阿弥陀岳南稜
- GPS
- 09:39
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,430m
- 下り
- 1,427m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コース状況:阿弥陀岳南稜はバリエーションルートで、岩峰を登る場合はザイルが必要のようです。 |
写真
感想
八ヶ岳の阿弥陀岳南稜へ。
行きたい山は色々ありますが、いざ行こうとすると行き帰りの車の運転に、今の体力・脚力では行ける山が少ない。
前夜ヤマレコを見ていると阿弥陀岳南稜+αのレコが。
阿弥陀岳南稜は昔、八ヶ岳をよく歩いていた頃の宿題で残ったまま。
同じく宿題の御小屋尾根を下るルートを検討。
舟山十字路の駐車場に車を停め、いざ出発。
旭小屋から先、間違った踏み跡を進むも地図を確認し正規ルートに復帰。
樹林帯では登りがきつく何度も足が止まった。
この間、ジムに講習会と自分なりに頑張ってきましたが、山を歩く体力は山を歩かないとやはり身に付かないようです。
樹林帯を抜けると権現岳の勇姿に、遠くに槍・穂高連峰の山並みが。
昔、日本アルプスの山並みに富士山、御嶽山と雪をまとった姿を見に毎年GW時にバイク・車で八ヶ岳界隈に足を運んだ事を思いだす。
槍・穂高連峰の山並みが見られただけでも満足でしたが、先に歩を進めた。
正面に阿弥陀岳、その右に中岳、赤岳が目に飛び込んでくるので何度も写真に納めた。
南稜のルートは、踏み跡を頼りに岩峰は全て巻いたので、かなり楽でした。
※岩登りは次回のお楽しみに。
阿弥陀岳山頂は十数年前に比べて、標柱やら何やら色々多かった。
この日は梅雨の晴れ間が広がり、絶好の登山日和。
山頂ではハイキング気分で、山並みの写真に何人かのシャッターを押し、楽しく会話。
皆さん引き上げた後に、単独男性登山者が。
昔、パーティーで北鎌尾根を登った事があるそうで、嫌らしい所が1ヶ所だけで、後は大したことないとの言葉に勇気付けられた。
槍ヶ岳や奥穂高日帰りの話しに花が咲き、楽しく山談義。
※南稜を登ってきたと言うと、夏でも登れるんだ!と驚かれていた。
時間もだいぶ過ぎたので、御小屋尾根で下山。
ガレた下りではスリップに気を付け慎重に下る。
樹林帯に入ると、テント泊の若い男性単独登山者が道に座り込んでいた。
話しを聞くとこの先の水場がなく、登り返してきたとの事。
水ないですか?と聞かれたので、2Lのペットボトルを渡すと勢いよくゴクゴク。
ちょい焦った(^^;
おにぎり1個にチョコレートをあげ、水場を確認するとして先に下山。
20分ほどで水場を示す案内板があり、200mほどで水場に。
500mlのペットボトルに水を満たし、登山道で30分以上待っていたが、結局現れず。
あのまま登り返して行者小屋に向かったようだ。
念のため、ペットボトルを判りやすい所に置き、下山。
八ヶ岳は最高峰の赤岳が2899mで十分な高さがあるものの、山頂まで短時間で到達できる。
あらためて八ヶ岳のコンパクトさを感じるとともに、バリエーションルートはやはり冬場が有名でした♪
コメント
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今年もshadowさんの夏山シーズンが始まりましたね。
それにしても、いきなり阿弥陀岳南陵とは
日頃の努力が実り、今夏の目標に着実に近づいているように思えます。
次のレコも楽しみにしていますよ〜
Alzhikerさん、おはようございます!
いよいよ夏山シーズン始まりますね
今夏の目標に向け、北アルプスでもう少し長時間歩行の山行を検討中です。
阿弥陀岳南稜は、岩峰を登っていないので真教寺尾根より楽でした。
今週末は三連休なので、北アルプスの忘れられた山域を予定しています
shadowさん、こんばんは!
ワカモノを助けられましたね、
水分をわけただけでなく、おにぎりとチョコ、ですか。
ワカモノには地獄で仏、だったでしょうね。
以前、父からおにぎりは持って行っても全部食べないで、もしもの時に必ず残しておくように、
と 言われたことがあります。
でもそれは自分、または同行のメンバーの為、ということですが。
もしも、もしもの時のために、常にザックが重いのは shadowさんもわたしも 同じのよう?ですね。
阿弥陀岳。
好天、空の青さに嬉しく思いました。
miketamaさん、こんばんは!
5年前、ダイエット目的で山歩きを再開した頃、登りでは5〜10m歩く度にハァハァ休んでばかりでした。この時はすれ違うハイカー皆さんに随分と励まされました。帰りのバスの時間まで心配してくれる女性単独ハイカーの方もいました。
体を鍛えて、いつか人を助けられるようになろう!
恩返しと言う訳ではないですが、そう考えていました。
いつの間にか月日は流れ、最近また励ましの言葉をもらうようになってしまいましたが、この時のワカモノの様子は明らかに困っている感じで、昔よく歩いた八ヶ岳で気持ちに余裕があり、少しサポートできました。
本当は一緒に下りるのが、より確実だったと思いますが、まだそこまでは考えがおよびませんでした。
ところで、miketamaさんのザックは何でも入っているザックなんですよね
パーティーでリーダーだと、色々考える事が多そうですね
shadowさん こんばんは
南稜は岩登り経験者のみと記載があるのですが・・・
shadowさんだから、ザイル無しで歩けたのでしょうか
八ヶ岳しばらくご無沙汰してますので、今年は行きたいと思ってます
niiniさん、こんばんは!
はい、岩峰を巻く分にはザイル不要です。
といっても、まだ単独でザイルをどう使うか、よくわかっていませんが
南稜は他の方のレコにあった通り一般登山道化している感じでした。
阿弥陀岳南稜はやはり岩峰を登ってこそのバリエーションルートだと思います。
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