蓼科山 スズラン峠から竜源橋へ周回

2024年05月21日(火) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 9.9km
• 登り: 901m
• 下り: 902m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:59
• 休憩: 1:11
• 合計: 7:10

距離 9.9km 登り 901m 下り 902m

4:45 すずらん峠園地駐車場
4:50 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
6:02 6:04 標高2110m標識
6:19 幸徳平
7:36 7:38 蓼科山
7:40 7:41 蓼科山頂ヒュッテ
7:45 7:47 蓼科山
7:50 7:51 蓼科神社奥宮
7:59 8:55 蓼科山展望盤
8:59 9:02 蓼科山
9:05 9:06 蓼科山頂ヒュッテ
9:35 9:36 蓼科山荘
10:34 10:35 天祥寺原・将軍平分岐
11:38 竜源橋
11:46 女の神展望台
11:53 11:54 女ノ神茶屋・蓼科山登山口
11:55 すずらん峠園地駐車場

天候

薄曇りのち晴れ。山頂は時々冷たい風あり。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

すずらん峠園地駐車場を利用（無料）。トイレあり（協力金100円）。

コース状況／危険箇所等

山頂周辺はあたり一面ゴロゴロした巨大な岩ばかり。蓼科山名物ではあるが、とにかくこれが歩きにくかった。
竜源橋〜すずらん峠まではビーナスラインを歩いての登り返し。歩道がないので車とのすれ違いが怖かった。

