九鬼山 熊と遭遇 山梨コッソリ シリーズ第六弾
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- GPS
- 03:48
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 604m
- 下り
- 615m
コースタイム
天候 | 晴れ 関東各地で猛暑日(山頂29度、田野倉駅36度) アメダス大月 13時 35.8度 北東 3.3m/s 日照60分 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道も良く、危険箇所も特にありませんでした。なお山頂直下で熊と遭遇したので、禾生登山口の「クマ注意」看板は伊達ではなかったです。クマの画像と動画あります。 [出合い指数] このクソ暑い日に2名と会いました。1名は登り始めて40分過ぎくらいで、後ろに気配を感じ振り向くとソロ男性、先に行っていただきました。このお方全く汗をかいてませんでした。2人目は猿倉から登ってこられたソロ男性で山頂でお会いしました。クマ情報をお伝えし、小さなプラスチックフォークを頂きました。 |
写真
この画像は「地図配置」してありますので、地図で遭遇地点が確認できます。
感想
妻に隠れてコッソリ登山 山梨シリーズ第六弾。
コッソリ登山の理由:7月は家族と約束した山行回数を上限まで使ってしまった為です。知られずにコッソリ登山すればカウントされないですからね。
コッソリ登山 山梨シリーズ、ネタが無くなってきました。電車で行ける残る候補としてはyamabeeryuさんに教えていただいた大蔵経寺山くらいか?次回は車で挑戦してみよう、2〜3座くらいは有りそうだ。
8:45、妻殿の出勤を玄関で見送り、8:55に自宅を出る。電車は予定通り11:35頃、禾生(かせい)駅に着き、11:39に出発。今回は各地で猛暑日予想のため最短コースを選ぶ。
猛暑日の日にお昼ころから登り始めたらどうなるのか検証するのも面白かろうとコッソリ登山を決行したが、今日は木陰に入っても暑い!7月15日の高川山より湿度が高くムシムシする。特に標高700mまで山肌を縫うように道が付けられているので全く風がなく暑い。700mを越し尾根に乗ると常時3m位の風が吹き抜け、気温も多少下がり大分暑さも和らいだ。行程が短かったから良かったが、長かったり、重荷だったら熱中症の危険大だ。暑いの苦手な方は猛暑日の低山ハイキングは避けたほうが無難です。
[熊と遭遇]
昔4月の巻機山で猟師が仕留めたクマを見たことはありますが、野生のクマと遭遇したのは今回が初めてです。大きさは尻から鼻先まで1m無かったように見えました。成獣ではないように感じました。小国駅(山形県)の熊の剥製より一回り小さい感じです。
数年前、乗鞍の畳平でクマが暴れ何人かが足など噛まれ怪我をし、仕留めるのに数日要した記憶がありますが、その時のクマよりは大きいと思いました。
見た瞬間、クマだと分かったので落ち着いて、クマを驚かさないように観察し、こちらに向かってこないようなので撮影を開始しました。セオリー通り、熊が立ち去るまでじっとして、熊から目がそらしませんでした。
8月下旬の北海道遠征で熊に遭遇しないことを祈ってます!
斜面10m位上部でもぞもぞと餌を探してるように見えました。登山道は撮影箇所から右上に続いていて熊がその方向に向かったので、熊が視界から外れたあとしばらくしてから注意して登り始めました。再生時間は1分くらいです。
備忘録:水 1.3L(残0.5L)、なお下山後の田野倉駅で50分の電車待ちの間に缶コーヒー、ピックル、お茶など都合1L飲む。
◆山梨100名山:九鬼山 42座目
コメント
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熊情報、ありがとうございます。
九鬼山にも熊はいるのですね。
隣の高川山の登山口に「熊が出ます」の看板がありますが、嘘でしょうと思っていました。
これからは真面目に熊鈴付けて歩くようにします。
コッソリ行くのは大変ですね。
頑張ってください。
たくさんの登山口に「熊が出ます」の看板がありますが、当方もいつも嘘でしょうと思っていました。当日は熊鈴も持たずにローカットシューズで靴音もたてずに、そして発汗を極力抑えるため息があがらないようにスーと歩いていたので熊も当方に気がつかなかったのではと思いました。トレッキングポールが無かったので、それも遭遇確率が上がった一因だったと思いました(トレッキングポールって岩などに当たると音がでます)。
コッソリのネタが少なくなってきましたが、頑張ります。
コメント有難うございました。
九鬼山でまさかのクマ遭遇とは・・・恐れ入谷の鬼子母神です
昨年(=ちょうど御嶽山が噴火した日)、猿橋から九鬼山を経て大月にりました。
その時のコースと重なっているところが多いので、歩かれたコースはイメージできます。
拙者は九鬼山から下山途中に天狗岩に立ち寄りました。
富士山が霞んでいたのでちょっとガッカリだったのですが、あの付近にクマがいるなど想像もしませんでした。
単独でしたが、クマ鈴も付けていませんでしたし・・・(持ってはいましたが)。
ホントにいるんだなぁ・・・と言うのが素直な感想ですが、九鬼山にいたってことは、高柄山にかけての中央線南側の山を根城にしているのでしょうか?
そう思うと、ちょいとオッカナイですね。
天狗岩から富士山が霞んで見えなかったのはガッテン承知之助でしたが、ホントにいるんだなぁ・・・と言うのは遭遇した当方も同じ感想でした。
熊だけではありませんが、ある程度の個体数がないと生息できないので中央線南側の山はクマのテリトリーと考えて間違いなさそうです。
遭遇したのが子熊っぽかったのと威嚇されたわけではなかったので、恐怖感は無かったんですが、近くに親熊がいないかしばらくの間、警戒してました。あの界隈だと冬季も冬眠することはないので通年注意が必要ですね。
コメント有難うございました。
という皆さんと同じ感想です。
道志や秋山ならともかく大月のすぐ裏手なんですけどね。
よく言えば市街地そばでも自然が豊かってことなんでしょうかね??
願うならばこのクマちゃんが人間との接触でトラブルになり猟友会に追われるなんてことにならないことを願います。
あの界隈は里の畑がクマ被害にあったという報告は聞いたことがないので、人と接触するリスクを負ってまで畑をあらさなくても良いくらいに、自然が豊かってことだと思いました。もっとも個体数が増えすぎれば鹿と同じ運命をたどるかもしれませんね。
人間との接触といえば、絶対に余った食料を山中に廃棄しないで欲しいですね。重いし、家に持ち帰っても食べないし、山中に投げてもいずれ土になるからと安易に考えるのはやめてほしいですね。クマは学習できる動物なので、もしクマの口に入れば人と残飯が結びつき、人とのトラブルの原因になります。
コメント有難うございました。
はじめまして。
私はガイドになる前から、
クマに興味があり、
いつの日かと思っていますが、
“クマ棚”や“クマ剝ぎ”の痕跡は見ても、
未だ視認できません。
うらやましいです。
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くましかてん 服部 雅洋
日本山岳ガイド協会認定登山ガイド
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こちらこそ初めまして。
ガイドさんですか、ガイドさんでさえ、クマとの遭遇は
希なんですね。
私も登山歴は長い方ですが、初めてでした。
最初見たとき、意外と小さかったせいもあり、怖いというより
ヤッター、やっと出会えた感のほうが強く、正直嬉しかったです。
服部さんも早く出会えるといいですね。ってそんなこと言っていいのかな?
コメント有難うございました。
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