【日向八丁尾根〜坊主中尾根〜鋸岳】《海の日》の泳ぎは南アルプスで!!!
- GPS
- 18:34
- 距離
- 38.4km
- 登り
- 3,941m
- 下り
- 3,748m
コースタイム
- 山行
- 9:42
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:20
天候 | ・19日 午前中 午後 ・20日 午前中 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
・釜無川作業道路のゲートにMTBをデポ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《日向八丁尾根》 ・破線ルート並みに整備されているという印象だった。 ・しかし黒戸尾根と比べると歩かれていないので不明瞭と感じる場所があるかもしれません。 ・途中に水場などは無く、黒戸よりも時間が掛かるので日帰りで予定するなら健脚向きだと思います。 《坊主中尾根》 ・踏み跡は全くありません。 ・相当自信が有る方を除き、この尾根に入るのは非常に危険です。 ・読図・藪漕ぎ・忍耐力・RF能力を存分に試されます。特にハイマツの激藪は事前の印象よりも遥かに厳しかったです。 《鋸岳縦走》 ・他の方の記録で丁寧に解説されているので控えさせて頂きますが、ある程度の岩慣れが必要なのは間違いありません。 ・数年前とルートに変化はありませんでした。 《編笠山》 ・基本的(分岐からある程度までは踏み跡アリ)に道はありません。 ・ハイマツ帯は急斜面に入ると激しさを増して綱渡り&潜りです。 ・ハイマツ帯を避けようと高度を下げましたがトラバースの勾配が厳しかったので樹林帯に入るまではハイマツを正面突破が賢明だと思いました。 |
その他周辺情報 | 尾白の湯に行こうと思いましたが大混雑で止めました。 |
写真
感想
今週は《海の日》という事で3連休!やはり海の日という事で泳ぎに行く事にした。
どこに泳ぎに行こうか...。静波?中田島砂丘?? いやいや僕が泳ぐのはハイマツの海! 行き先はガキ(東餓鬼岳)かボウズ(坊主山)か...。
せっかく泊りで山に行けるのでお金が掛からずに日帰り困難な坊主山に八丁尾根〜坊主中尾根〜6合石室〜鋸岳〜編笠山下見〜釜無川ゲートという計画にした。
坊主山をご存じの方は相当マニアックな方だと思います。 黒戸尾根と八丁尾根に挟まれた場所にありながら見向きもされないマイナーピーク...。
僕も全く興味が無かったのですが、toradangoさんにお聞きしてからこの尾根とピークに夢中になってしましました。
藪屋の聖地的な場所に僕も訪れてみたい! 道無き藪尾根を歩きたい!と毎日のように地形図と「激藪の隙間」を研究する日々でした。
難しい挑戦になる事は分かっていましたが、自信はありました。 ただ問題は天気...。 天気予報では曇り時々晴れ。
雨が降らず、深いガスではなく高曇りなら十分にチャンスはあると思った。
3時前に竹宇駒ヶ岳駐車場を出発。
台風の後で渓谷沿いを夜間に歩くのは嫌だったので林道を延々と歩き日向山登山口へ。
登山道は人気がある山だけあり、非常に良く整備された登山道で快調に歩く事が出来るが、今回は行程が長いのと幕営道具一式背負っているので無理がない範囲で歩く事にした。
初めて訪れた日向山だが写真で見て想像していた通り白砂で覆われたビーチのような山頂。 ビーチパラソルとピチピチギャルが良く似合う山だ。
この山頂でタイミング良くご来光! 白砂にモルゲンロート...素晴らしい光景でした。
ここから続く稜線が八丁尾根ですが、数年前に整備されたという事で近年は歩く方が増えているという事でいずれは黒戸尾根のような存在になるのだろうか?
