由布岳(豊後富士、速見火山群)
- GPS
- 05:25
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 895m
- 下り
- 894m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ。気温は15度くらいでした。 マタエ、西峰側の馬の背、吹上付近は風が強かったので、通過時は十分ご留意ください。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
○登山ポストは正面登山口にあり。 ○コースはよく手入れされていて、迷いやすいポイントに道標がきちんと設置されています。 ○御鉢巡りは荒れている箇所があるとのことですのでご留意ください(未確認) |
その他周辺情報 | ○湯布院インターチェンジを出てすぐ、道の駅ゆふいんがあります。きれいなトイレがあります。 ○倉木山林道、蛇越峠は、眺望が素晴らしく絶好の撮影ポイントです。 |
写真
感想
週末になると悪天候に見舞われ、仕事で連休返上など前回の山行(阿蘇山烏帽子岳、杵島岳、根子岳)から1か月。念願の由布岳を目指します。
午前5時頃、私の熊本県南の町では小雨が降っていましたが、湯布院では午後晴れると信じて出発。高速道路を北上するにつれ天気は回復し、なんとか登山できそうな雰囲気になってきました。
まずは、宇奈岐日女(うなぐひめ・うなきひめ・うなぎひめ)神社で本日の安全登山を祈願し、正面登山口へ。無料駐車場は30台くらい、道向かいの有料駐車場は50台以上は余裕で停められそうなスペースがあり、きれいで快適な公衆トイレが整備されています。
由布岳は、東西に頂がある双耳峰で「豊後富士」と呼ばれる霊峰。登山口に立つと、新緑に彩られた由布岳と飯盛ヶ城が目に飛び込んできました。アプローチは準備運動にちょうどいい距離。ブナやコナラ、コハウチワカエデなどの樹林帯を進みます。ウグイスやミソサザイ、百舌鳥?の歌声が気持ちよく響き渡っていました。
飯盛ヶ城(1067m)との鞍部「合野越(ごうやごし。1025m)」でシェルレイヤーを脱ぎ、ひたすら九十九折りを登ります。しばらくすると展望が開け、くじゅう連山や祖母山が見渡せます。西峰と東峰の鞍部「マタエ」(1470m)に出ると風が強くなってきたので、ふたたびシェルレイヤーを着込み、馬の背に取り付きます。二つ目の鎖場をクリアすると、障子ヶ戸が眼前に現れました。
障子ヶ戸はほぼ垂直な岩壁で、鎖を左手に持ち、素人の頼りない三点支持でヨロヨロになりながら、吹上を通過して西峰(1583.5m)の頂に立ちました。偶然登って来られたご家族と写真を撮り合い、お気をつけてとご挨拶。下りでは、東京からお出での若いカップルの方に道を譲ってもらい、「もう少しで足が届きますよ!」と声をかけていただき、なんとかクリア。ほんと助かりました! お礼にくじゅう連山(大船山と三俣山)をお勧めし、東峰(1580m)を目指します。
西峰の岩場で体力を消耗して、太ももがプルプルしていましたが、無事東峰の頂上にたどり着き、しばらく眺望を堪能した後、味噌ラーメンで腹ごしらえ。岐阜県からいらした方に証拠写真を撮っていただきました。みなさま優しい方々ばかり。普通に日本はいい国だと思います。
下山後、飯盛ヶ城の山腹の岩の上でぼんやりした後、倉木山林道から由布岳と飯盛ヶ城をパチリ。4月3日にオープンした湯布院ウィスキーさんで、自分へのご褒美を購入。道の駅ゆふいんで家族へのお土産を購入し、蛇越峠から由布岳と由布院盆地を写真に収め、帰路に着きました。
(後日談)
豊後国風土記(奈良時代初期)には「柚富峯」、万葉集には「木綿山」、和名抄には「由布郷」との記載があるようです。
「ウナグ」は首に何かを付けている状態を意味し、卑弥呼のような女性の統治者が勾玉を着けてこの地を治め、神格化され宇奈岐日女として祀られたという説があるようです。
三俣山と大船山登ってきました!
九重サイコーでした✨
オススメいただきありがとうございました🙏
わたしの大好きなくじゅう連山(大船、三俣)、気に入っていただけて嬉しいです😆
春は黒(野焼き)、夏は青、秋は赤、冬は白のくじゅうで、またお会いしましょう♪
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