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Yamareco

記録ID: 6761197
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

鍋冠山〜大滝山〜蝶ヶ岳(冷沢ピストン)

2024年05月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
08:42
距離
31.3km
登り
2,196m
下り
2,186m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
1:02
合計
8:42
6:26
2
スタート地点
7:11
7:17
57
8:14
8:24
91
9:55
9:56
5
10:01
10:01
7
10:08
10:17
3
10:20
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5
10:25
10:26
22
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10:49
31
11:20
11:21
4
11:25
11:43
1
11:44
11:49
2
11:51
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2
11:53
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5
11:58
11:58
22
12:20
12:20
30
12:50
12:55
64
13:59
14:01
37
14:38
14:39
26
15:08
ゴール地点
復路の鍋冠山から先の下りは大体走っています。
天候 快晴!
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三郷スカイラインの展望台手前の駐車場に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
※5/5時点の状況です。今後の融雪次第で登山道の状況は変わります。
・特別危険を感じるような箇所はありませんでした。
・アイゼンは持参しましたが、通して使用しませんでした。

○登山口〜鍋冠山
3.2kmの林道歩き後に登山道に入ります。
登山道はよく整備され、登山道上のササは全て刈ってあります。
残雪は山頂手前あたりに一部のみでした。

○鍋冠山〜大滝山
距離(片道5.1km)の割には歩きやすく楽な内容です。
大滝山の登り斜面の途中からほぼ全面雪となります。
大滝山北峰の直下のみ急斜面で、僅か十数メートルの区間ですがアイゼンがあると便利です。
(あと数日で夏道が出そうな雰囲気でした)

○大滝山〜蝶ヶ岳
トレース多数。稜線を巻く箇所が多く、少し分かりにくい箇所がありました。
下り途中から全面雪上歩きですが、急斜面は無いのでアイゼンは使用しませんでした。
 