今回は初めて登るので、尾根の様子、大岩山からの複雑な地形を観察しながら歩く事にしました。
日向山〜駒岩までがかなりの急登で、その先はダラダラと登って大岩山。途中の千段刈の辺りはとても雰囲気の良い稜線で「山梨森林100選」という看板もあった。
大岩山から一気にキレット状に切れ落ちた稜線も被覆付きのワイヤー、鎖、鉄梯子で良く整備されている印象を受けたが、人によって感じる印象は違うので何とも言えない。七丈小屋の主人が整備されたという事を聞いたが、感謝しながら歩かせて頂きました。 このような補助が無ければ懸垂が必要な箇所が1〜2か所ありました。
キレットのそこから再び急登で登り返すとしばらく平行な尾根を歩く。この辺りも南アルプスらしい黒木の稜線で僕的には大好きな雰囲気でした。
烏帽子岳が近くなると高木が無くなりシャクナゲなどがメインになり展望も開ける。
甲斐駒と坊主中尾根を覆う雲がイヤらしい...。
ここでお会いした方と後で6合石室で再びお会いした。
烏帽子岳をければ甲斐駒〜鋸岳の稜線に合流です。
ここから今夜の宿である六合石室に足早に進み、小屋で荷物を全て出し、水を汲みに出かける。
稜線から急坂を5分程下ると水の音が聞こえてきた...。 大雨の影響もあるのか豊富な水量で直ぐに4ℓ補給する事が出来た。 とても冷たく美味しい水だった。
小屋に戻り必要な物だけザックに詰めて坊主山を目指そうと思い小屋を出た途端に雨が降ってきた...。 それでも晴れ間も出ていたので直ぐに止むと思い小屋で寝具の準備をして待っていると案の定止んだ。
急いで出かけるが、おおよそ2800m以上はガスに覆われていた。
目指す坊主山は2365mなので問題ないのだが取付きは微妙な感じ...。
地形図や数少ない資料を見てハイマツの強行突破は避けたいと思っていた。 鋸岳方向から行くという事もあり2650〜2700mの岩場付近をトラバースしながら稜線を目指す事を事前に考えていたのですが、実際に岩場を見ると直下は厳しそうなので、その上の緩い斜面から入れば最初はハイマツだが直ぐにハイマツの激藪からは逃げつつ主稜線に行けそうな感じだったのでハイマツに突入した!
予想通りトラバースは順調だった。
シャクナゲとハイマツ、ナナカマドの藪だが埋める感じではないので遅々とだが進む事は出来た。 時折、岩場で際どいトラバースもあったがハイマツを掴みながら通過し、位置的に主稜線が見える位置に出たので目指す方向を見ると見えない...。
一気にガスが稜線を降りてきてしまった!
それでも近くは見えるので東へ向かう。ハイマツの急登を登っている最中、雨が強く降ってきた...。 急いで藪の薄い場所に逃げ込んで雨具を着込む。
さて、どうしようか? ここに居ても仕方ないのでとにかく目指す位置までは行く事にした。 藪と格闘しながらなので靴も服もずぶ濡れ...。 雨具は防寒着のような感じになっているので冷えは感じなかった。
背の高く立ったハイマツという矛盾したハイマツ帯を抜け、背の低いハイマツ帯に出た。この時は気が付かなかったが、この位置は水流のある沢地形の西の尾根だったようだ。
時刻は12時。 行くか、戻るか、決めなければならない。
答えは簡単で頭では分かっていた。時間にある程度余裕はあるがそういう問題ではない状況&場所にいる。
既にガスに包まれ下も上の稜線も見えない。 しかし、ここからハイマツの藪は緩くなりスピードが上がる事は資料で分かっていたが、それは視界が良好で的確なRFが出来る状況という条件付きです。 少なくとも僕の今の実力で、的確に坊主山に辿り着くのは厳しい。いや、多分無理、、、。 仮に行けても小屋に戻るのが非常に厳しい。
頭では分かっていても、下に行きたい自分がいる。 ツイてない...。
悔しくて悔しくて、空を見ながら何を言っても状況が変わる訳でもないが、言わずにはいられなかった。
上に戻る事にした。 来た道を戻るでも良かったが素直に尾根を登る事にしたら、まさに強者ハイマツの強行突破地帯に入り込んでしまった...。
「もがく」ばかりで全然進まない。比高10m登るのに何分掛かっているのだろう?
