帯の終わる頃から見られました。

7/11 7:50

樹林帯を抜けるとこの眺め。

7/11 7:50

これから右側の尾根を登ります。

7/11 7:51

下には荒菅沢の雪渓が見えます。

7/11 7:55

グンナイフウロ。花も増えてきました。

7/11 7:56

オニアザミ。

7/11 7:57

オオバギボウシ

7/11 7:59

コキンレイカ

7/11 8:04

更に登ると、登山口の方も見えてきました。

7/11 8:04

登山口をズーム。
この写真を撮った所でひと休みしました。

7/11 8:05

ひと休みの場所から登山道を見上げました。ここからガレ場の急登が始まります。

7/11 8:10

イブキジャコウソウは、岩にへばりつくように咲いていました。

7/11 10:58

タカネナデシコ。

7/11 8:12

ハシゴが連続します。ハシゴを乗り移る時は慎重に！

7/11 8:19

9/11まで登ると、ようやく雨飾山山頂が姿を見せてくれました。

7/11 8:18

9/11の標識。ここを登りきれば笹平。

7/11 8:26

笹平に到着。草原の先に立つ雨飾山の眺めは、まさに天上の楽園といった感じです。

7/11 8:26

笹平の道標。

7/11 8:32

ヨツバシオガマと雨飾山。

7/11 8:39

10/11。
雨飾山の頭だけ見えてます。

7/11 8:40

雨飾山がどんどん近づきます。

7/11 8:43

マルバダケブキが目立つようになってきました。

7/11 8:43

こちらのマルバダケブキの方が花びらが元気です。

7/11 8:45

荒菅沢を見下ろせる場所まできました。

7/11 8:46

雪渓の上にいる人が見えます。

7/11 8:49

山頂直下、最後の急登でもたくさんの花が見られました。イワオウギ。

7/11 8:57

テガタチドリ。

7/11 9:04

雨飾山山頂にて。360度の展望が待っていました。(南峰三角点にて)

7/11 9:10

目の前に北アルプスがドーンと姿を見せてくれました。

7/11 9:06

後立山連峰と白馬連峰。

7/11 9:07

遠く槍穂高連峰も見えました。

7/11 10:04

南峰の先には左から飯縄山、高妻山、戸隠山が見えました。

7/11 9:13

南峰より北峰と糸魚川の街を眺めました。海まで見えています。

7/11 9:27

今度は、北峰の石仏より南峰を眺めました。

7/11 9:23

山頂周辺にもたくさんの花。イワシモツケです。

7/11 9:23

ミヤマコウリンカ。

7/11 10:12

ウツボグサ。

7/11 10:13

下山開始。来た道を戻ります。

7/11 10:17

ミヤマシシウド。遠く焼山と火打山が見えています。

7/11 10:20

ミネウスユキソウ。

7/11 10:21

頂上から少し下ったところで咲いていました。

7/11 10:31

ミヤマキンポウゲ。

7/11 10:33

ハクサンタイゲキ。

7/11 10:34

ハクサンフウロ。

7/11 10:39

梶山への分岐。

7/11 10:50

笹平を過ぎ、これから下る道を見下ろします。
金山、天狗原山の後ろに焼山と火打山の頭だけ見えてます。

7/11 11:36

荒菅沢まで戻ってきました。雪渓を渡る風が気持ち良かったです。

7/11 11:43

シラネアオイ。上では全然咲いていませんでしたが、雪渓の横でいくつも咲いていました。

7/11 11:52

荒菅沢から登り返し、下ってきた尾根と荒菅沢を振り返って見ました。

7/11 11:52

尾根の上に、大勢の人が見えます。

7/11 12:02

気持ちの良いブナの森の中を下りました。

7/11 12:41

大海川の河原に下りてみました。川の水で顔を洗ったら冷たくてすごく気持ち良かったです。

7/11 12:44

前方に雨飾高原キャンプ場の管理棟が見えてきました。

7/11 12:46

ゴールに向けて、大海川沿いにのんびり歩きます。緑が気持ちいいです。

7/11 12:48

ミズバショウの花は終わり。

7/11 12:49

登山道脇の小川にイワナがいました。

7/11 12:57

登山口が見えました。

7/11 12:57

雨飾山登山道案内図。

7/11 12:59

駐車場に戻ってきました。お疲れさまでした。

7/11 13:30

鎌池に立ち寄り。池を一周しました。

7/11 13:40

雨飾山と鎌池が一緒に見られるポイントが1箇所だけありました。

7/11 13:53

鎌池から戻って、雨飾高原キャンプ入口手前から雨飾山がきれいに見えました。

7/11 14:23

小谷村営雨飾荘。こちらの駐車場に車を停めさせていただき、すぐ下の露天風呂に入りました。

7/11 14:02

露天風呂。こちらは男湯。気持ち良かったです

撮影機器：

Canon PowerShot SX700 HS Canon

感想

🍣oshuchan

　昨年火打山と妙高山に登ったので、今年は雨飾山にも登ろうと思い機会をねらっていました。梅雨に入り雨の日が続いていましたが、久々にいい天気の週末になったので、チャンス到来とばかりに雨飾山を目指して出かけてきました。
　雨飾山は標高2,000M足らずの山ですが、ブナの森に雪渓や岩場、花がいっぱいの草原、そして何と言っても360度のパノラマと魅力たっぷりの山でした。そして、この上ない晴天に恵まれた今回、山頂から北アルプスの山々や日本海を眺めながら、とっても素敵な時間を過ごすことができました。また季節を変えたりして来てみたいと思いました。