平ヶ岳(利根川源流域の最高峰、遥かなる頂へ!)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.1km
- 登り
- 1,671m
- 下り
- 1,666m
コースタイム
- 山行
- 14:15
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 17:05
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅前日11:00頃→大泉JCT→(関越道 途中赤城高原SAで休憩)→小出IC→(352号線・奥只見シルバーライン)→銀山平温泉 白銀の湯(立寄)→17:40鷹ノ巣(平ヶ岳登山口) (下山から帰宅) 平ヶ岳登山口 翌3:00→(352号線121号線400号線 桧枝岐・会津高原尾瀬口・塩原温泉街経由)→西那須野塩原IC→(東北道 途中上河内SAで休憩)→川口JCT→(外環道)→大泉JCT→9:30頃 自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.登山口から下台倉山 痩せ尾根の通過、ザレていて、やや滑りやすい。3.3キロメートルの距離で約800メートルの標高差を登る。裸の尾根なので展望はよいが、天候の影響をモロに受ける。夏の好天時は照りつける日差しが暑い。 2.下台倉山から台倉山 痩せ尾根のトラバースの通過。1.7キロメートルで約100メートルの標高差。尾根の東側(下台倉から台倉に向かって進行方向左側)が怖いくらいに切れ落ちているが、樹木が生茂っているのでそれほど高度感はないだけに足元注意。東側は燧ケ岳や会津駒ヶ岳をはじめとする山並みの展望がよい。一部道が崩壊しているところもあるので慎重に通過する。 3.台倉山から白倉清水 標高1700メートル前後のアップダウン。樹林帯で展望無。 4.白倉清水から池ノ岳(姫の池) 約300メートルの急登。標高2000メートルですでに森林限界なので眺めがよい。登る前から山頂までの登山道が見えているので否応なく登行欲が掻き立てられる? |
その他周辺情報 | 銀山平温泉「白銀の湯」 |
写真
感想
梅雨の合間の晴れ間が週末と重なった。これを機に日帰り難関の平ヶ岳へ行こうと思い、金曜日に有給をとり、優雅にドライブをしながら登山口へ向かった。
当初は、4時半出発で18時半までに下山だったが、予想をはるかに上回ってしまった。
最初の下台倉山までの登りと台倉山までの通過に時間を費やしたため、台倉山到着時点でこのまま山頂まで行ったら、陽のあるうちに下山できないのでは?と、一旦登頂を断念し、引き返そうかと思った。しかし下台倉山と台倉山というコワモテの門番?を前衛に抱え、遥か奥に優雅に聳える平ヶ岳を目にしたとたん、どんなに遅くなっても登頂したいとの思いに逆らえなくなった。(天気が悪くて平ヶ岳が見えなかったら台倉山で引き返していたかもしれません)
結果は無事に登頂はしたものの、帰りの下台倉山からの痩せ尾根の下山途中で陽が落ちてしまった。両側切れ落ちた痩せ尾根を通過の際は、集中力を切らさずヘッドランプで足元を照らしながら「こんなところで遭難なんかしてたまるか!ばかやろう!」と心の中でつぶやきながら(口には出していません。周りの鳥や虫がびっくりしてしまうので)通過した。
明らかに実力以上の山だった。無事に登頂かつ下山できたのは、天候に恵まれていたからだと思う。でもチャレンジしたことに後悔はしていない。
(2015年7月12日 記)
もし、遭難事故を起こしていたら実力不相応の山に無謀に挑んだとの誹りを免れなかったと考える。
身体に健康上の支障があっても、仕事や私生活に何らかの支障(家族の健康や経済面など)があっても気持ちよく登山を続けることはできない。登山を継続できる幸せに感謝しつつ安全登山を貫徹したいと改めて思った。
(2015年7月15日 記)
プロフイールを見させてもらいましたが私は昭和33年生まれですのでので多分 同世代です。私も3年前の秋に平ガ岳に登りました。はなから日帰りのつもりはなくテント泊でした。山で泊まっての一杯が最高の楽しみですので。しかし、こんなに長時間の山行をされてその体力と意志に敬服いたしました。
inakabbさん、はじめまして!