そして、この全身運動より負荷の強い有酸素運動はこの世にあるのか?普通の登山者が迷い込んだら抜け出す事は可能なのか?などクダラナイ事しか頭に浮かんでこない、、、。
toradangoさんの資料の沢地形を探す事にした。
僅かに登りながら左へとトラバースしていくが、なかなか見つからない。 既に枯れた高度なのか? 自分の位置が思っていたより、ずれているのか?
心が折れそうなほど厳しい藪漕ぎ...。 ガスに包まれていなかったら簡単に見つける事は可能だったのだろうが、やっとの思いで見つけた!!! 確かに水流があり、美味しい水場で喉を潤し藪無き沢を登る。快適極まりない!!! 普通に歩ける事がこれ程幸せな事と初めて感じる。が、僅かな距離で沢は終わった...そして再び強者と格闘を繰り返すが稜線の位置が分からないのでゴールが分からないという精神的な不安も拍車をかける。
相当な時間をかけて稜線に出た。 雨は降り続くが一般道に出て『助かった!』という思いで小屋に駆け込む。
小屋に入ると若い男性が一名いました。
年も山の趣向も近いので話が盛り上がっていると、八丁尾根で合った方が入ってきた。
話しを聞くと鋸岳の第二高点付近でガスが深くリングワンデルングして再び三つ頭まで戻ってきてしまったという信じられない怖い話...。
その後もガスと雨で予定外でこの小屋に来る方が増え、最終的に小さな小屋に7名宿泊という事になった。 細引きが濡れた衣類で埋まっている様は賑やかな営業小屋のようでした。
そのうちの一名がラジオを聞いていたので耳に入ったのが「関東甲信地方は梅雨明けした模様...」梅雨明けかぁ、今日は梅雨明け10日の一日目に入ってないのかよ!なんて一人で考えていました。
翌朝は少し雲がかかっているが晴れた。
今日は鋸岳から釜無川ゲートに下りるだけなので、ゆっくりと朝食を済ませ5時に出発。
昨日のショックが心に残っているが、快晴の稜線は気持ち良く、久しぶりの鋸岳は岩を楽しみ、高山植物に癒されて快適だった。
以前来た時は角兵衛沢〜甲斐駒だったので三角点ピーク方向は始めてでしたが、三角点ピークまで岩が続いていた。
三角点ピークから編笠山へ下見的に行ってみる事にした。
分岐からある程度は踏み跡「らしき」ものはあるが稜線のハイマツ帯で消える。ここからはハイマツと格闘。
ハイマツと格闘が終わった所で引き返したが、自分の場合往復で5時間あれば充分行けるような気がした。
ここからはストックを出して、飛ばして下る。 荷物が重いのでそれ程スピードは出ないが、気持ちの良い登山道で楽しく下れました。
富士川水源で喉を潤し、長い工事作業道(9km)をタイムを計りながら走り、ゲートから駒ヶ岳神社までサイクリングして終了。
温泉に入ろうと「尾白の湯」に行こうとしましたが大混雑で止めて掛川まで直行で帰りました。
《感想》
悔しい山行になってしまいました。
自然の厳しい一面を見せられた時、僕のような者にはあれ以上の事は出来ません。
普段はそれ程ピークに執着しないのですが、『坊主山』だけは必ず登頂したいと更に思いが強くないました!
