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Yamareco

記録ID: 6755391
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

皇海山周回 タフな山行

2024年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:21
距離
27.6km
登り
2,423m
下り
2,423m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:26
休憩
1:55
合計
12:21
距離 27.6km 登り 2,423m 下り 2,423m
3:04
34
3:38
3:39
13
3:52
4
3:56
3:57
48
4:45
8
4:53
5:01
21
5:22
5:33
25
5:58
5:59
4
6:03
9
6:12
19
6:31
6
6:37
21
6:58
7:10
6
7:16
7:17
34
7:51
7:56
25
8:21
8:22
42
9:04
9:24
29
9:53
29
10:22
10:41
32
11:13
7
11:20
111
13:18
13:53
6
13:59
37
14:36
16
14:52
33
15:25
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
皇海山登山口駐車場
コース状況/
危険箇所等
・鋸山手前はロープや鎖、梯子よりも狭い足場での回り込みがいやらしく危険だった
・六林班峠までの笹藪は少し遠くに木に目印があり迷わず下れた、またストックで笹を分けるように進めば下に隠れた木もわかりつまずくことも無かった。
・庚申山荘の外の水は出ていて助かった。
3時に出発、ヘッデン付けて1時間半、ようやくすっかり明るくなった。
2024年05月03日 04:47撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 4:47
3時に出発、ヘッデン付けて1時間半、ようやくすっかり明るくなった。
出発から2時間ほどで庚申山荘、ここで軽い朝食
2024年05月03日 04:53撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 4:53
出発から2時間ほどで庚申山荘、ここで軽い朝食
山荘の裏を登って行きます
2024年05月03日 05:06撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
5/3 5:06
山荘の裏を登って行きます
岩山に上がって進む
2024年05月03日 05:11撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:11
岩山に上がって進む
梯子や鎖も出てきます
2024年05月03日 05:28撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:28
梯子や鎖も出てきます
岩の間をくぐって進み
2024年05月03日 05:31撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
5/3 5:31
岩の間をくぐって進み
大胎内を右手に見て
2024年05月03日 05:33撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:33
大胎内を右手に見て
少し景色の良い場所に上がって眼下を撮影
2024年05月03日 05:43撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:43
少し景色の良い場所に上がって眼下を撮影
岩場が終わり尾根を上がっていくと
2024年05月03日 05:47撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:47
岩場が終わり尾根を上がっていくと
途中良い見晴らし地点、この谷を歩いてきたんだろう
2024年05月03日 05:49撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 5:49
途中良い見晴らし地点、この谷を歩いてきたんだろう
山荘から1時間、庚申山に到着、2名の女性が休んでいました。
2024年05月03日 05:59撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 5:59
山荘から1時間、庚申山に到着、2名の女性が休んでいました。
山頂から直ぐ、眺望が良い場所に出ました。
一人男性が休憩していました。
皇海山が見えました。気が引き締まります。
2024年05月03日 06:02撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:02
山頂から直ぐ、眺望が良い場所に出ました。
一人男性が休憩していました。
皇海山が見えました。気が引き締まります。
右の日光白根山には雪が見える
2024年05月03日 06:02撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:02
右の日光白根山には雪が見える
さらに男体山、明日行く女峰山も
2024年05月03日 06:02撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:02
さらに男体山、明日行く女峰山も
鋸山まで細かなアップダウン、先ずは庚申山から10分で御岳山
2024年05月03日 06:12撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:12
鋸山まで細かなアップダウン、先ずは庚申山から10分で御岳山
これから越えて行く山々が見える
2024年05月03日 06:15撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:15
これから越えて行く山々が見える
庚申山から30分ほどで駒掛山
2024年05月03日 06:28撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:28
庚申山から30分ほどで駒掛山
40分弱で渓岳岳
2024年05月03日 06:37撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:37