その他周辺情報 特になし。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
朝、国営アルプス公園手前あたりから常念岳。
天気は快晴です。
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朝、国営アルプス公園手前あたりから常念岳。
天気は快晴です。
三郷スカイラインから展望台の駐車場へ。
既に複数台停まっていました。
三郷スカイラインから展望台の駐車場へ。
既に複数台停まっていました。
駐車場には綺麗な公衆トイレがあります。
駐車場には綺麗な公衆トイレがあります。
展望台から。方角は朝日で眩しい東方向。
展望台から。方角は朝日で眩しい東方向。
足元にマキノスミレ。
私のスマホじゃピント合わず。
足元にマキノスミレ。
私のスマホじゃピント合わず。
暫くは林道歩き。
日かげは雪が出てきます。
暫くは林道歩き。
日かげは雪が出てきます。
3.2キロの林道歩きを終えると、冷沢登山口に着きました。
3.2キロの林道歩きを終えると、冷沢登山口に着きました。
登山口付近にはイワナシの花が咲いていました。
登山口付近にはイワナシの花が咲いていました。
鍋冠山までは尾根の登りメイン。
ササは奇麗に刈ってあります。
鍋冠山までは尾根の登りメイン。
ササは奇麗に刈ってあります。
イワカガミロード。
咲く頃には壮観ですね。
イワカガミロード。
咲く頃には壮観ですね。
鍋冠山山頂手前から残雪が出始めます。
鍋冠山山頂手前から残雪が出始めます。
雪が解けた場所ではセリバオウレンがたくさん咲いていました。
雪が解けた場所ではセリバオウレンがたくさん咲いていました。
登り切って鍋冠山山頂。
樹林帯の中の山頂。展望はありません。
登り切って鍋冠山山頂。
樹林帯の中の山頂。展望はありません。
鍋冠山から緩やかに下り、比較的平坦な道を暫く進むと大滝山への登り返し。
右手には常念岳が近い!
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鍋冠山から緩やかに下り、比較的平坦な道を暫く進むと大滝山への登り返し。
右手には常念岳が近い!
このへんは歩きやすいです。
このへんは歩きやすいです。
上部が見えてきました。
上部が見えてきました。
一旦斜度の高い夏道に出てジグザグに登り、稜線直下の雪斜面を登ると稜線です。
一旦斜度の高い夏道に出てジグザグに登り、稜線直下の雪斜面を登ると稜線です。
稜線からは奥穂高岳、槍ヶ岳。手前に蝶ヶ岳です。
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稜線からは奥穂高岳、槍ヶ岳。手前に蝶ヶ岳です。
右手には常念岳、大天井岳。
雪渓はゼブラ模様ですが、上部の稜線はもう夏道ですね。
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右手には常念岳、大天井岳。
雪渓はゼブラ模様ですが、上部の稜線はもう夏道ですね。
稜線に出て少し進むと大滝山北峰です。
稜線に出て少し進むと大滝山北峰です。
大滝山北峰はハイマツの中の山頂ですが、展望は360度です。
大滝山北峰はハイマツの中の山頂ですが、展望は360度です。
2日に歩いた焼岳や
2日に歩いた焼岳や
右奥には鹿島槍ヶ岳もうっすら。
右奥には鹿島槍ヶ岳もうっすら。
大滝山北峰から少し下ると大滝山荘。
1階はまだ雪に埋まっています。
大滝山北峰から少し下ると大滝山荘。
1階はまだ雪に埋まっています。
さらに奥へ進むと大滝山南峰が見えてきます。
あちらもなだらかな山容、山頂は開けています。
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さらに奥へ進むと大滝山南峰が見えてきます。
あちらもなだらかな山容、山頂は開けています。
山頂へは楽々雪上歩きです。
山頂へは楽々雪上歩きです。
登り切って大滝山南峰。
標高はわずかに北峰より低いようです。
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登り切って大滝山南峰。
標高はわずかに北峰より低いようです。
南峰からは乗鞍岳、御嶽山の展望。
どちらももうかれこれ15年くらい登りに行ってないです。
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南峰からは乗鞍岳、御嶽山の展望。
どちらももうかれこれ15年くらい登りに行ってないです。
乗鞍岳、アップで。
まだ雪たっぷりです。
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乗鞍岳、アップで。
まだ雪たっぷりです。
同、御嶽山。
うっすらですが、中央アもアップで。
うっすらですが、中央アもアップで。
南峰からも穂高〜槍の展望です。
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南峰からも穂高〜槍の展望です。
常念を前に、ゆるやかな雪斜面をゆるゆる下り戻ります。
常念を前に、ゆるやかな雪斜面をゆるゆる下り戻ります。
戻り途中で、歩いてきた稜線。
中央左が鍋冠山。ここから見ると伏せた鍋蓋です。
戻り途中で、歩いてきた稜線。
中央左が鍋冠山。ここから見ると伏せた鍋蓋です。
戻って蝶ヶ岳との分岐点。時刻は10時半前と往復するには十分。