「今年の汚れ今年のうちに...」
このCMが流れる頃は雪に閉ざされてしまうので時間的にも限られていますが、晴天を狙って再びこの尾根を歩いてみたいと思います。
このようなマニアックな山の記録を最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
コメント
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kaikaireiさんらしいワイルドな山行でしたね。
このところの南アルプス南部の藪漕ぎが大いに役に立ったんじゃないでしょうか
海の日に山に行ったバチが当たったんですね、きっと。(笑)
鋸岳って、富士川の水源なんですよねー。
子供の頃釜無川(信玄堤のあたり)でよく泳いでいましたが、水源の写真を見ると感慨深いものがあります。(自分で行けよ!って突っ込みがありあそうですが・・・(笑))
梅雨明け10日を狙って来週あたり北アルプスを縦走してきたいと思います。
台風が来なければいいですが・・・
素晴らしいレコをありがとうございました。
Sanchan33さん、こんばんは
そうなんですよ 先日の上河内岳のハイマツ漕ぎである程度経験を積んでいたのですが、今回は更に厳しい尾根でした
やっぱ海の日は海に行くべきなんですかね...
Sanchan33さんは地元が山梨県ですので、甲斐駒近辺は良く来られていましたよね
という事は鋸も行くチャンスはありますね 自分で見てきてください!!!(笑)
快晴の北アルプスは気持ち良さそうですね
僕も晴天を狙って北アルプスに行きたいのですが、台風は厄介ですね
Sanchan33さんの素晴らしい写真と縦走の記録を楽しみに待っています!
ホントに凄いですねぇ。感心しきりです。
石室&鋸岳、行ってみたいコースですが、藪漕ぎは勘弁かな…。
自分は日向山、鋸岳、甲斐駒を日帰り周回でトライしてみようと思います。
K-MEN75さん、こんばんは
ニアミスでしたね いやぁ〜、でも会わなくて良かったですよ!
会っていたら勢いで僕もそちらに便乗してしまいそうですもん(笑)
K-MEN75さんはアスリートですので、「日向山、鋸岳、甲斐駒を日帰り周回」は問題なく歩けると思います
あと、藪漕ぎも、、、行けるかと...(笑)
kaiさん、おはよう。
ルートのイメージ出来なかったので、写真や感想を読む前に
地形図にしてルートを辿って行ったのですが、2か所?と
思ったら感想読んで納得です。
こういう大変なルートだと一つでも条件が良くないものがあるだけで
難易度が大きく上がってしまうんでしょうね。
藪泳ぎの激闘、お疲れ様でした。
リトライ、期待しています。
millionさん、こんばんは 小屋でmillionさんの神奈川県バージョンの事を考えていました やはりそちらも悪天候でしたか
ルートは分かり難かったと思いますが、理解して頂けたのなら良かったです
本当にmillionさんが仰る通り、このような山では少しでも天候が崩れると大きな痛手となります。 それはmillionさんが行おうとしている大きな挑戦も同じですので成功するにはタイミングが非常に大事になってきますね
いつになるかわかりませんが、次こそは藪を歩き抜きたいと思っています!
僕も神奈川県バージョンは期待していますよ!!!
石室で出会ったものです!
ご来光を狙って3時に小屋を出たんですけど、ガスってあんまり見えませんでした(泣
さすがですね〜。俺も精進しますww
liew2fowさん、こんばんは 探して頂きありがとうございます!!!
登山者には珍しいラッパーという事で驚いたのですが、liew2fowさんの山の趣向も僕的にはストライク!でしたので楽しい時間でした
僕もハイブリッドを目指す者ですので、今後もオールマイティーを目指して頑張りましょう
実は僕も正月の北岳を考えていました。
もしタイミングが合えばラッセルは頑張りますので、ご一緒させてもらえたら嬉しいです
いやはや今回も素晴らしいチャレンジですね。
日向山〜鋸岳はkaikaireiさんなら日帰りコースじゃないのかなぁと思いましたが、本命は坊主山でしたか。
坊主山は知らなかったのでググってみました・・・かなりの高難易度な山のようで
なぜ稜線から攻めるのか疑問でしたが、ブログなどを読んで納得。
次は登頂されることを願っています
mattsooさん、こんばんは 夏はこちらに来られますか?
