有珠山ぐるり(大有珠→オガリ山→有珠新山→P539→西山→小有珠)
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- GPS
- 06:27
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
天候 | 爆風伴う曇り時々微妙な晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
一級品の活火山です。火山情報は入手必須ですね 山頂は溶岩からなる岩場で、全ての岩がとても不安定です。今日は風が強くて更に不安定でした。最高点に向かう際はご注意ください。 小有珠は登り口に気を付けて。分からなくて岩場を登ってしまいました。。ログは参考にしないでください!! |
その他周辺情報 | 温泉はルスツ温泉。500円で何もついていないのでご注意ください。狭くて湯舟には4人が限界です。お湯もぬるいな~。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
半袖シャツ
ドライナミックメッシュ
ズボン
靴下
キネシオロジーテープ
指だしグローブ
予備グローブ
帽子+ヘルメット(日本手ぬぐい)
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
サングラス
ザック
ザックカバー
ストック
カッパ(上下)
ガス
コンロ
コッヘル
昼ご飯(おにぎり)
行動食(チョコ・塩キャラメル・ドリンクゼリー・月寒あんぱん等)
飲料(2.5リットル)
椅子
高度計付腕時計
お守り
カメラ(SDカード)
地形図
筆記用具
コンパス
温度計
スマホ(GPS)
熊鈴
熊スプレー
笛
ヘッドランプ
予備電池
保険証
JRO登録証
ココヘリ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
ツェルト
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
日焼け止め
コムレケア
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感想
【お山紹介】
今回は有珠山ぐるり。大有珠(標高733m)、オガリ山(標高672m)、有珠新山(標高669.2m)、P539、西山(標高733m)、小有珠(標高543m)のピークハントです。
有珠山は皆さまご存じの通り一級品の活火山で、近年では1977年、2000年に噴火。1977年の噴火ではプリニー式噴火を発生し、有珠新山の形成、大有珠の移動など地殻変動が大きかったようです。2000年噴火では記憶に新しく、西山火口群、金毘羅山火口群を形成しましたね。20~50年間隔で噴火することが多く、次の噴火が近くなっています。
【山行】
有珠山ですが、30年以上前に小有珠に登ったことがあります。1977噴火後の治山整備中に登る機会に恵まれ、ヘルメット被って行きましたね。火口原に下りて銀沼の縁まで行った記憶もあります。ということで、今回久しぶりに有珠山へ行こうと思い、行ってきました。
洞爺湖湖畔の駐車場に車を止め、小さな羽虫が無数に飛ぶ中(車の中がすんごいことに😢)準備をして出発です。
駐車場から道道2号を横切り、まずは四十三山(明治43年の噴火だから四十三らしい)へ。噴火口群の周回路のようですが、植生があって噴火口の状況が全く分からん。噴気孔が名残ですかね。植生は100年たつと元通りになるんですね。
周回路途中で右折した土の道が有珠山へのルートです。火口原までは急斜面もあり土で滑りやすいですが、随所にロープが張られていてありがたい。順調に進みます。
道沿いにはクルマバソウがわんさか咲いてて、時折マイヅルソウ、スミレが出現。いやぁ、癒やされますなぁ。
火口原に出ると立派な作業道があり、しばらく道沿いに進みます。蕗ロードを突き進み、視界が開けると大有珠と有珠新山がこんにちは。まずは大有珠を目指します。
薄っすらと踏み跡が続きますが、直下の岩場でロスト。岩が不安定なので慎重に進み、山頂岩体になんとか到着。どれが最高点か分からず、一通りよじ登ってみて、祝、大有珠登頂!(とする)。いやぁ、どのピークも絶景ですな。ただ風が強くて立っていられず、ビビリ腰でレリーズしてさっさと岩体から降りてました。
次なるピークはオガリ山、有珠新山。両ピークとも火口縁の崖沿いにあり、またまたビビリ腰で山頂レリーズ。ホントにビビりになったなぁ。
その後いったん林道に戻り、P539を経由して西山へ。西山は鹿の痕跡がたくさんあり、予想通りダニまみれに。皆様、お気をつけください。でも山頂から有珠山全体が見渡せるので、お勧めピークです(3つめ動画参照ください)。
西山下山後、小有珠は登ってるからいいかなぁ〜、って思いつつも、テープ見つけて行く気満々に(笑)。しかしいざ向かってみるとルート分からず、不安定な岩場を無理やり登りました。登り切ると有珠新山と噴火口が目の前にドーン。いやぁ、活きてますなぁ。
あとは踏み跡を見つけて淡々と登り、祝、小有珠登頂〜!こちらもピークがはっきりせず、一通り高まりを踏破。あちこち噴気がすごいので、ガスに弱い方はご注意ください。
小有珠下山は踏み跡が明瞭なルートから。踏み跡があると楽ちんだね。斜面を降りてから振り返って登りで通った岩場を遠目に見ると冷や汗が。ヤバいとこ登ってたな(反省)。
あとは登ってきた道を淡々と下って無事の下山となりました。お疲れ様でした〜。
最近膝の調子がイマイチで、少し膝に負荷をかけてみたかったので、今回のピークハントを計画。下山後、やっぱ痛いっす😢。。。しかも何故か腰も痛い。あちこち湿布が手放せない初老のyo-shaでした(T_T)。
↓動画アップ忘れてました。。。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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有珠山、荒々しい火山風景と柔和な稜線が
連続する個性的な歩きが楽しそうです。
ただ、ダニは嫌ですね。被害が少なそうで
何よりです。
ヒザは自分も最近不調ですが、アイシングが
かなり効きます。あとサポーター類も効果があります。
ご指摘の通り、山頂の荒々しさに比べ、外輪は緩やかな斜面となっており、変化に富んでて面白いです。
ダニはゲイターを着けていたので難を逃れましたが、流石に気持ち悪くて写真を撮ってるところではなかったです。嫌ですよね〜。
膝のアイシングとサポーター情報ありがとうございます!アイシングは早速やってみます!
サポーターは過去に何種類か試しましたが、悲しいかな足が太くて。。。トホホなんです(T_T)。
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