40分弱で渓岳岳
直ぐに地蔵岳
2024年05月03日 06:41撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:41
直ぐに地蔵岳
1時間で薬師岳、ここで疲れたので休憩します。
出発から4時間、少しバテてきました。
2024年05月03日 06:58撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:58
1時間で薬師岳、ここで疲れたので休憩します。
出発から4時間、少しバテてきました。
向こうに鋸山が見えます
2024年05月03日 06:59撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 6:59
向こうに鋸山が見えます
薬師岳の下りからザレた痩せ尾根を下って
2024年05月03日 07:11撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:11
薬師岳の下りからザレた痩せ尾根を下って
皇海山が近くなってきています
2024年05月03日 07:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:16
皇海山が近くなってきています
日光の山々も
2024年05月03日 07:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:16
日光の山々も
白山山頂、いよいよここから先が危険地帯
2024年05月03日 07:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:16
白山山頂、いよいよここから先が危険地帯
先ずは長い垂直の壁を鎖やロープにすがって下ります。
足が岩に乗らないところは腕の力で支えながら・・
鎖やロープを複数掴んだ方が左右に振られずに降りられます。
2024年05月03日 07:26撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:26
先ずは長い垂直の壁を鎖やロープにすがって下ります。
足が岩に乗らないところは腕の力で支えながら・・
鎖やロープを複数掴んだ方が左右に振られずに降りられます。
次は大きな岩場をトラバースして梯子を登って長いロープを掴んで上がります。
2024年05月03日 07:29撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:29
次は大きな岩場をトラバースして梯子を登って長いロープを掴んで上がります。
脇の木の根や枝が無いところはロープにすべてを賭けます
2024年05月03日 07:31撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:31
脇の木の根や枝が無いところはロープにすべてを賭けます
蟻の塔渡りのような場所もあります
2024年05月03日 07:39撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:39
蟻の塔渡りのような場所もあります
尖った岩の両側に垂直に掛けられた梯子、何でもありの危険区間、これでもかのオンパレード
2024年05月03日 07:41撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:41
尖った岩の両側に垂直に掛けられた梯子、何でもありの危険区間、これでもかのオンパレード
ようやく鋸山山頂です、30分程の危険地帯をくぐり抜けてきました。腕力も使ったけど精神的に疲れました。帰りは絶対迂回コースです。
2024年05月03日 07:51撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:51
ようやく鋸山山頂です、30分程の危険地帯をくぐり抜けてきました。腕力も使ったけど精神的に疲れました。帰りは絶対迂回コースです。
庚申山からの2時間弱でここまで、しかも出発から5時間弱長い
2024年05月03日 07:51撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 7:51
庚申山からの2時間弱でここまで、しかも出発から5時間弱長い
鋸山の下りはそれほどでも無かった、あっという間に下って
2024年05月03日 08:06撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 8:06
鋸山の下りはそれほどでも無かった、あっという間に下って
鋸山を振り返る
2024年05月03日 08:22撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 8:22
鋸山を振り返る
鋸山からの鞍部、ここまで細かいアップダウンがあって25分程かかりました。
2024年05月03日 08:22撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 8:22
鋸山からの鞍部、ここまで細かいアップダウンがあって25分程かかりました。
皇海山に向けて標高差250mを登って行きます、最初はなだらかです
2024年05月03日 08:32撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 8:32
皇海山に向けて標高差250mを登って行きます、最初はなだらかです
山頂まで0.4Kの看板からはきつかった、それもようやくなだらかに
2024年05月03日 08:57撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 8:57
山頂まで0.4Kの看板からはきつかった、それもようやくなだらかに
剱が見えた!
2024年05月03日 09:02撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:02
剱が見えた!
山頂登頂、出発から6時間かかりました。
2024年05月03日 09:03撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:03
山頂登頂、出発から6時間かかりました。
この日はなぜか胃の調子が悪く食欲ゼロ、しばし寝転がって休憩しました。
2024年05月03日 09:04撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:04