また一緒にアルプスを歩き温泉にでも入りたいですね
今回のコースですが、当初は↑黒戸・坊主山・↓八丁で日帰り周回を考えていたのですが、せっかく自由な時間が取れたので泊りにしました。
今日も晴れでしたので、天候が一日ずれていたら全く違う山行になっていたのだろうと仕事中に考えていましたが、すべては上手くいきませんね...
下からも考えましたが、正直なところビビってしまいました (実際、ルンゼに雪が残っていたのでアイゼン、ピッケルが欲しかったです)
上からなら疲労は激しいけど登頂の可能性は格段に上がると思っていたのですが、天候には勝てませんね
一応、南アルプス最難のピークと言われていますので必ず登頂してみます
今回もハードな山行。お疲れ様でした。
天気良くないからじっとしてるかと。。。無理か
山梨県にもステキ??な海があるのですね
かなり荒波のようですね。
的確な判断は流石です。体力の方ももちろん
で、また山とは無縁なコメで。
荷を背負ってマラソン大会。ナイスランです
走って、チャリ。あとは川で泳げばトライアスロンでしたね
ちなみに我が家の海の日は・・・川遊びの日でした
yamayoさん、こんばんは やっぱyamayoさんがいないとハイマツの海は泳ぎ切れませんよ でも、山梨の海は荒波で男気タップリでウザいですよ
マラソン大会を走りながら、 将悟さんのギネス記録の事を考えていましたが、18kg背負って3時間6分ってどんな身体してんでしょうね
ほぼ、お化けです
また近いうちに静岡の海に泳ぎに行きましょ
悪天候の中、ご苦労様でした。相変わらずのスピードに脱帽です。下界は梅雨明けしましたが、台風崩れの低気圧が抜けずに気圧配置がイマイチで、南から湿った風が入り込む状況だったので、下界は晴れても標高の高い稜線はガスのパターンでした。高所の悪天を予想して幕営を諦めて日曜日に八ヶ岳の編笠山に日帰りで行きましたが強風+ガスで展望皆無でとんぼ返りでした。
坊主山への尾根は視界が無いときに下るのはきついですね。特に最後の山頂への下降点は地形的に明瞭な場所ではないので、視界がないときはGPSのお助けがないと無理でしょう。おまけに雨が降る中でのハイマツ漕ぎは・・・・。私が登りで使った沢の続きよりもkaikaireiさんが下りで使ったルートの方が藪が薄そうかな。あそこのハイマツは私の体験上最強でした。東餓鬼岳のハイマツはかわいく思えることでしょう。あそこはハイマツの枝の上に踏跡(獣道?)があった記憶があります。
今回の撤退は正解でしょう。日が短くなりますが涼しくて天候が安定した秋の方がいいかもしれません。何せ夏場の日中は雷雨の心配をしなくてはならず、森林限界で雷が来るのは恐ろしいし、雷雨後にたっぷりと濡れたハイマツに突っ込むのもちょっと・・・。
こちらは9月の長野移住の準備で週末は潰れることが多くなりそうです。引っ越し先の住居は今より狭くなるので荷物半減が必要で、かなりの物を捨てる必要があるため、数年間使ってない物はほぼ全て廃棄予定。6,7本ある鹿の角、どうしようかと思案中です 鹿の角は具体的用途が無いからなぁ・・・ 200枚以上ある地形図も重さも保管場所も喰うので購入金額は高額ですが大半は廃棄予定です。今はネットで最新地形図をダウンロードしてプリントアウトできるので、地形図の購入は今年は皆無ですし昨年も数枚程度。登場機会は皆無に近い。その意味では昔のガイドブックは登場機会皆無。今登っている薮山はガイドブックに記載なしなので。
toradangoさん、こんばんは 記録でtoradangoさんの名前を何度も書いてしまい申し訳ないです
結果的に「敗退」という事になってしまいましたが、この尾根の存在を知り、部分的にですが歩く事が出来て充実した時間でしたし、良い経験をさせて頂きました
ハイマツの厳しさは上河内岳よりも厳しかったです。 イメージ的に上河内岳は爽やかさがありましたが、坊主中尾根は粘着質な感じで深く、絡み付くようで本当に疲れました
ハイマツの中で考えていたのは、toradangoさんがこの厳しい尾根をあの時間で歩いたというのが速過ぎてビックリでした
最悪な藪にハマった時って、トラバースして良い場所を探すべきなのか?我慢してそのまま登るべきなのか?
