サバイバルレースとなった第3回蔵王トレイルラン
- GPS
- --:--
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,748m
- 下り
- 2,730m
コースタイム
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:03
天候 | 雨時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
エコーラインから股窪の間は一般の方が行けるコースではありません。 |
その他周辺情報 | 遠刈田温泉入浴310円、安いですが石鹸、シャンプーありません。 |
写真
感想
昨年私にとって初めてのトレラン大会、第2回蔵王トレイルランに参加していろんな面で疑問を持ったので、もうトレイルランの大会には参加しないと決めていたのですが・・・。
この4月に蔵王に「火口周辺警報」が出されて観光に大きな影響が出たため、地元活性の一助になるかと思って参加しました。昨年も泊まったペンションは大会参加者で満室だったそうです。
しかしながら昨年よりは2割くらい参加人数が減ってました。通常このような大会は回を重ねると参加人数は増えることが多いのですが、やはり警報が解除されても敬遠されたのでしょうか。
今年は御釜に近づけないので予定のコースが変更になり、距離は減ったものの、一度稜線近くに出てから下ってもう一度登り返すハードなものになってます。また27キロから30キロの間は殆ど廃道に近いコースで、まるでサバイバルレースのようでした。ここまで来てしまうとリタイヤできないし、ゴールまで這ってでも辿りつかねばなりません。
水引入道の登りで力を使い過ぎて、不忘山の登りで多くの人に抜かされたので100位以内は諦め、完走出来ればいいや、ってひらきなおって足を引きずりながらゴールしました。
2日経ったいまでも足が痛く、100キロウルトラマラソンの後より辛いです。
すれ違いや追い越しで道をあけてくれ、「頑張って!」と声援をくれた登山者、ハイカーの方達に大変感謝しています。トレイルランも環境問題、事故など多くの問題を抱えています。トレイルランに厳しい眼を向けられているのも理解できます。
自分がトレイルランを始めた理由は、自然の中でどこまで力を出し切れるのか試してみたかったからです。昔は岩壁、氷壁に全力をぶつけていたのが、年齢を重ね、体力、技術も劣り仲間もいなくなってしまい、尖鋭的登攀は諦めたけど、自然の中での自分の可能性を追求するのにトレイルランを始めた訳です。迷惑をかけないよう登山者とすれ違う時は先に立ち止まって道を譲るし、追い付いても気が付いて先に行かせて貰えるまで後ろについて歩いています。決して無理な追い越しや先に行かせて貰うよう頼むことはありません。これはルールではなくマナーだと思います。
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