欲張り八ヶ岳全山縦走!
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 3,684m
- 下り
- 3,507m
コースタイム
- 山行
- 9:35
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:25
天候 | 28日は晴れ、風は強め・29日は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
赤岳周辺の核心部はガレ場が多く、岩も脆い。無神経な登山者がたまに落石を落とすため注意。ヘルメットを着用することを望む。 北八ヶ岳はぬかるんでいる道がいくつかあった。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
7月25〜26日の2日間で八ヶ岳全山縦走をしてきました。
1日、10時間を超える山行でしたが非常に充実した2日間だったと思います。
7月25日(1日目)
早朝。
3:00過ぎに目を覚まし空には満天の星空。
そこに一つの流れ星が輝き、心が弾む。ワクワクで居ても立っても居られない状態でした。
4:00過ぎに出発。
ヘッドランプをつけながらの歩き。
徐々に明るくなり、いいペースで編笠山へ登頂しました。
ただ、編笠直下の登りは急なので心構えを。
そこでは素晴らしい景色が広がっており、満足してしまった自分がいました。
しかし、目指すのは蓼科山。
とても遠くに感じました。
そして、赤岳が待ち構えていた
あそこを登るとなるとワクワクしました。
権現岳のあたりでは渋滞。片側が断崖絶壁で少しこわい思いもしました。
権現岳で少しゆっくりし、赤岳に向けて出発。
途中でコマクサの密集地帯があり、初めて見たコマクサに興奮してしまいました。
キレット小屋で少し休憩、そして、赤岳アタック!!
赤岳は足場も悪く、ザレているところや崩れやすいところなど非常に注意が必要。もう一つ、注意しなければならないことが登山者による落石です。
なかなかスリルがあって楽しかったです。
赤岳山頂では人であふれかえっていました。
写真だけ撮って、横岳(スルーしました)、硫黄岳を目指しました。
稜線上は風が強くたまにヒヤッとするところもありましたがとても楽しい稜線歩きができました。
八ヶ岳の核心部を通過したことにより一安心しつつ、根石山までハイペースで通過。北八ヶ岳のパートに移っていきます。
天狗もまた人が多く変なところで渋滞しないか少しひやひやしながら歩きました。
大きな岩がごろごろしていて歩きにくかったですね。
黒百合まで慎重に歩きました。
黒百合ヒュッテは人とテントでいっぱい。
横でビールを飲んでいる人がいて羨ましかったですね。
晩飯はカレーライス。持参の杏仁豆腐はみんなに喜ばれました。
就寝は6:00。周りがうるさく寝付かず…💤
7月26日(2日目)
2:30起床。
寝起きで頭が回らなかったものの準備を淡々とこなし、出発。
中山峠を越えだらだらとした下りを下る。石が濡れていて時より滑ることがありました。疲労がそれほど感じられず、いいペースで歩けた他ものの朝一はやっぱりつらいです。
麦草峠まで快調に歩けました。
森林が美しく、途中うっとりしてしまいました。茶臼山の永遠に続いてるのかと思わされる登り。
なかなかスカイラインが見えず後半はつらく思えるかもしれませんがここががんばりどころです。
縞枯山は本当に縞枯れてます(笑)
縞枯山の道のりの中でぬかるみが非常に多かったですね。
縞枯の下りが急なので慎重に歩くといいでしょう。
坪庭はまた違った景色が広がっていて気持ち良かったです。
北横岳は人でいっぱいでした。
楽しみとして、北横岳の登りで人を抜かすのが楽しかったです(笑)
山頂でやっといい景色が見られました。それまでは本当にザ・樹林帯っていう感じでしたね。
そして、蓼科山が目の前にあることに感動しました。
北横岳をうだうだと下り、八ヶ岳縦走の最後に蓼科山を登りました。最初は沢沿いを歩き、途中から細い道を登っていきます。
脇道に迷わないように注意する必要があるでしょう。
蓼科山荘からが本当の急登。
さすがにつらかったですね。
山頂は広々としており景色も最高でした!
出発の編笠山ははるか遠くに…
長い道のりでした。
下山の道は急坂で足置きが本当に大切です。
無理は無いように歩くといいでしょう。
最後に、八ヶ岳全山を通してとても個性的な山ばかりで本当に楽しかったです。次は3日間でゆっくりと通したいとも思います。アップダウンが激しいので無理はないように歩く方がいいと思います。
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