予定通り蝶ヶ岳へ足を伸ばします。
戻って蝶ヶ岳との分岐点。時刻は10時半前と往復するには十分。
予定通り蝶ヶ岳へ足を伸ばします。
ここで撮っていなかった頚城三山を。
アップで焼山、火打山、妙高山。
うっすらですが、しっかり確認できました。
ここで撮っていなかった頚城三山を。
アップで焼山、火打山、妙高山。
うっすらですが、しっかり確認できました。
大滝山側から見る穂高連峰〜槍ヶ岳、右には常念岳。
その手前の蝶ヶ岳へと伸びるこれから歩く稜線。
大滝山側から見る穂高連峰〜槍ヶ岳、右には常念岳。
その手前の蝶ヶ岳へと伸びるこれから歩く稜線。
夏道から全面雪道へ。
雪斜面の下りは斜度は割と緩やかで楽々です。
夏道から全面雪道へ。
雪斜面の下りは斜度は割と緩やかで楽々です。
最低鞍部まで下ると蝶ヶ岳へ登り返しです。
最低鞍部まで下ると蝶ヶ岳へ登り返しです。
看板見つけると励みになります。
看板見つけると励みになります。
行きは確実に稜線上を進みましたが、帰りは雪渓上を足滑りしながら下りました。
行きは確実に稜線上を進みましたが、帰りは雪渓上を足滑りしながら下りました。
再びハイマツ帯が近づいてきます。
再びハイマツ帯が近づいてきます。
振り返れば大滝山〜
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振り返れば大滝山〜
ここも行きは大事を取って稜線上を踏み抜きながら悪戦苦闘しつつ進みましたが、帰りは斜面下を進み楽々でした。
ここも行きは大事を取って稜線上を踏み抜きながら悪戦苦闘しつつ進みましたが、帰りは斜面下を進み楽々でした。
ヒュッテとの分岐。山頂見えました!
ヒュッテとの分岐。山頂見えました!
登り切って蝶ヶ岳山頂。
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登り切って蝶ヶ岳山頂。
振り返れば快晴の青空。
蝶ヶ岳ヒュッテと槍、常念。
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振り返れば快晴の青空。
蝶ヶ岳ヒュッテと槍、常念。
蝶ヶ岳まで来ると遮るものがありません。
穂高連峰をアップで。前穂、奥穂、涸沢岳、北穂。
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蝶ヶ岳まで来ると遮るものがありません。
穂高連峰をアップで。前穂、奥穂、涸沢岳、北穂。
右は槍ヶ岳。こちらもバッチリ。
暫く休憩し展望を楽しみました。
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右は槍ヶ岳。こちらもバッチリ。
暫く休憩し展望を楽しみました。
蝶ヶ岳ヒュッテと奥穂〜槍の稜線。
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蝶ヶ岳ヒュッテと奥穂〜槍の稜線。
三股へはそのまま左下、大滝山方向はトラバース気味に右へ分岐します。
三股へはそのまま左下、大滝山方向はトラバース気味に右へ分岐します。
雪斜面を振り返る。
雪斜面を振り返る。
見上げれば小雪庇。
往路はあの上を歩いていました。
見上げれば小雪庇。
往路はあの上を歩いていました。
雪渓を下り振り返る。
雪渓を下り振り返る。
そのまま下ると稜線から大きく外れてしまうので途中で復帰します。
そのまま下ると稜線から大きく外れてしまうので途中で復帰します。
再び、大滝山への登り返しです。
再び、大滝山への登り返しです。
雪斜面を登り返し、振り返れば蝶ヶ岳。
雪斜面を登り返し、振り返れば蝶ヶ岳。
斜面に付いた深い溝。
季節はもう残雪期ですね。
斜面に付いた深い溝。
季節はもう残雪期ですね。
登り切ると稜線上の夏道に出ます。
大展望を再び。
登り切ると稜線上の夏道に出ます。
大展望を再び。
大滝山が近くなります。
大滝山が近くなります。
再び分岐点。
今度は鍋冠山、冷沢方面へ。
再び分岐点。
今度は鍋冠山、冷沢方面へ。
展望も見納め。
ずっと快晴でした。
展望も見納め。
ずっと快晴でした。
急傾斜の雪斜面。
下りは雪が緩み切っており慎重に。
急傾斜の雪斜面。
下りは雪が緩み切っており慎重に。
急なところもありますが基本ゆるゆる下れました。
急なところもありますが基本ゆるゆる下れました。
暫く下り夏道へ。
雪解けたところはセリバオウレン。
暫く下り夏道へ。
雪解けたところはセリバオウレン。
登り返して再び鍋冠山山頂を通過します。
登り返して再び鍋冠山山頂を通過します。
行きに撮らなかったショウジョウバカマ。
行きに撮らなかったショウジョウバカマ。
冷沢登山口まで戻ってきました。
あとは林道歩き(走り)です。
冷沢登山口まで戻ってきました。
あとは林道歩き(走り)です。
斜面のカラマツ林は新緑が始まっています。
斜面のカラマツ林は新緑が始まっています。
ゲートが見えればあと少し!
ゲートが見えればあと少し!
下れば徐々に緑が濃くなってきます。
下れば徐々に緑が濃くなってきます。
展望台が見えてきました。
展望台が見えてきました。
安曇野風景を一望。
手前の扇状地はりんご園、奥の平坦地は市街地や田んぼが広がります。
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安曇野風景を一望。
手前の扇状地はりんご園、奥の平坦地は市街地や田んぼが広がります。
無事に駐車場へ戻ってきました。
無事に駐車場へ戻ってきました。

