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Yamareco

記録ID: 6744378
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

南岳西尾根〜槍ヶ岳

2024年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
yamanekopipi その他5人
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
18:29
距離
27.2km
登り
2,557m
下り
2,559m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:38
休憩
0:16
合計
8:54
距離 10.4km 登り 1,997m 下り 72m
6:08
5
スタート地点
6:15
2
6:17
2
6:19
8
6:27
66
7:33
7:41
5
7:46
328
13:14
13:22
100
15:02
日帰り
山行
7:59
休憩
1:32
合計
9:31
距離 16.8km 登り 572m 下り 2,497m
5:45
8
5:53
30
6:23
56
7:19
7:29
34
8:03
29
8:32
13
8:45
8:54
16
9:10
9:45
37
10:22
8
10:30
10:32
42
12:19
12:52
63
13:55
13:57
1
13:58
46
14:44
12
14:56
14:57
4
15:01
2
15:03
1
15:16
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
槍平小屋
チビ谷渡る
2024年05月03日 07:08撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 7:08
チビ谷渡る
滝谷避難小屋で休憩
2024年05月03日 07:42撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 7:42
滝谷避難小屋で休憩
滝谷は迫力ありますね
2024年05月03日 07:50撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 7:50
滝谷は迫力ありますね
この辺から取付くそうです
2024年05月03日 08:10撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 8:10
この辺から取付くそうです
2024年05月03日 08:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 8:18
標高上げていく
蒲田富士方面
2024年05月03日 08:42撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 8:42
標高上げていく
蒲田富士方面
1時間歩いてもあまり景色が変わらない…
2024年05月03日 09:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 9:33
1時間歩いてもあまり景色が変わらない…
大分標高上がってきましたよ
2024年05月03日 12:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 12:18
大分標高上がってきましたよ
こーゆーとこ登らなあかんの
2024年05月03日 12:18撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 12:18
こーゆーとこ登らなあかんの
やっと縦走路が近づいて来た
2024年05月03日 12:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 12:33
やっと縦走路が近づいて来た
縦走路付近の雪原を行く
2024年05月03日 12:33撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 12:33
縦走路付近の雪原を行く
やっと2631ピーク
蒲田富士が遠くなる
2024年05月03日 13:04撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 13:04
やっと2631ピーク
蒲田富士が遠くなる
ほっと一息
2024年05月03日 13:05撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
5/3 13:05
ほっと一息
夏道出ていてありがたい
2024年05月03日 13:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 13:41
夏道出ていてありがたい
2024年05月03日 13:41撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/3 13:41
天空の遊歩道
2024年05月03日 13:45撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
5/3 13:45
天空の遊歩道
ひたすらトラバースしてるとこ
2024年05月03日 14:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:27
ひたすらトラバースしてるとこ
2024年05月03日 14:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:27
2024年05月03日 14:27撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:27
もうちょいなんだけど…
2024年05月03日 14:44撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:44
もうちょいなんだけど…
こっちの尾根は厳しいんだそうです
2024年05月03日 14:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:49
こっちの尾根は厳しいんだそうです
穂高近づく
2024年05月03日 14:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
5/3 14:49
穂高近づく
もうちょいが長いのよ
2024年05月03日 14:49撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 14:49
もうちょいが長いのよ
見えました!南岳小屋
2024年05月03日 15:02撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/3 15:02
見えました!南岳小屋
2日目
日の出の終わった残念な快晴の中を出発
2024年05月04日 05:48撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 5:48
2日目
日の出の終わった残念な快晴の中を出発
雪庇の重みで開いたクレバス
大きいよ
2024年05月04日 05:59撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 5:59
雪庇の重みで開いたクレバス
大きいよ
2024年05月04日 05:59撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 5:59
南岳の頂上から槍を望む
2024年05月04日 06:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
5/4 6:00
南岳の頂上から槍を望む
笠ヶ岳も美しく
2024年05月04日 06:00撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 6:00
笠ヶ岳も美しく
2024年05月04日 06:15撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 6:15
2024年05月04日 06:23撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 6:23
中岳への登り返し
2024年05月04日 06:55撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 6:55
中岳への登り返し
槍も近づく
2024年05月04日 07:26撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 7:26
槍も近づく
2024年05月04日 07:26撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 7:26
ただっぴろい大喰岳あたり
2024年05月04日 08:11撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
3
5/4 8:11
ただっぴろい大喰岳あたり
大喰の下りちょっと注意
2024年05月04日 08:11撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 8:11
大喰の下りちょっと注意
やっと飛騨乗越到着
2024年05月04日 08:39撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 8:39
やっと飛騨乗越到着
久し振りの槍ヶ岳山荘
2024年05月04日 08:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 8:52
久し振りの槍ヶ岳山荘
穂先に行きましょう
2024年05月04日 08:52撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
2
5/4 8:52
穂先に行きましょう
お疲れ様
2024年05月04日 09:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 9:21
お疲れ様
2024年05月04日 09:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:21
2024年05月04日 09:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:21
2024年05月04日 09:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:21
2024年05月04日 09:21撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:21
2024年05月04日 09:25撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 9:25
2024年05月04日 09:26撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:26
槍沢から多くの登山者が登ってきます
2024年05月04日 09:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 9:35
槍沢から多くの登山者が登ってきます
2024年05月04日 09:35撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 9:35
飛騨沢下るぞ
2024年05月04日 10:48撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 10:48
飛騨沢下るぞ
ひたすら…
2024年05月04日 11:01撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 11:01
ひたすら…
これはライチョウの見張り糞ですね
2024年05月04日 11:36撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 11:36
これはライチョウの見張り糞ですね
この辺りが西尾根の末端らしいです
2024年05月04日 13:06撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 13:06
この辺りが西尾根の末端らしいです
どうやら右上の雪田を登っていたらしい
2024年05月04日 13:06撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
1
5/4 13:06
どうやら右上の雪田を登っていたらしい
遠景で見るとけっこう凄まじい
2024年05月04日 13:07撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 13:07
遠景で見るとけっこう凄まじい
初日に取付いた雪渓まで戻ってきました
2024年05月04日 13:32撮影 by  FinePix XP140 XP141 XP145, FUJIFILM
5/4 13:32
初日に取付いた雪渓まで戻ってきました

