GW遠征2日目 巨木と出会える白倉岳縦走
- GPS
- 08:09
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,325m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:09
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
・前半はGPS頼りの方には強くお勧めしません。 道なき道ルートで 枝に弾き飛ばされそうになりながらの”枝こぎ”もあり テープもほぼ無く 地図読みが出来る経験者と歩くことをお勧めします。 ・後半もビワイチながら テープがなくて不明瞭になっている個所もあり注意が必要です。 |
写真
感想
旅館でしっかり朝ごはんを食べて 昨日よりもしっかりと薮漕ぎの心つもりをしてStart。
山は既に夏の日差しで虫が多い。
ちょっと立ち止まれば身体がハエだらけになる。
アブとか蚊とか刺す虫がいないのはありがたいけど 目の前をブンブン飛び回られるのはやっぱり嫌😖
登山口の入り口には階段こそあるものの それ以降は全くの道なき道の激登り。
だけど時々姿を現す巨木は存在感がものすごく見ごたえ十分で ブナの新緑と相まってきつい登りの中での心の癒しとなる。
巨大なもみの木に しっかりと大地に根を張る芦生杉達。樹齢は如何ほどか。
静かな山奥に根を下ろし、寿命の短い人間が起こす争いを「アホなことしとるわ」と呆れて見てきたのか、「愚かなことよ」と嘆きながら見てきたのか、多分「そんなの関係ねぇ」と知らんぷりかな(笑)
ちなみに芦生杉とは 日本海側の豪雪地帯に生える天然杉の変種らしい。
雪の重みで枝が地面に着き、幹が柔軟なので歪曲したままの姿で接地部分が根付き(伏条)そこから上に成長していくのだそう。
1本の根株から複数の幹が立ち上がった特異な形態を伏条台杉と呼ぶのだそうだ。
中岳にあるこのルート最大の芦生杉には8種類の樹木が宿っている。
宿杉や樹木は杉に絡みついたが杉は成長を続けたため、宿木の根が引っ張られて複雑な眺めを作り出している。
ティンカーベルや”こだま”が似合う世界。
異世界トリップ感満載の感動の1日でした✨
途中何度か猪のヌタ場らしきものを見かけるが 大きなものはもしかして熊?とも思ってしまう。
幸いにしてその熊の姿は目にすることはなかったが 大きな木に走る直線の傷が熊の爪痕に見えてしまうのはビビりすぎよね?
かわりに結構長い蛇さんが3匹。青大将らしい。
鳥の可愛い鳴き声にまざり鹿の警戒音も時々聞こえる。
南岳の少し南でバリルートから抜け出てビワイチに合流するが そのビワイチもピンクテープが無かったりして不明瞭なところもあるので注意が必要。
鷹ヶ峰まで行けば大丈夫かな。
大彦林道登山口で車道と合流する地点が最終エスケープ地点となる。
リーダーが行くか辞めるかと問うて下さるが 頑張って明護坂峠まで歩くことにする。
あと6キロちょい! ピークは三つ! 下山ポイントのローソンではアイスが待っている(笑)
しばらくは青空にジリジリ肌を焼かれながら鉄塔と蕨を見ながら歩くルートになるが やがて森の中を歩く気持ちよいルートへと戻っていく。
登っては下りてまた登っては下りてを繰り返し 無事に白倉岳縦走路を完歩出来ました!!
このルートは標高573から細川の三角点を通る文字通りの「白倉岳縦走路」とのことで 薮漕ぎあり獣道あり整備された林道歩きもありの、「何でもあり」の”山の要素がギュッと濃縮されている面白さ”が堪能できる贅沢な縦走路でした。
蕨ゾーンもしっかりと有りましたよ。
時期を変えればイワカガミや紅葉も素敵だろうと思うけど 残念ながら私のレベルでは人を案内して歩くことはかなわない。
アルバイトしまくりだろう😱💦
下山口の明護坂峠はこのルート唯一のヒルゾーンということで早足でバス停へ。
リーダーが想定していたよりも1時間早いバスがもう止まってて 慌ててアイスクリームを買ってバスの中でモグモグタイム。
お行儀悪くても下山後のアイスは必須やからね〜😁
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