至仏山〜燧ヶ岳
- GPS
- 29:50
- 距離
- 33.3km
- 登り
- 1,781m
- 下り
- 2,159m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 7:04
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
駐車場〜鳩待峠バス¥1300 大清水〜戸倉(第1駐車場)路線バス¥710 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ダブルストック
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
タオル
ツェルト
ナイフ
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感想
雪の尾瀬には極、限らせた時期にしか入れない。至仏山〜燧ヶ岳への縦走も方向規制のない今がチャンス!
お天気に恵まれた今年のGW、さぞかし混みあってるものと覚悟を決めての入山だったが、予想に反して平和な感じ。ほぼ自分たちのペースで気持ちよく楽しめた。
鳩待峠の登山口から右手に観光ぽい服装のひと、左手に登山ぽい服装のひと、と分かれていった。ピッケルとか背負ってる割に気持ちは「運がよけばお花見観光」でいつもの軽量化にははげまず、けっこう道中長くて、なめてたなと反省しきり。
至仏山からの眺望は素晴らしく、平ヶ岳、会津駒、巻機山、日光白根山などの山々が見渡せた。眼下に広がる尾瀬沼。1400mの高地にこんな美しい湿原があるなんて凄い。明日登る燧ヶ岳に続いている。
滑りやすい流紋岩に気を付けて下ると、水芭蕉が咲き始めた木道の湿原に出た。
あまり期待してなかったので群生地を見つけた時は嬉しかった。
燧ヶ岳山荘は快適だった。
1400mの高地なのに日差しは暖かく、部屋の窓を開け放って晩ごはんまでの時間をゆうるり過ごす。檜風呂に入れるのもすばらしい。
最終のバス大清水発15:55に間に合うよう、5時出発。
5時はもう明るい。ヘッテンなしはありがたい。
木道は凍ってツルツル、多少濡れても水の中を歩く方が安全な気がしたが、早朝は寒いし、しばらく日の当たらない樹林帯だし、気をつけて木道を歩くことにした。
蛇紋岩地質で植物が育ちにくい至仏山より、燧ヶ岳の方が森林限界が500mほど高いらしい。樹林帯はまだ残雪が多く、登りはけっこう厄介なところもあった。
樹林帯を抜けて見上げると、雪山ルート目印の大きな岩の右手上に、トラバースの雪道が見えた。でもそこまで行く手前の雪が融けて大きな藪が立ちはだかって無理だった。夏道が出てるよ、と教えてもらって岩々の上をアイゼンのまま登った。
燧ヶ岳2356m登頂!!東北以北でいちばん高い山!!
下り、いきなり急傾斜の雪だった。
ピッケル刺してクライムダウン。
また登り返して俎堯それからあとは平和に下って行った。
尾瀬沼も美しかった。こちらは少し雪が残っていた。
温かい陽ざしの元、沼のほとりのベンチでまったり過ごすひとたちの姿があった。
わたしたちももうバスに乗り遅れる心配のないペースと確信してたので、尾瀬沼山荘あたりでまったりしてしまった。
気合をいれ直して、最後の登りをつめてからまた長いゆるい道をくだって大清水のバス停に間に合って帰っていった。
ぴかぴかの青空、あったかい季節に雪を踏んで、尾瀬の大自然を感じて、混みあってない木道で水芭蕉を眺めて、なんて贅沢なGWだったんでしょう!!
計画してくださったリーダーさん、ご一緒してくださったHさん、ありがとうございました。
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