奥穂高岳南陵(バリエーション)
- GPS
- 09:53
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 1,046m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナルの登山相談所に登山届 |
その他周辺情報 | 沢渡の蕎麦屋さん |
写真
装備
共同装備 |
30mロープ
ツエルト3
テント2張り
|
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感想
:2年前に登攀したが、今回はSLとして参加。責任は重くルートファインディングのために、前回撮影したビデオや鹿児島山岳会さんが作成したルート図を元に、細部まで事前調査した甲斐もあり、予定どうりのコースタイムで南陵の頭に到着した。取付きから中央ルンゼの草付ルンゼを登攀し、全面に2段のスラブ帯が見えてくると、ルンゼが三つ又になっている。迷わず右ルンゼを選択。右ルンゼが一番トリコニー1峰に取付きやすい。右ルンゼに入ると間もなく2段スラブの右横に大岩が現れてくる。この大岩の横を通っていく。踏み跡もあり、解りやすいコースだ。2年前は、大岩を過ぎた後、這松漕ぎをしたが、今回は踏み跡通り歩いていくと自然にモノリス岩の基部の到着した。モノリス岩も扇沢側を回り込めば簡単にトリコニー1峰に取り付ける、1峰から2峰へも踏み跡がくっきりしているため、難なくクリアーできた。3峰はルートから外れていたのでガれ場を歩いていく。急な岩場の扇沢側を歩き、ナイフリッジを2つ注意深く登攀すれば、最後の核心部の懸垂下降の地点だ。CLがザイルを出して懸垂下降を行い、女性陣2名も多少モタツキながらも難なく下降した。事前に半マストの練習をしたそうだが、本番となると緊張して上手くいかずもたついてしまった。懸垂下降を修了すれば、ガレ場歩きをすれば、もうそこは、南陵の頭だ。9:30に南陵の頭に到着。全員で喜びを分かち合った。3名が空身で奥穂高頂上まで駆け足で登って行った。
10:00に下山開始、吊尾根経由で重太郎新道経由でテン場を目指したが、重太郎新道のタフさにビックリしながらも、14:00に到着。テントを撤収し、17:00に上高地バスターミナルに到着。厳しい山旅も終了した。やはり厳しい山こそ楽しみも苦しみも味わえるもので、また来たくなる南陵であった。
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