一切経山 ラクダへの道は刺激的でした！？

2024年05月18日(土) [日帰り]

• GPS: 06:52
• 距離: 10.6km
• 登り: 678m
• 下り: 683m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:50
• 休憩: 1:01
• 合計: 6:51

7:52 浄土平ビジターセンター
8:36 8:36 酸ヶ平分岐
8:40 8:40 酸ヶ平避難小屋
8:54 8:59 旧酸ヶ平上分岐
9:23 9:43 一切経山
10:54 11:06 駱駝山
12:42 12:59 旧酸ヶ平上分岐
13:09 13:09 酸ヶ平避難小屋
13:12 13:13 酸ヶ平分岐
13:29 13:35 鎌沼
14:42 14:42 浄土平ビジターセンター
14:43 ゴール地点

天候

晴れ　風強し
てんくら予報では午前C　14〜12(m/s)
　風が冷たく、強く吹くと体感は低い（厚手の上着でスタート）
　下界では熱中症注意予報なんて出ていたのにね。
　※一切経山は荒れると風が物凄い。この日は良い方だったでしょう。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■浄土平　駐車場
　普通車　500円　　広い駐車場
　朝8:30頃はガラガラ、帰宅時にはまあまあ埋まってました。

コース状況／危険箇所等

■浄土平〜一切経山
　残雪を渡る個所あり。特に爪がなくても問題ないが、今後は端の踏み抜きなどは注意。
　小屋から稜線までは大小の岩・石あり。スニーカーで歩く人も見かけたが、
　下りなどではやはり登山靴などがお勧め。

■一切経山〜駱駝山
　ザレ場あり。靴底はグリップの効いたものがいい。
　片側が切れ落ちている個所もあり。強風の時は止めたほうがいいでしょう。
　沢跡みたいにえぐれている道は、合流個所でV字に登り返すような所有。
　基本、踏み跡と小さな赤布があるので、変と思ったら周りを見渡して確認。
　岩場は、見た目よりホールドしやすく、登りやすいが、足元が滑りやすい土の所があるので、十分、注意かな。

その他周辺情報

■高湯温泉　共同浴場
　あったか湯　250円　　石鹸等無し持参　シャワー無し、お湯・水のカランのみ
　http://www.takayuonsen.jp/attakayu/
　駐車場には誘導員さんがいて、案内してくれます。

