白砂の甲斐駒ヶ岳

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 8.3km
• 登り: 1,078m
• 下り: 1,087m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:399
• 休憩: 0:86
• 合計: 0:00

6:20 北沢峠 こもれび山荘
6:30 北沢峠
6:35 仙丈ヶ岳二合目登山口
6:40 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
7:05 仙水小屋
7:25 7:30 仙水峠
8:45 8:55 駒津峰
9:05 六方石
10:14 11:10 甲斐駒ヶ岳
11:50 11:55 六方石
12:20 12:25 駒津峰
12:57 13:02 双児山
14:25 北沢峠 こもれび山荘

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

仙流荘横の登山者用駐車場。23時頃着きましたが、第一駐車場は2/3程埋まってました。ポツポツと車が入ってくるので、静かな環境で眠りたい方は第二駐車場の方が良いかもしれません

コース状況／危険箇所等

目印をよく確認していけば迷うことはないと思いますが、頂上直下の巻道はガスってる時は誤ったルートに迷い込む可能性がありそうです

写真

朝4時ころですが、第一駐車場はすでに満杯。
向かいの第二駐車場はまだまだ余裕があります

4時半頃。明るくなってきました。すでにバス乗り場では10人くらい並んでいます。小型のバスは5〜6台ありますので乗れないということはなさそうです

北沢峠です。この日は登山者が多く、始発が30分早まりましたので助かりました。

沢沿いをゆっくりと登ってゆく

苔むした登山道は神秘的です

苔の中にハート形の葉が。
なんて可愛らしい

と思いきやいきなりロープが。
2mほどの岩場を登ります

しっとりと濡れた森の中です

1時間ほど歩くと急に樹林帯が切れて岩場になります

道らしい道はありませんが、歩かれているところの石の色が違いますので分かりやすいです

ほどなく仙水峠に到着。ここまでは特に問題ありません

仙水峠ではいきなり目の前に摩利支天と甲斐駒ケ岳が現れます
摩利支天の岩が大迫力です

ここから駒津峰に向かって約1時間半の急登が始まります。

結構な斜度の道がずっと続きますが、階段はありませんので歩きやすいかも

摩利支天よりも甲斐駒のほうが高いことがわかります

雲取山(左)と大菩薩峰でしょうか

栗沢山とアサヨ峰。その向こうには北岳が見えてきました。
たまには後ろを振り返ってみるものです

駒津峰が近づくと森林限界を超え、岩が多くなります

周りはこんな感じの景色

駒津峰到着。エネルギーチャージしました

鋸岳もすぐそばに。

かなり近くなりました。ここまで来るともう見上げる感じです。白砂の巻道は右側の斜面の辺りの白っぽいところです。

六方石を過ぎて振り返る。大きな岩です

ところどころ急な岩場があります。三点確保しましょう

直登ルートと巻道ルートに分かれます。直登の斜度は結構急そうです。我々は白砂の巻道へ

ルート上には岩から生える一本の木があります。

真ん中が仙水峠です。先ほどはあそこから眺めていました。
ここまでよく登ってきました

北岳に見守られて登っていきます

滑落注意

まだ先は長い

濃霧時は迷いやすいかもしれません。赤い目印を探しながら歩いていくと良いでしょう。

鳳凰山の向こうに富士山

摩利支天、鳳凰山、富士山

神秘的な光景です

最高の景色です

先が見えてきた
この辺りが最もキツイところかもしれません

頂上直下の鞍部

一等三角点

素晴らしい山頂の景色

鋸岳の先には北ア槍ヶ岳・穂高連峰がよく見えます

頂上は広く、3~40人ほどの登山者が休憩していました。
1時間ほど滞在して下山します

下りは早い早い。滑りやすいので転倒-滑落注意

六方石で少し遊ぶ

ヤセ尾根。奥は切り立った崖ですが高度感はありません

駒津峰から双子山への下山ルートは石が浮いていてかなり不安定です。落石注意

こんな感じのルートです。最高の景色

駒津峰と甲斐駒を振り返る

双子山を過ぎると延々と樹林帯を下ります。
ここも地味にキツかったところです

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト

共同装備

ガスカートリッジ コンロ

備考

デジカメの代わりに携帯を使って写真を撮りましたが、いちいちロック解除しなければならず大変でした

感想

haembow

苔むした小径から始まり、岩、樹林帯の急登、岩のヤセ尾根、白い砂礫のトラバースと、とても変化に富んだ良いコースだと思いました。

最もキツかったのが、巻道の砂礫帯の登りと、双子山から北沢峠まで延々と続く下りでした。