この日はなぜか胃の調子が悪く食欲ゼロ、しばし寝転がって休憩しました。
山頂付近の眺望点から、尾瀬の燧ヶ岳、左端が至仏山
2024年05月03日 09:20撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:20
山頂付近の眺望点から、尾瀬の燧ヶ岳、左端が至仏山
さらに左
2024年05月03日 09:21撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:21
さらに左
それでは返ります先ずは鋸山へ
2024年05月03日 09:37撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 9:37
それでは返ります先ずは鋸山へ
雪の脇を登って行きます。帰りは雪が溶けたりして道が泥濘んで滑って登りにくかった
2024年05月03日 10:13撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 10:13
雪の脇を登って行きます。帰りは雪が溶けたりして道が泥濘んで滑って登りにくかった
鋸山まで帰ってきました。帰りは1時間でこれました。
ここでも休憩、ここからの眺望は素晴らしい
2024年05月03日 10:31撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 10:31
鋸山まで帰ってきました。帰りは1時間でこれました。
ここでも休憩、ここからの眺望は素晴らしい
群馬方面 左端には北ア
2024年05月03日 10:31撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 10:31
群馬方面 左端には北ア
北アの左は浅間山、妙義山 蓼科山
2024年05月03日 10:32撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 10:32
北アの左は浅間山、妙義山 蓼科山
富士山も
2024年05月03日 10:32撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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5/3 10:32
富士山も
それではこちら方面へ下ります、一気に下ってアップダウン
2024年05月03日 10:40撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 10:40
それではこちら方面へ下ります、一気に下ってアップダウン
笹藪を抜けて来ました。
2024年05月03日 11:15撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 11:15
笹藪を抜けて来ました。
六林班峠まで40分かかりまし。ここから鋭角に曲がって
2024年05月03日 11:20撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 11:20
六林班峠まで40分かかりまし。ここから鋭角に曲がって
長いトラバースが始まります。沢を横切る度に道は崩壊していて気を遣います。
2024年05月03日 11:36撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 11:36
長いトラバースが始まります。沢を横切る度に道は崩壊していて気を遣います。
峠から1時間近く、嫌になってきました
2024年05月03日 12:11撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 12:11
峠から1時間近く、嫌になってきました
ダケカンバの幹が綺麗です
2024年05月03日 12:11撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 12:11
ダケカンバの幹が綺麗です
平らな樺原まで来ました、この付近で抜かれた男性に追いつきペースを上げて進みます
2024年05月03日 12:52撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 12:52
平らな樺原まで来ました、この付近で抜かれた男性に追いつきペースを上げて進みます
あと少し
2024年05月03日 13:16撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 13:16
あと少し
庚申山荘到着、ほっとしました。
ここで岐阜の男性と山談義をしながら寝転び休憩
2024年05月03日 13:19撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
5/3 13:19
庚申山荘到着、ほっとしました。
ここで岐阜の男性と山談義をしながら寝転び休憩
帰りは早朝ヘッデンのなか、暗くてわからなかった新緑の森を楽しみながら下って行来ます
2024年05月03日 14:18撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 14:18
帰りは早朝ヘッデンのなか、暗くてわからなかった新緑の森を楽しみながら下って行来ます
一の鳥居まで降りて来ました。あと4km程か・・・
2024年05月03日 14:38撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 14:38
一の鳥居まで降りて来ました。あと4km程か・・・
スタスタ歩いて
2024年05月03日 14:53撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 14:53
スタスタ歩いて
ゲートに戻ってきました
2024年05月03日 15:22撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
5/3 15:22
ゲートに戻ってきました
何とか帰ってきました。早く出て良かった。
長い山行でしたが、先週の笈ヶ岳のほうがずっとつらかった。
2024年05月03日 15:25撮影 by  PENTAX K-3 Mark III, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
3
5/3 15:25
何とか帰ってきました。早く出て良かった。
長い山行でしたが、先週の笈ヶ岳のほうがずっとつらかった。

