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記録ID: 681933
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

間ノ岳・農鳥岳。晴れ時々嵐!

2015年07月19日(日) ~ 2015年07月20日(月)
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
21.2km
登り
2,234m
下り
2,848m

コースタイム

1日目
山行
8:20
休憩
0:00
合計
8:20
9:00
20
9:20
220
13:00
120
15:00
2日目
山行
11:50
休憩
0:40
合計
12:30
4:50
30
5:20
60
6:20
6:50
50
7:40
60
8:40
30
9:10
9:20
90
10:50
160
13:30
200
16:50
30
17:20
ゴール地点
天候 晴れ時々嵐
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
奈良田駐車場で前泊。奈良田から広河原に早朝バスで移動。
コース状況/
危険箇所等
大門沢下りで3〜4箇所のハシゴ橋での沢渡りが疲労した状態でやや怖かった。
その他周辺情報 奈良田までの途中の草塩温泉はシンプルだけど安くてすいていた(550円)。
奈良田に向かう途中の草塩温泉で湯に浸かって前泊。20時まで営業!
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奈良田に向かう途中の草塩温泉で湯に浸かって前泊。20時まで営業!
奈良田駐車場の夜明け。期待を抱かせる空。
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奈良田駐車場の夜明け。期待を抱かせる空。
広河原まで朝一のバスで移動。吊橋を渡り登山開始。
広河原まで朝一のバスで移動。吊橋を渡り登山開始。
大樺沢ルートを登るつもりが間違えて白根御池小屋ルートを登ってしまった。ショック!
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大樺沢ルートを登るつもりが間違えて白根御池小屋ルートを登ってしまった。ショック!
二俣まで横移動し、大樺沢ルートに復帰。今日は左俣を登る。北岳上空はどんよりした雲。
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二俣まで横移動し、大樺沢ルートに復帰。今日は左俣を登る。北岳上空はどんよりした雲。
振り返ると青空と白い雲。
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振り返ると青空と白い雲。
左俣の急登を黙々と登る。
左俣の急登を黙々と登る。
雪渓の横を登り詰めて、最後に横切る。
雪渓の横を登り詰めて、最後に横切る。
振り返ると登ってきたルートが広河原まで一望できる。
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振り返ると登ってきたルートが広河原まで一望できる。
八本歯のコル。ここに着く途中から雨になる。
八本歯のコル。ここに着く途中から雨になる。
何箇所か木のハシゴをこなして北岳山荘に到着。なんで?と思うぐらいの強風と雨。天気図では穏やかそうだったのに??
何箇所か木のハシゴをこなして北岳山荘に到着。なんで?と思うぐらいの強風と雨。天気図では穏やかそうだったのに??
混み合う山荘の中。足の踏み場もないが、スタッフの対応は明るくて優しい。
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混み合う山荘の中。足の踏み場もないが、スタッフの対応は明るくて優しい。
山荘の周りのテント。強風で大変だったと思う。
山荘の周りのテント。強風で大変だったと思う。
北岳山荘から夜明けの富士。強い風に雲が流れ、視界が開けたりガスったりを繰り返す。
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北岳山荘から夜明けの富士。強い風に雲が流れ、視界が開けたりガスったりを繰り返す。
北岳山荘。
強風の中、天候回復を期待して出発。まず中白根山。
強風の中、天候回復を期待して出発。まず中白根山。
中白根山からの眺望。
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中白根山からの眺望。
これから向かう間ノ岳方面。なかなかガスが晴れない。
これから向かう間ノ岳方面。なかなかガスが晴れない。
北岳方面を振り返る。北岳山荘が見えるが北岳山頂はガスの中。
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北岳方面を振り返る。北岳山荘が見えるが北岳山頂はガスの中。
間ノ岳山頂!写真では分からないが体があおられるぐらいの物凄い強風。山頂の風下側に回り、しばらくガスを晴れるのを待ったが一進一退。
間ノ岳山頂!写真では分からないが体があおられるぐらいの物凄い強風。山頂の風下側に回り、しばらくガスを晴れるのを待ったが一進一退。
一番ガスが晴れてこんな感じ。眺望は得られなかった。
一番ガスが晴れてこんな感じ。眺望は得られなかった。
仕方がないので花でも撮るか。
仕方がないので花でも撮るか。
農鳥小屋に向けて下降開始。農鳥岳もガスの中。
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農鳥小屋に向けて下降開始。農鳥岳もガスの中。
南アルプスらしい稜線歩き。農鳥のガスが薄くなっている!
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南アルプスらしい稜線歩き。農鳥のガスが薄くなっている!
農鳥小屋に到着。有名な親父さんはチラ見だけ。「玄関まで帰ってこその山登りだ」とかなんとか諭していた。
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農鳥小屋に到着。有名な親父さんはチラ見だけ。「玄関まで帰ってこその山登りだ」とかなんとか諭していた。
農鳥小屋からの富士山。
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農鳥小屋からの富士山。
南アルプスらしい稜線歩き。山頂の強風がうそのように涼風が心地よい。
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南アルプスらしい稜線歩き。山頂の強風がうそのように涼風が心地よい。
西農鳥岳。農鳥岳よりも高いらしい。
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西農鳥岳。農鳥岳よりも高いらしい。
農鳥岳への道。
西農鳥と農鳥の間の岩峰。
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西農鳥と農鳥の間の岩峰。
南へと伸びる尾根。
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南へと伸びる尾根。
農鳥岳山頂。ようやく夏山登山らしい風景。
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農鳥岳山頂。ようやく夏山登山らしい風景。
農鳥岳山頂の風景。
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農鳥岳山頂の風景。
山頂からの眺望。
山頂からの眺望。
ハイマツが美しい稜線歩き。
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ハイマツが美しい稜線歩き。
農鳥岳の東側は花が多い。
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農鳥岳の東側は花が多い。
大門沢下降点に向けての下り。
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大門沢下降点に向けての下り。
農鳥岳を振り返る。
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農鳥岳を振り返る。
農鳥岳下降点。
これから下る大門沢を見下ろす。長い長い下りのはじまり。
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これから下る大門沢を見下ろす。長い長い下りのはじまり。
何度かハシゴ橋で沢を渡る。疲れた脚で結構怖い。
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何度かハシゴ橋で沢を渡る。疲れた脚で結構怖い。
2時間半の急下降を経て大門沢小屋に到着。小一時間の大休止。
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2時間半の急下降を経て大門沢小屋に到着。小一時間の大休止。
下りの終盤の吊橋。これは結構ぼろくて揺れてスリリング。
下りの終盤の吊橋。これは結構ぼろくて揺れてスリリング。
最後の吊橋。これはしっかりしてほとんど揺れない。
最後の吊橋。これはしっかりしてほとんど揺れない。
砂防ダムの工事現場を抜けて最後の休憩所。
ここから車道歩き。第一発電所に着くとそこには神様がいた。
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砂防ダムの工事現場を抜けて最後の休憩所。
ここから車道歩き。第一発電所に着くとそこには神様がいた。