写真

今日のてんくら予報
午前中は強風、午後は少し良くなる見込み

5/18 6:38

遠目に吾妻小富士と一切経山
小富士の黒っぽいところって噴火口じゃないんですよね。

5/18 6:41

拡大するとわかりますが、草地なんです。
遠目にみると錯覚するんです。

5/18 7:27

今日は3コブ　ラクダの背みたいな
駱駝山が目的地　行けるかな〜

5/18 7:50

8時前　まだ駐車場はガラガラ空いてます。
風が冷たく、予想以上に寒い！

5/18 8:23

湿原などはまだ花の気配はないけど、途中、ミネザクラが綺麗に咲いてました。

5/18 8:28

登山道　雪道が出てきますが、アイゼンなどは不要

5/18 8:34

小屋が見えてきました。雪が少ないですよね。

5/18 8:39

酸ヶ平避難小屋　トイレ有

5/18 8:41

小屋裏にも少し残雪
沢山の人が登っていきます。

5/18 8:52

振り返って、湿原と鎌沼が見えてきました。

5/18 9:11

残雪の山は美しい・・けど、少ないです。

5/18 9:11

山頂への道　

5/18 9:14

振り返ると高山の先に安達太良の山頂と鉄山かな

5/18 9:23

空気大感謝

5/18 9:23

うっすらと磐梯山

5/18 9:23

西大巓と西吾妻かな

5/18 9:23

福島の街と信夫山

5/18 9:24

山頂到着
バックには西大巓から東大巓までの山並みがいい

5/18 9:24

三角点にポチッ

5/18 9:25

山頂の風は強い
でも、虫もいなくて、それほど寒くなく、気持ちいい

5/18 9:27

魔女の瞳にご対面
すっかりお目覚めした様子。いつか雪が残る時に来てみたい。

5/18 9:28

瞳の端にグラデーション
綺麗な色です。

5/18 9:44

さて、駱駝山に向かおうとしたらロープがあって、入口がわからない。GPS確認し、この棒を目指したら、踏み跡があった。

5/18 9:46

火山であることがわかる岩

5/18 9:52

駱駝山が見えてきた。ちょっと・・険しいんじゃない？

5/18 9:52

この角度からの吾妻小富士は新鮮。
もう、帰っちゃおうかななんて思った一瞬。

5/18 9:52

ザレザレの道
登ってきた女性が「下りなんて怖いから気を付けて。この先もっと酷いよ〜」と警告。緊張しました。

5/18 9:56

スカイラインも良く見える。
けど、足元ばかり見ながら緊張の連続。

5/18 9:56

浄土平の駐車場まで良く見えます。

5/18 10:02

緑地エリアに到着
少し歩きやすくなるかな

5/18 10:05

・・と、思ったら足を取られて転んだ。
普通なら、石で少し止まるものだが・・油断できない

5/18 10:10

ここからは残雪＆斜め木のアスレチックエリア

5/18 10:14

雪があるから、歩きやすいのか、歩きにくいのか・・・

5/18 10:21

オオカメノキが足元に

5/18 10:24

ここ斜めの道で滑ると下まで落ちそうです。

5/18 10:32

風の強い日は気を付けてと言われた稜線
見た感じよりは怖くない

5/18 10:36

岩場
ストックをザックにしまって、手袋を替える
（安いコンビニ手袋ですが、ゴムで掴みやすい）

5/18 10:37

伝わります？
ここで滑ったら、ヤバイ

5/18 10:39

自称ビビりなのに、なぜこんな所に来た〜( ;∀;)

5/18 10:46

最後の駱駝山
ここも岩場です。

5/18 10:51

岩の向こうは、遥か下にスカイライン

5/18 10:53

着いたよ〜！！
足がなんとなく、すくむ高さ。

5/18 10:53

来た道を振り返る。
よく頑張ったよ。ビビりなのにね。

5/18 10:54

はい！　最高の景色です。

5/18 10:56

こちら、不動滝からのシモフリ街道。
何組か登ってきてました。本当に凄い。

5/18 11:08

下山です。
杭が見えますか？　ここが入口です。
後はご自由にという感じで、岩に印はついてない。

5/18 11:28

マイヅルソウ　
かわいい蕾

5/18 12:04

難所はほぼ終わったところで、絶景みながら、那須　御用邸のチーズケーキ　美味しい！！　

5/18 13:12

湿原まで下山。

5/18 13:17

風が強いので、水面がキラキラ
沼でくつろぐ人達

5/18 13:31

ヒメイチゲ　咲き始め

5/18 13:40

沼の周辺はここだけ雪が残っていました。

5/18 13:41

振り返ると雪の崩落

5/18 13:54

お日様が気持ちいい

5/18 13:55

5/18 14:24

サンカヨウ　生まれたて

5/18 14:25

1輪だけだったので、じっくり堪能

5/18 15:03

下山して残雪ソフト
コーンがちょっと溶岩っぽい

5/18 15:13

朝とは違った雰囲気の駱駝山
登らせてくれて、ありがとう〜♪

5/18 15:41

高湯の共同浴場　あったか湯
真っ白な湯、これも楽しみだったので、満足♡満足

撮影機器：

PowerShot SX740 HS CANON

OM SYSTEM Tough TG-7 OMデジタルソリューションズ

装備

備考

チェンスパ　持っていったが使用せず

感想

mink610

浄土平に向かう吾妻スカイラインから、ちょっと気になっていた駱駝山。
一切経山からピストンしているレコを拝見し、行ってみましたが、地図からは読み取れない、なかなか刺激的なルートでした。

ザレ場を慎重に下っていると、登ってきた女性が、「このザレ場本当に怖い。登るのだって怖いのに、下るなんて・・・この先、もっと酷くなりますよ」とのこと。
ええ〜〜っ(;´﹏`)　もっと酷くなるの！！
どこだろ・・どこだろ・・この先かなと、思っているうちにザレ場は終わってしまった。最悪を想定して歩けたので、逆にあれ？って感じで、あの女性には感謝です。

遠目に両脇が落ちていて怖そうな稜線も、強風ならば危ないんでしょうが、思ったよりは怖くなく歩けました。
その先、岩場は久しぶりで、ビビり発動、足滑らしたら、どこまで落ちるの？どうしてこんな所に来ちゃったんだろうなんて。。。ところが、少しすると慣れてきて、下山のころは楽しくなってきているから不思議です。

あまり人気の無いコースかと思いきや、不動滝から登ってきたという元気な方々や、私同様、一切経からピストンという方々、ソロやペア10組位と挨拶やお話したりしました。

一切経コースに戻ると人の多さにびっくり。鎌沼も周りましたが、そちらも多かったですね。いい日でしたから、皆さん、下界の暑さを逃れて、気持ちいい山を楽しまれたんでしょう。