乗鞍岳摩利支天分岐BC滑降

2024年05月10日(金) [日帰り]

• GPS: 04:50
• 距離: 4.0km
• 登り: 446m
• 下り: 430m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:42
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:21

10:26 位ヶ原山荘
13:24 13:35 摩利支天分岐
13:35 14:03 富士見口
14:47 位ヶ原山荘

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

5:45自宅→中央道八王子IC→諏訪SA→松本IC→乗鞍高原三本滝駐車場9:05
三本滝駐車場利用。無料、百台。この日は金曜日で、9:45発の2番バス時点でもガラガラ
三本滝駐車場からは乗鞍岳春山バスで位ヶ原山荘へ
バスは3台で、各バスには20人以上乗っていました。(韓国人観光客団体が半数以上)
https://www.alpico.co.jp/traffic/local/kamikochi/haruyama/

コース状況／危険箇所等

4月下旬に行った鳥海山のようにベタベタした黒いタール状の汚れや黄砂の汚れはなく、水っぽいざらめ雪でそこそこ快適に滑降出来ました。

写真

5/10 9:43

三本滝駐車場からのカモシカゲレンデ

5/10 9:50

4月はここをシール登行しました

5/10 9:59

バスから三本滝駐車場を見下ろします

5/10 10:22

位ヶ原山荘に到着

5/10 10:16

帰りのバスの時刻

5/10 10:22

トイレを済ませて出発。このトイレ、男女2個ずつしかないので、順番待ちで込み合います。

5/10 10:32

まずは板を手にもって100m位道路歩き

5/10 10:32

ここからシール登行開始

5/10 10:38

では参ります

5/10 10:54

振り返るとすぐ展望

5/10 10:55

水が流れて溝になった雪の凹凸を越えて進みます

5/10 11:04

5/10 11:06

数日前のトレースをたどってトラバース

5/10 11:26

穂高岳登場

5/10 11:28

ずるずるの雪の斜面をトラバース。谷側に滑りやすいので一歩一歩板をしっかり押さえるように登りました。

5/10 11:40

奥穂高岳

5/10 11:41

槍穂高を背にして登ります

5/10 11:41

5/10 11:54

槍穂バックに一休み中

5/10 11:54

前方には南アと中ア

5/10 11:54

南アをアップ

5/10 11:54

八ヶ岳

5/10 11:54

中アアップ

5/10 12:10

位ヶ原を背に、雪溝に沿って直登中

5/10 12:10

明日登る乗鞍岳剣ヶ峰（左）と明日滑降する雪渓（その右隣）

5/10 12:14

剣ヶ峰アップ。早くこの大斜面を滑りたい

5/10 12:11

でも今日はこっちに登ってこの斜面を滑降して足慣らし

5/10 12:15

剣ヶ峰へ向けて登る方々。明日はここを登ります。

5/10 12:18

飛行機

5/10 12:19

アップで

5/10 12:31

肩の小屋口手前の道路を横断中。剣ヶ峰全貌。

5/10 12:44

位ヶ原を見降りします。背後は南ア

5/10 12:47

槍穂高アップ

5/10 13:08

5/10 13:17

5/10 13:18

位ヶ原山荘に泊まっているバスを見下ろします。あそこから登ってきました

5/10 13:18

5/10 13:27

稜線に到着、ここでシールを外して滑降します。

5/10 13:30

槍穂バックに

5/10 13:30

雪渓のどんずまりです

5/10 13:35

摩利支天分岐からの剣ヶ峰。夏はここを歩いて剣ヶ峰へ行きます

5/10 13:35

不消ヶ池

5/10 13:35

富士見岳と槍穂

5/10 13:35

槍穂アップ

5/10 13:41

槍穂見ながら休憩中

5/10 13:57

5/10 14:00

富士見岳と槍穂バックに証拠写真

5/10 14:01

摩利支天のドーム

5/10 14:02

5/10 14:02

5/10 14:02

槍ヶ岳

5/10 14:02

奥穂高岳

5/10 14:02

前穂高岳

5/10 14:03

甲斐駒仙丈北岳間ノ岳農鳥岳

5/10 14:03

塩見岳荒川三山赤石岳中ア

5/10 14:03

木曽駒宝剣空木岳

5/10 14:04

5/10 14:18

では滑降開始

5/10 14:21

シュプールを見上げます

5/10 14:21

5/10 14:21

5/10 14:23

5/10 14:23

5/10 14:25

5/10 14:26

剣ヶ峰バックに

5/10 14:29

5/10 14:29

5/10 14:29

5/10 14:29

5/10 14:29

5/10 14:30

5/10 14:31

ダケカンバ

5/10 14:32

5/10 14:32

5/10 14:32

マイシュプール

5/10 14:32

5/10 14:35

5/10 14:35

5/10 14:35

位ヶ原山荘へはあと一滑り

5/10 14:36

最期の急斜面

5/10 14:39

無事下山

5/10 14:48

振り返って

5/10 14:49

位ヶ原山荘

5/10 15:03

標高は2350m、ここですでに鳥海山山頂2236mを越えています。やっぱり北アはすごいです。

5/10 19:07

夕刻の剣ヶ峰

5/10 19:08

剣ヶ峰アップ（右）

5/10 19:08

今日登ったピーク（中央）

5/10 19:10

三日月

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR3000 カシオ

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 ネックウォーマー 日よけ帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

shigetoshi

この日は翌日の乗鞍岳山頂からのBCスキー滑降
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6785524.html
のための下見。
雪と氷の状態、気温等を冨士見口と摩利支天分岐の間のピークまで登って
確認しました。
その結果、
・雪は3，4月と違って山頂まで緩んでいて快適なザラメ雪、
　ただ、トラバースのシール登行ではエッジが効かずにずるっと滑ることがあり、
　クトーは付けた方が登りやすい。
・凍っていないので雪があるとことは山頂までシール登行可能でアイゼン、ピッケルは不要
・雪は良く締まっているので雪崩の心配もほとんどなく、雪崩装備（ビーコン、ゾンデ棒、スコップ）も不要。（この日はわからなかったのですべて装備して登りました）
・気温も高く、風も弱い（稜線で西風が当たるところのみ風あり）ので防寒具も不要（朝来ているものだけで充分）。
ということで、翌日は極力軽量化して登頂を目指しました。

この日は朝から好天、大絶景を楽しみながらのんびり下見登山となりました。
先々週の海を見ながらの鳥海山もよかったけれど、3000m級の乗鞍は海こそ見えないけど北ア、南ア、中ア、八ヶ岳の絶景を見ながらで、雪も悪くなく、
短いながらも楽しいスキーでした。

初めての乗鞍岳春スキーバスを利用しましたが、
労せずして位ヶ原まで上がることができて、3月4月よりも楽しめることが分かり、
毎年恒例になりそうです。