感想

〜GW登山そのぁ
※色々立て込んでいて今頃連休中のレコを作成しています…笑

5月5日の日曜日も好天予報。
混雑を避けて近場登山。大滝山から蝶ヶ岳を歩くことにしました。
登山口には既に数台。前日泊まりだった方が複数いたようでした。
暫くは、ササが綺麗に刈られ、単調な登りで歩きやすい夏道。
鍋冠山手前から残雪が出始めます。
鍋冠山は展望無し。少し休憩し、緩やかな下り道を進みます。
このあたりで前日泊だったと思われる方とすれ違いました。
鍋冠山〜大滝山間は、距離は長いですが、傾斜は緩やかで歩きやすく、ぐんぐん進みます。
大滝山の登り返しに入る頃にはほぼ全面雪。
トレースが多くあり、ピンクテープもしっかり付いているので、迷わずに進めます。
大滝山北峰直下はこの日の核心部。
距離にして十数メートルですが、斜度がキツく雪も緩んでおり、慎重に進みます。
結局、この日はアイゼンは使わずお荷物でしたが、この区間だけは雪質によっては着用した方が良いと感じました。
アイゼンを持参するのはまだまだ必須です。
ハイマツの稜線に出て、少し進むと大滝山北峰でした。
さらに少し進んで降りると、まだ屋根が雪に埋もれている大滝山荘があります。
このあたりでソロの方とすれ違いました。
山荘からさらに奥へ進み、緩やかな雪斜面を登ると大滝山南峰。
南峰からは乗鞍岳や先日歩いた焼岳がよく望めました。
この時点で天気は快晴!時間も余裕があったので、予定通り蝶ヶ岳へ足を伸ばすことにします。
蝶ヶ岳までは夏道の稜線を少し下り、その先はずっと雪道でトレース多数。
この日新しく付いたものはありませんでしたが、辿るのは容易でした。
特に途中の小ピークを上手く巻いてショートカットできたのは良かったです。
大きく鞍部へ下り、蝶ヶ岳へ登り返し。
登り切ると、さすがは人気のお山!山頂では槍〜穂高をはじめ大展望が広がりました。
割と登山者が少ない時間帯のようでしたが、それでも多くの登山者が大展望を前に思い思いに過ごされていました。
山頂では長居しても寒さを感じないほどに気温高く、暫く休憩し、間近に迫る穂高〜槍の雪稜・岩稜の展望を堪能しました。
復路は足で滑りながらの楽々下り。
後半の登り返しがキツかったですが、ハイマツ帯の稜線へ出ると前方の大滝山と振り返る蝶ヶ岳の展望が楽しめます。
大滝山への分岐からの下りは、往路よりさらに雪が緩んでおり慎重に。
もう少し融雪進めば完全に夏道になりそうでした。
復路も同じ道を辿り、登山口へと戻りました。

この日は蝶ヶ岳周辺を除けば、途中で行き会ったのはわずか6名。
思惑通り、混雑とは無縁の静かな山歩きでした。

翌日は曇天予報でしたが、一日空いたので南信の未踏の山々へ赴きました。
 

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