感想

足の遅い台風が日本海に抜けた三連休。初日は前泊して山中一泊二日で北岳・間ノ岳・農鳥岳の縦走に挑戦することにしました。奈良田の駐車場での前泊は星空になり、好天を確信して早朝バスで広河原に移動。広河原から吊橋を渡って登山開始です。いいペースで登り始めたのですが、沢沿いのルートにしては急登が長くて、もしや!と思ってスマホGPSで確認するとなんと白根御池ルートを登ってる!美しい御池の風景を見て気持ちを慰めながら、あわてて二俣に戻るが1時間のロス。気を取り直して左股の急登を登る。雪渓の横を登り詰めた頃から雨が降り始め、八本歯のコル辺りでは本降りになってしまった。連続するハシゴの写真を撮る余裕もなくなんとか北岳山荘に転がり込む。晴れていれば空荷で北岳ピストン予定だったが断念。大混雑の山荘の二階の端っこに寝床を割り当てられウイスキーを友に暴風の唄を聴きながら就寝。
翌朝、雨は止んでいるものの強風は変らず、晴れの天気予報を信じて間ノ岳から農鳥岳を目指すこととする。時々ガスの晴れる瞬間に富士山や遠くの山々が見えて期待させるが、結局間ノ岳山頂付近は雲がかかったままで、山頂からの眺望は断念、農鳥小屋へと下る。農鳥小屋では有名な親爺さんの座るドラム缶で記念撮影。売店付近で親爺が出発準備中の客に何やら諭しているのを目撃できた。
農鳥岳につく頃からようやく天候が回復。美しい稜線を涼しい風を受けながら歩く夏山登山ならではの状況になる。これだから山はヤメラレナイ。ハイマツ、岩峰、お花畑の風景を楽しみながら大門沢の下降点に到着。稜線とはお別れ。
ここから長い長い下りとの格闘がはじまる。前半戦は前後の登山者と休憩のたび入れ替わりながら何とか大門沢小屋に到着。ここで大阪からの登山者と話し込んで大休止。後半戦は単独行。ほぼ消耗しきって砂防ダムの工事現場までたどり着く。ここからまだかなりの車道歩き。バス道に出ても奈良田までまだ30分は歩かねば思いながら、一歩一歩と重い脚で歩き続ける。疲労困憊でようやくバス道まで出て一息つこうとすると、「バス乗りますか」とおばさんの声。えっ、はい、と返すと、「今来ますから」とのこと。トンネルの中のヘッドライトが近づいて来るのが見えた。神様!なんという幸運。広河原からの終バスの通過時間ぴったりにバス停に辿り着いたのだ。もう一人のバス待ちの登山者から、「偶然今着いたの?ツイてますね」と一言。150円払ってバスに乗車。ここで今回の山行は無事終了。


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