鎌ヶ岳(↑長石尾根、↓長石谷)


- GPS
- 06:26
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 893m
- 下り
- 889m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 6:25
天候 | 晴れ、20度台前半 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行き帰りともにザレ場、ガレ場あり。長石谷は沢沿いを進むだけなので迷いはしませんがピンクテープ見つけられない場所もあります。 |
写真
感想
好天の予報を見て鎌ヶ岳へ。去年、身軽な子供を追って疲労困憊になったリベンジをソロで。
8時の中道登山道駐車場は満車。なんとか隙間にねじ込んで出発しました。
長石尾根は鎌ヶ岳のルートとしてはマイナーのようで、序盤は誰にも会わず。樹林帯の急登が続き、結構タフなコースです。やっと景色が抜けてきたというところが弥一ケ岳。少し上り下りしながら進み最後の急登を笹や葉っぱをかき分けるようにして登り切ると鎌ヶ岳山頂標識の真後ろにでます。前回は岳峠方面からのアプローチで、急峻な岩場を経由するのとは対象的な雰囲気でした。
山頂からの眺めは抜群です。御在所岳方面、入道ヶ岳方面、菰野や鈴鹿を見下ろして休憩し、岳峠から長石谷で降りました。
長石谷も登りの長石尾根同様マイナールートの様子。登ってくる人はなく下りも1人抜き、カップルに抜かれた二組のみでした。駐車場がいいところにあるのにな、と最初は疑問に思いましたが歩いて納得。沢沿いのルートはザレ、ガレの傾斜を進み、さらに細かく両岸を縫うように歩かないとといけないためかなり足元に気を遣います。浮石での転倒も怖いのでペースは必然的にゆっくりに。身軽な人は違う印象かもしれませんが、足腰に多少の不安があったりすればとてもサクサク進めるルートではありませんでした。標識やピンテも絶妙に不親切という表現がピッタリくるような感じで見つけにくく、沢の片側を歩いていてこれ以上行けないという局面で思い切って渡渉すると、渡った先の枝にテープがあって少しホッとする、というような展開が随所にありました。自分で渡渉箇所を見つけながら歩くのは詰め将棋やクイズをしているようで楽しくもあったのですが、時間に余裕がなければかなり焦るかもしれません。
渡渉の回数はおそらく20回くらいはあったでしょうか。当日はそこまで水量が多くなかったので危ないところは少なかったのですが、ザレ場で転倒しないようにずっと足を踏ん張っていたせいか終盤に太ももが一回つりました。運動不足?いや、ルートの険しさのせいでしょ、と思いながらやっとこ戻りました。
足つりに伴う休憩を5分ほど取った際は登山靴にピロピロと元気なヒルが数匹現れました。ソールとアッパーの合わさるあたりにぐるりと忌避剤を噴霧してあったので、観察しているとヒルくんたちは諦めておりて行きました。そういえばもう6月。いろんな生き物たちがみんな元気に活動してます。
所要時間は行きも帰りも3時間。そこまで標高が高いわけでないのに、スリルもあり絶景もあり。なかなか満足度の高い山行でした。
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