写真

すずらん峠園地駐車場。4:20頃到着で気温は9℃ほどでした。

5/21 4:46

駐車場にあるバイオトイレ。

5/21 4:46

協力金100円。登山ポスト。水道（飲めません）。

5/21 4:47

登山口向かいの女乃神茶屋。営業しているのか不明。

5/21 4:48

駐車場からビーナスラインをちょっと下ったバス停に登山口。

5/21 4:48

5/21 4:48

いざ出発！

5/21 5:13

最初は笹原の中を進みます。

5/21 5:29

ゴロゴロした岩があらわれました。ピンクテープを頼りに進みます。

5/21 6:02

ヤマレコのマップにも記載のある2,110m地点。

5/21 6:03

2,110m地点で後ろを振り返ると赤岳、阿弥陀岳などが見えました。

5/21 6:20

こちらもマップに記載の幸徳平。

5/21 6:50

直登がずーっと続きます。結構キツイ！山頂までの間で4〜5人ぐらいの方に追い抜かれました。

5/21 7:15

森林限界に到達。空模様はイマイチかなぁ…

5/21 7:18

森林限界から先は岩に書かれたペイントを目印に進みます。

5/21 7:20

クサリあり。

5/21 7:23

ガスあり。

5/21 7:34

オレンジのポールも目印です。

5/21 7:39

蓼科山頂ヒュッテに到着。たまたまヘリの荷揚げを見ることができました。

5/21 7:40

山頂までもう少し。

黄色いペイントを頼りに。

5/21 7:44

ここが山頂のようです。それにしてもだだっ広い山頂ですね。しかも巨大な岩だらけ。歩きにくくて仕方ありません。

5/21 7:50

蓼科神社奥宮にお参り。

5/21 7:53

えっちらおっちらと山頂の西端にある方位盤までやってきました。

5/21 8:10

ガスの切れ間を待って眺望を楽しみます。南アルプス北岳、間ノ岳、甲斐駒ヶ岳、悪沢岳、塩見岳、仙丈ケ岳などなど。

5/21 8:10

天狗岳、硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳、編笠山など。

5/21 8:16

白樺湖、車山高原あたりはよく見えますが、そのずっと奥にあるはずの北アルプスは残念ながら雲の中。ときおり槍ヶ岳が見えたような気もしますが…

5/21 8:20

これなんか槍じゃないかなぁ…

5/21 8:18

その他、中央アルプスや御嶽山も見えたり見えなかったり。眺望を楽しみに登ってきたのでちょっと残念でした。

5/21 8:20

あとはこれですね。この異様というか独特の景観を自分の目で見て歩いてみたかったので、この点は満足です。

5/21 8:36

岩の陰で風を避けて食事など。今回20ℓザックを初投入しましたが、調理器具、飲料1.5ℓを含めてギリギリパッキングできました。

5/21 8:54

北西の方角は青空の下に雲海が広がっていました。

5/21 9:00

山頂地点に戻ると、先ほどは気付かなかった三角点を発見。すかさずタッチ！

5/21 9:00

八ヶ岳と南アルプスのコラボ。

だんだん青空が広がってきて気持ちのいい天気になりました。それにしてもこの山頂はやっぱりすごい。

5/21 9:05

だいぶのんびりしてしまいましたがそろそろ下山します。山頂の広さと滞在時間は比例するような…

5/21 9:06

5/21 9:14

あそこに見えてるのが蓼科山荘かな？

5/21 9:20

北側の斜面ではごく一部に残雪が。

5/21 9:22

まだまだゴロゴロ坂道が続きます。本当に歩きにくい！

5/21 9:36

将軍平の蓼科山荘に到着。

5/21 9:36

山頂からここまでで数人の方とすれ違いました。さすがメジャールート。

5/21 9:36

5/21 9:37

ここで右折して天祥寺原方面へ。

5/21 9:38

多分マイナールートです。

5/21 10:09

この写真の前か後か忘れましたが、何かに足を引っかけて転倒し前回り受け身1回転。左のスネなどに軽傷を負いました。以降、テンションだだ下がりです。

5/21 10:35

失意の中、天祥寺原に到着。

5/21 10:35

ここから先は傾斜も緩く歩きやすい道のはず。駐車場までもうちょっと頑張ろう！

5/21 10:39

スネの傷の出血がなかなか止まらないので、途中で何度か絆創膏を貼り替えました。

5/21 10:43

こんなにいい眺めも楽しむ余裕はありません。とにかく駐車場にたどり着きたい。それしか頭にありませんでした。

5/21 11:37

ようやくビーナスラインが見えました。まさに女神！

5/21 11:38

竜源橋登山口に到着。駐車スペースもありました。

5/21 11:45

すずらん峠園地の駐車場までは車道を登り返します。途中絶景ポイントの「女の神展望台」を通りますが、立ち寄る余裕もなくスルー。

やっと帰ってこれました！これで一安心。車内でしっかりと傷の処置をし、200kmの帰路へとつきました。

5/21 12:54

帰り道の途中、あんまりいい眺めなので思わず一枚。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

massan69

登りたい山リストの中から天気が一番良さそうだった蓼科山に登ってきました。

巨岩が敷き詰められただだっ広い山頂と360度の大展望。これを実際に見てみたい！というのが蓼科山に登りたいと思ったそもそもの動機です。

七合目登山口からのピストンが最短でメジャーなルートのようでしたが、ちょっと物足りないかな？というのと、北側の斜面を歩くのは夏以外はあまり好きではないという理由で、すずらん峠から竜源橋への周回コースに決めました。が、実際周回してみると、岩だらけの非常に歩きにくい個所が多く、通常より時間もかかるし疲れもするので、最短コースでも良かったかなというのが正直な感想です。最短コースなら転倒もしていなかったかもしれませんし…（泣）

実際にこの目で見た山頂の景観は、これまでに見たことのない独特の景観で圧巻でした。登れてよかったと思いました。ケガさえなければ本当にいい山行だったと思います。

今回は転倒してできた擦り傷の出血がなかなか止まらず、山中という環境もあり動揺してしまいました。帰宅後に調べたところ、ガーゼやタオルで傷口を押さえ5〜10分ほど圧迫してやると大抵は止血できるとわかりました。いい勉強になりました。


◇360°カメラの画像
・蓼科山山頂⇒ https://theta360.com/s/dbfCbp3jLKNxosIyeSHZEE94K