コメント、過大なる評価、ありがとうございます。
登る途中、重いテント装備を苦しそうに背負って登っているソロの青年がいました。
でも、姫ノ池のウッドデッキでテントを張って”天上の楽園”を堪能している様子をみたら、苦しい思いをして登っただけの甲斐はあったのだなあ、と思いました。
3年前のレコ、拝見しました。
私は、テントはおろか、避難小屋泊りの経験もありません。でも、テントはともかく避難小屋泊りを経験をすればかなり活動範囲も広がるのでは?と考えています。(たとえば上越国境の山や西丹沢の山など)
平ヶ岳のような山の日帰りはきついだけでなく、時間的余裕がないので、精神的にも余裕がなくなります。
私は昭和33年の早生まれ、年代はほぼ、同じですね?
(東京オリンピックのあった昭和39年に小学校入学)
今後ともよろしくお願いいたします
私は今は新潟県在住ですが、練馬には10年以上住んでいました。小学は中村西小。中学は貫井中、高校は武蔵丘です。ひょっとして近い環境で育ったのではないかと思いコメントをさせてもらった次第です。
inakabbさん、重ねてのコメント、ありがとうございます。
私は、生まれは練馬区ですが、両親が2歳の時に離婚、父親に引き取られた都合上、父親の実家のある千代田区へ移り住みました。小学校と中学校は千代田区です。
その後、川崎市、板橋区へ移り住み、結婚で西東京市へ移転、その後偶然にも練馬区へ引っ越して今年で10年、今日に至っています。
でもどこかでお目にかかっているかもしれないですね?
今後も、よろしくお願いいたします。
toshishunさん、こんばんは。
「事実は小説より奇なり」でしょうか。
本当に同じ山を歩いていたなんて!
平ヶ岳、いい山でしたね。
単純な晴天ならともかく、これだけの晴天は1年のうちに
何日もないでしょうね
私は午後からの俄雨、雷雨を少し警戒しましたが全くの杞憂でした。
さて、どこですれ違ったのでしょうか?
白沢清水下あたりでしょうか?
下山時、冗談半分で、もしかしたらと思っていました。
私は、赤のリュックに青のTシャツ、腰には浦和レッズの
タオルマフラーでした。
ホント、不思議なご縁ですね。
宜しくお願いします。
こんばんは!
恐らく白沢清水から池ノ岳方向へ少し歩いたところですれ違ったものと推測します。池ノ岳への登山道が見渡せるあたりで私が、「あああそこを登るのか」と嘆息している脇を赤いリュックを背負った精悍な男性が一陣の風のごとく通り過ぎたのです・・・
平ヶ岳のレコの表題「利根川源流の最高峰・・・」となっていましたので利根川源流域の最高峰・・・」と訂正しました。深田久弥の「日本百名山」平ヶ岳でも利根川源流域の最高峰となっていました。利根川源流だと大水上山でしたね?
もう一度行きたい平ガ岳、ぜったい鷹ノ巣から往復!
そんなことを考えている還暦ジジイです。はじめまして。
レコ拝見して、
何かちょっと勇気をもらっちゃいました。
もしかして、できるかもしれないって・・・。
ほんと暗くなってからのあのヤセ尾根の下山、心細かったかと思います。
でも、最期は精神力かなあ。ぜったい帰るって・・・。
ちょっとした、「オヤジの大冒険」ですかね。感動ものです。
tsu-pmさん 初めまして!
拙レコへのご訪問、コメント、ありがとうございます。
tsu-pmさんのレコ、たびたび拝見しておりました。
特にGWの雲取飛龍のテント泊デビューは興味深く拝見、そのチャレンジ精神に感動しました。
感動ものの「オヤジの大冒険」ですか?
なんか照れくさいですね?
やはり天候に恵まれたことが一番大きいですね。
(特に午後の夕立雷雨がなかったこと)
これからも目標をもって頑張りたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
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