大雨後に安定の金剛山尾根繋ぎ
- GPS
- 07:17
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,272m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
上手く詰めて10台ちょっとか。 トイレや登山届けポストは無い。 ここから石寺跡道登山口に行くのはいったん県道まで下りて大回りする必要がある。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イデグチ駐車場から石寺跡道登山口への道は通行止めになっているとのことで、その禁止地区に入らずかつ県道まで下りて大回りせずに入れないものかと駐車場側から尾根を直登してみたが、途中から柵があってこれがしっかりした針金製でお腹くらいまで高さがある上に、一番上は忍び返しのように外向きに傾けてあるところを見ると豚コレラ対策に猪だけでなくやはり人間も通さないよう作ってあるのが分かり、無理に乗り越えることは出来なかった。 結局柵の外側の薮の中を押し通ってなんとか禁止地区に入らず石寺跡道に合流出来たが、これはまだ梅雨前で笹藪が勢いづく前だったのと、2日前に大雨が降って虫なども流してくれたおかげと思われ、これから植生の最盛期になると虫や蜘蛛の巣も酷いことになって通るのは格段に厳しくなると思われ、決してお勧めしない。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
しばらくバタバタしてた上にちょっと腰も痛くて行けてなかったが、半月ぶりにと思ったら大阪では台風の影響で線状降水帯が発生する大雨。
そんな直後は花崗岩質でほぼ単独峰に近い山形から水捌けの良い金剛山の尾根歩きが安心とばかり今まであまり歩いていない奈良側から。
そこで周回出来る所と思って探すと石寺跡道と天ヶ滝道が同じ駐車地から回れそうだが、それだけではちょっと物足りないので山頂行く前に一度下ってもう一上りと思い、伏見峠からダイトレ少し南下してお地蔵さんの祠のある細尾分岐から細尾を百ヶ辻に下りてババ谷から文殊尾を上り返して山頂行くことに。
ただ、調べてると一つ問題が。
それは駐車地としては天ヶ滝道登山口のイデグチ駐車場一択なんだが、そこから石寺跡道登山口に繋ぐ道が途中養豚場があるようで何年か前に奈良県でも豚コレラ感染が確認されて以降感染防止のため人の通行も禁止されていて通れないとのこと。
一度県道まで下りてると結構大回りになってしまうし、地理院地図見る限りイデグチ駐車場から養豚場に近づかずにそのまま尾根直登して石寺跡道に合流出来そうに思え、とりあえず試してみることに。
結果、人には絶対勧めません。
おそらく同じ事考えた人はいるようで、尾根末端から上っていくはっきりした踏み跡はある。
でもそれはすぐ薄くなってただの薮に。
人間の物かどうかも分からなくなった薄い踏み跡追って笹藪をかき分けていくと柵に突き当たる。
この手前にはこれを作った時の物なのかはっきりした踏み跡があるのでそれを追っていくとだんだん木の枝が蔓延ってき、尾根も細くなって通るのに苦労する場所も。
もういっそ柵を乗り越えてそのすぐ向こうにあるであろう石寺跡道に乗ってしまいたいが、この柵、高さはお腹くらいで跨ぐに跨げないし、しっかりした針金で作られた一番上は忍び返しのようにこちら側に折られている。
つまり、この柵は豚コレラ対策にまず猪を通さないよう、そして同時に人間も乗り越えられないように作ってあるわけで、当然その内側はその地の所有者の物なわけだからやはり乗り越えるわけにはいかず、それをやってしまったら何のために養豚場に近づかないよう尾根を上がってきたのか分からない。
そんな薮の中をくぐり続けること30分。
唐突に幅広くなだらかで下草も無い植林帯になり、柵がいつ途切れたのかも分からない中石寺跡道の方に寄っていくとついにピンテ発見。
なんとか当初の目論見通り通行止め区間に入ることなく石寺跡道に合流出来たが、まだ植生が最盛期に入っていなかったから出来たことでもあり、やはりこれは人にお勧め出来るような通り方ではないと思う。
その後は普通に伏見峠まで上り、次はお地蔵さんの祠の所から細尾下り。
これはシルバーと呼ばれよく通られる金剛山南面の細尾谷の東西の尾根のことではなく完全に別の場所。
ここはお地蔵さんのところにロープが張ってあるし、下りた所にも通過は危険という注意書きが下がったロープが張られてるが、昔から通る人はいただろうし、その上におそらく現在は長く動いていないロープウェイの鉄柱が作られた時にちゃんと道として整備され、その後も点検保全のために定期的に管理されてるのではと思われるくらいしっかりした道が続いている。
この道を歩いている限り危険と思われる所は無いが、上の方の笹藪が伸びてきていて足元が分かりにくい所があるのと、一カ所だけある分岐が下りの場合は分かりにくいかなと思うが、ルーファイがちゃんと出来れば、そして今ではGPSがあるわけだから必要な所でちゃんと使うことが出来ればもっと通られてもいい尾根道の気がするが、もしかするとロープウェイの鉄柱に上ったりする人がいたりすると危険なので通行禁止とは書けないけど一応ロープが張られているのかもしれない。
まあその後はババ谷から尾根に上がる木段から文殊尾の木の根と木段にと連続する段々地獄に半月ぶりの足が上がらなくなりながらもなんとか山頂まで行き、最後は幅広く緩やかで作業道のように整備された天ヶ滝道をのんびり下り、想定より1時間以上も早く帰ってきてしまいました。
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