感想

ゴールデンウィーク、目標の登山の2座目は皇海山、6日前に1座目の難関笈ヶ岳でコテンパンにやられ、ひさしぶりの筋肉痛で体力的にどうかなと思っていたが、その経験のおかげで足は大丈夫という予感もしていた。コースタイムは15時間、とにかく早出が一番かなと思っていた。

前日に銀山平のキャンプ場の駐車場で車中泊、しかし2時頃来た車が横付け、登山者で2時半には出発していった。自分も当初4時出発だったがそのまま起きて登山口の駐車場に移動してから3時過ぎに出発とした。

最初は林道歩き、歩きやすい平坦な道をヘッドランプの光を頼りに進んで行く、先行者が数人いたが皆早く歩いて行って追いつけなかった。1時間弱で一の鳥居に到着、そこにはチャリが駐めてあった(ちなみに帰りもあった・・)
いよいよ登山道が始まる、少し登った所で道迷いのソロの男性が降りて来た、滝の方に行ったのだろう、しかし木に目印があってそれが光に反射してくれるので特に迷うことは無かった。

4時が過ぎると徐々に夜が明けて、4時半前にはライトは消して登って行った。
2時間弱で庚申山荘に到着、そこで朝食としたが、胃の調子が悪くおにぎりを食べたのだが消化してくれない感じだった。この日持ってきたおにぎりは1つ食べただけでこのあとはすべてゼリー飲料だけで行程を終えた。

庚申山荘から庚申山までは急な登りだった。岩場も多く修験の道、厳かな気分で登って行った。ヘルメットは持ってきたがまだかぶらず進んだ。岩場を越えて行くと見晴らしも良くなってきた。途中ヤシオの花が咲いていたがゆっくり愛でる気分ではなかった。1時間ほどで庚申山到着、後は鋸山手前まではお気軽コース、それでもアップダウンが多く徐々に体力が消耗していく感じだった。
何度山を越えたか薬師岳のところで疲れたので休憩することにした。

休んでいると後から3人登って来て先に下って行った。
ここから見える鋸山はまだ少し遠い、下って痩せ尾根を登って白山、いよいよこの先が本番だった。危険な山といえば南ア鋸岳、戸隠の蟻の塔渡りやP1尾根、妙義山や八海山、新潟荒沢岳など登ってきたが、そこの危険さとは違ってとにかくいやらしい危険度だ、太くて頑丈な鎖があるわけで無く半分ちぎれたロープ、細い鎖、足場がないところ、ロープや鎖意外に摑まる木の根や岩がないところなど細かい危険のオンパレード。木の根もぐらぐらしているしすべてをロープや鎖に任せて下るしかないところなど、なんだこれはとびっくりする30分の行程だった。

おかげで鋸山の山頂に立ったときは精神的にすっかりバテてしまった。
ここから1時間半先が皇海山か、とげんなりした。
鋸山からの下りは道もしっかりしていたのでロープで下って直ぐに降りることができた。ここは帰りは雪が溶けて道がドロドロに、登では滑ってヒヤッとした。直ぐ下ったところが鞍部かと思ったらまだ大分先だった。そこまで何度もアップダウンがあってようやく鞍部についてほっとした。

鞍部からは登り一辺倒になる、最初は緩く楽勝かと思っていたが、そのうちに急登が始まりこれでもかと、心にも体ににもきつくヘロヘロになりながら大幅にペースダウン、ただ歩を進めて行くだけ。それでも急な斜面が無くなってきて楽になったと思った矢先、剱が見えて山頂が近いことがわかりすぐに山頂だった。歓喜の瞬間はあっけなかった。

山頂で伸びるように寝転んで休憩、あとから2人ほど登って来たのので下る事にした。帰りは先ずは鋸山まで、次は六林班峠までと、休憩を挟みながら行った。
六林班峠までの笹藪はストックで笹をかき分け少し先にある反射板の目印を目標に進んだ。ほとんど迷うことも無く下にある木に躓くことも無かった。
六林班峠からは笹も短く、基本トラバースの水平道が続く、沢を横切る度にその付近が崩落していてロープや岩場、ザレ場になっていた。同じような道が何度も現れ、庚申山荘までは長く飽きてしまう道だった。

ようやく着いた庚申山荘で一番長く休憩してなんとか早い時間に下る事が出来た。
胃の調子が悪く流動食しか受け付けなかったのがつらかったが、先週の笈ヶ岳を思い出しそれが気を奮い立ててくれた山行になった。

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