ケースバイケースだと思いますが、その判断で時間・体力の消耗がかなり違うのですが、この辺もRFのうちに入るのでしょうね...。
東餓鬼岳の稜線ってハイマツ以外にも笹薮なんかもあるのですかね?ダニにやられるのは嫌なのですが、僕は少々ハイマツ漕ぎの練習が必要かもしれません。
お引越しされるという事でおめでとうございます!!!
山屋にとって長野県・山梨県辺りに住むというのは憧れですね
しかし、お引越しで廃棄しなければならない物も多数あるという事で...。
中にはお宝書籍や地図なんかもあるんでしょうね
南アルプス関連の物があれば是非譲って頂きたいのですが...厚かましくて申し訳ありません
それにしても、今回の山行でtoradangoさんの凄さを改めて実感いたしました!
kaikaireiさん、こんにちわ。
月曜の朝、横岳峠と三角点ピークの間ですれ違った者です。私より先行した単独の方と第一高点で話しをした際、kaikaireiさんは編笠山を偵察し、坊主尾根を歩いてきた、と聞きました。
坊主尾根と聞いて、最初は??でしたが、甲斐駒の坊主中尾根か、と後で気がつきました。坊主中尾根は、黒戸尾根を登った際も、日向八丁尾根を烏帽子岳まで登った際も良く見えていて、下半分(2/3?)が美しい断崖で、上半分はうっそうとした森で、人を寄せ付けないオーラをまとった美しい尾根だな、と思い眺めていました。
坊主中尾根を歩くレコは、初めて見ました。すごいの一言です。マニアックなレコ、読ませていただきありがとうございました。
totoro_sanさん、こんばんは もちろん覚えていますよ!
坊主中尾根を御存知という時点でtotoro_sanさんは相当な山好きですね
僕は上のコメントしてくださった方から坊主中尾根の存在を教えていただきました。
悪天候もあり思っていた以上に苦戦し、敗退という結果になってしまいましたが、自分で道を探し、コースを選択していくという冒険的な作業が楽しく、良い経験になりました。
次回は登頂したいと思います
totoro_sanも見事に鋸岳を登頂されたという事でおめでとうございます!!!
難しい山を最高の天気で登頂すると充実感も格別ですね
マニアックな記録を読んで頂きありがとうございました!
kaiさん、こんばんは!
こういった記録をアップされると、私は本来出番を失うのですが、
恥を忍んでコメントします
またまた訳の分からないルートで 、気がつけば鋸を走破してました
しかも、以前の上河内岳より手強い、ハイマツの海を泳がれたとか
透明度ゼロの荒海 よくやるな〜
目的地が2座、未達成となりましたが
いやいやどうして、皆さんの驚かれたコメを拝見すれば一目瞭然!
十分すぎる内容のレコですよ
流石にkaiさん!静岡百の時とは、顔つきからして違いますよ
私など、中田島砂丘での水遊びがせいぜい。
kaiさんのお誘いなど、レベル的に無理なの分かってくれますよね!
体調的に「チームT」が現在のベストコラボですから
心臓に悪いので、次回は緩めでお願いします
tailwindさん、こんばんは いつもコメントありがとうございます!
最近は毎度の事ながらマニアックなルートを歩いてきました。
tailwindさんはお気付きだと思いますがお友達のtotoro_sanにもお会いしました
最近は険しい稜線ですが鋸岳に登る方も結構多いようですね
静岡百山の時と顔つき違います? う〜ん、変な言い方ですが立ち向かう感じはあるので変わってくるんですかね...。 え?そういう意味じゃなくてエロい顔してますって?