感想

 合宿という名のオッサンオバサンの雪山ハイキング。今回は南岳西尾根で南岳を目指すとのこと。ほぼほぼ夏の縦走路と同じルートを行くんだろうとタカをくくっていたら、ボスが選んだのは西尾根より手前の沢から入り、尾根越え藪漕ぎ雪田這い上がりまた支尾根の藪をまたいで南岳を目指すという艱難辛苦の旅であった…
 地形図見ながらなるべく穏やかそうな走路を選んでいるつもりだけど、地形図に現れないヤラシー支尾根とか岩稜帯が現れて、その都度もーいやー!と絶叫しながら登っていく。ボスは最後までバリエーションルートを進みたかったんだろうけど、私みたいにトロいのがいるもんだからあまりにも進みが遅く、やむなく2600m付近で縦走路に合流。やれやれ、これで楽になるかと思いきや、まだまだ雪山の北アルプスな訳で、そこからは延々と雪壁登り、2631ピークでやっと一息つきました。身体はボロボロだけど、お天気は良くて眺望抜群、少しは元気になりました。
 そこから先は少し登ると夏道の現れた岩稜帯の痩せ尾根。アイゼンも一旦脱いでちょっと楽。直ぐに南岳新道の名物、ハイマツの上天空の縦走路までやってきて、そこはいつも通り最高のロケーション。でも確か夏道には、この先の岩峰帯巻くために一旦下がって斜面のトラバースがあったよな?と思う間もなく、雪に埋まりかけた梯子が現れ下降。再びアイゼン装着して、ひたすら大きな沢の上部をトラバース。緊張するし疲れてるし気が休まらない。でもよく見るとその斜面、スキーで来てたら多分最高。で、スキー履いてたら多分それほど怖くない。アイゼンでトラバースだと怖く感じるのは、滑落停止のトレーニングができてないのと、アイゼン歩行がヘタだからなんでしょうね。もっとトレーニングしないとね…
 ヤバい斜面をなんとかやり過ごし、最後のダラダラ長い登りにかかる。もう危険な所はないのだけれど、疲れ果てて歩が進まない。それでも何とか3時には南岳小屋に到着しました。今回は冬期小屋を利用させてもらう予定。冬期小屋は入口付近まで雪が解けて掘り出す必要が無く、雪面に立って正面から出入りできるという好条件。中は綺麗でトイレも使える!使用料はテントと同じく1人¥2000とありました。ありがたく使わせていただきました。
 1日目も2日目も最高の天気で、夕日が沈むのも朝日が昇るのもさぞ美しかろうとわかってはいるのだが、一旦小屋に入り込むと出入りするのが面倒くさく、おまけに疲れているし団体行動だしと言い訳して、結局見ずに終わってしまった…ちょっと残念。
 2日目は6時前に出発、中岳への登り返しが辛いって辛いって…とは言え初日に比べるとそれは楽なもので、所々縦走路も現れているし雪も安定していて危険は少ない。9時前に槍ヶ岳山荘着。せっかくなのでみんなで穂先へ。上り下りとも数か所凍った部分あったが、そこを踏まないように回避しながらアイゼン無しで上り下りできる程度。アイゼン着けて岩と梯子の上り下りで苦労している方も多く、今は微妙な時期ですね。万全を期してアイゼン着けるも良し、付けずに安全な走路を探すも良し、その人次第という感じ。アイゼンの装着非装着は半々といったところ。次の週末にはもう穂先の雪はないかもね。
 下山はひたすら飛騨沢を下る。いつも通りヒップそりとシリセードの達人が見事な滑りを見せてくれる。私もやりたいのだけれどあまりにもヘタ過ぎて最近はご無沙汰。雪も緩んできているのでグリセード気味に降りていけばそこそこ早いのでヒップそりする勇気が出ない。でも、2日間の過酷な縦走でフクラハギはもうパンパン。足を休ませたくて、一応持参していたヒップそりにまたがって達人の後を追ってみる。なかなかにしてヘタクソで無残な姿勢で下っては行きましたけど、やっぱり足は休められるね。なんだかんだと2700地点あたりから2200くらいまでコケツマロビツ滑って降りました。お尻はベッタベタになりましたけど。
 久しぶりに雪山ガッツリ歩きました。疲れたけど充実感はあり、もう少し頑張ってまたこんな雪山歩きたいですね。でも、歩いてる時は「もう二度と来るもんか〜」でしたけどね。どちらも本音でございます。
 

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技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
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新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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