「チームT」の皆さんは全員フォローさせて頂いておりますが、本当に皆さん良い人ばかりですね
今週は山に行けるか分かりませんが、そろそろ静岡百山の南アルプスに行かないと夏は終わってしまいますね
少し荒稼ぎしてきます
こんばんは。現在も引越しに向けてデジタルデータの引越し中です。怪しいモノ を含めてCD、DVDは大量廃棄です。古いものはもう読めなくなってバックアップ不可のものもありましたが、まあいいかって感じです
廃棄予定の書籍についてはまだ籔を始める前(20年くらい前)に購入したものなので、一般的なガイドブックしかないのでお役に立ちそうにありません。マニアックな本は捨てませんので でもアルプス関係ではそのような本は持っていないかな。白山書房が出している地方の籔山低山関係の本だけです。
静岡付近では山と渓谷社の分県登山ガイドの静岡県の山(1998年版)と、風媒社の「こんなに楽しい愛知の130山」(1999年版)くらいでしょうか。新ハイ発行の「日本300名山ガイド東日本編/西日本編」(平成6年版)も静岡の山がいくつか含まれます。今、東日本編の最後を見たら農鳥岳でしたが面白い事実を発見! ガイドブックに記載された当時の地形図のコピーでは今の地形図で3051m標高点のあるピークの西側のピークが3051m標高点になってます(今現在、西農鳥岳の山頂標識があるピーク)。
地形図については南ア、北ア、八ヶ岳、中ア、木曾御嶽、乗鞍等の2000m以上の山は大体そろっていると思います。ただし登山道がある場所はエアリアマップを利用するので全部あるとは限りませんが。これらの山々はごく一部を残して登ってしまっているのでこの辺の地形図も廃棄予定です。ただし、ちょっと古いだけ(10〜20年前)の普通の地形図なので、これまた現在では利用価値は低いと思います。
toradangoさん、こんばんは 再びご丁寧にありがとうございます!!!
日記も読ませて頂きましたが、データを長期保存するって結構大変な事なんですね
僕も山の写真をDVD−Rに保存してあるのでヤバいかもしれません。ちなみにですが、怪しいDVDも隠してあるのですが、妻は気が付いているので、他の物を使う時にその戸棚を開ける時は夫婦間で気まずい雰囲気が流れます
東京には山の古書を多く置いてある本屋さんもあると聞いた事がありますが、この田舎町では探す事も困難です 廃道の資料を探しても、現在では跡形も無い道だと思いますが、暇な時に痕跡を探すなんてのも楽しいかなぁ〜。なんて思っています。
toradangoさんには、いつも貴重なお話を伺わせて頂き本当に有り難いです!!!
また今後もいろいろ勉強させて頂きたいと思いますのでよろしくお願いします
kaikaireiさん、
バックナンバーを読んでいて気になったのでコメントさせてください。
日向八丁尾根は、今回の聖岳と同じメンバーで去年の秋に歩きました。結構似たようなところを歩いているんですね。その時は、日向山から甲斐駒ケ岳を経て黒戸尾根を下るという一般的なものでしたが。12時間強かかっています。
それにしても、坊主山にチャレンジとは恐れ入りました!
30年くらい前の冬に、滑滝沢を登り坊主山に抜ける予定で入山したことがありました。
仝涵鬚泙覇山し
黄蓮谷左股をアイスクライミングで抜け
K啓臑瑤鬟▲ぅ好ライミングで抜け
こ蠡貘瑤鯏个蠕仄爾
ス戸尾根を下山
という予定だったのですが、滑滝沢で別パーティーの転落事故があったため遺体を回収しそのまま継続を断念して下山したことがありました。
沢からアプローチするという方法もあるかもしれませんが、稜線のハイマツは冬の方が処理しやすいかもしれません。
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