ナデッ窪から登る燧ケ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,236m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
他の人のレコの通りです、長英新道は泥濘がすごい、特に低所で。朝のナデッ窪は日射が遮られて涼しくて、きつい登りですがばてずに時間が稼げます。疲れた下りでここは使いたくないですね(3人ほど猛者がいましたが・・・) 全コース木道が腐っている箇所が所々ありますが、そこは山ですから許容範囲。 給水箇所は確認、暑いと2Lぐらいは楽に消費します。 |
写真
感想
昨年至仏山から尾瀬ヶ原を挟んでどっしり向かい合う燧ケ岳を眺め、いつかはあっちもと思いましたが、念願叶ってこの日の登山となりました。
以前にヤマレコ質問箱で皆さんの意見を聞いたところ、群馬側からの日帰りは大清水からの入山が最適のようでしたので参考にして、その上今回は乗り合い低公害車の利用を考え、5時始発に乗るスケジュールで登りました。
駐車料金500円、乗車代700円で大清水始発でGO。薄暗い道を低速約15分で一之瀬に到着、ここから歩き始めてスタートです。橋を渡って左の川沿いの道を登り始め、木段の先、岩清水で一息。徐々に上がりながら九十九折の道を進み、三平峠まで杉林の中に延びる木道を歩きます、まだ薄暗さは続きました。
三平峠を下る頃になると木々の間から朝日が差し込んで良い雰囲気でした。
尾瀬沼山荘で燧ケ岳を眺めながらオニギリ、バナナ休憩して沼尻へ向いますが、この先は道が崩れていたり、少々泥濘も。但し朝の日差しで緑輝く燧ケ岳が湖面の先にすくっと立っている姿は、はっとするほどきれいでした。
沼尻休憩所は朝の準備中だったのか、雨戸を開け終わるところのようでした。目の前に広がる湖面が朝日にキラキラ光ってましたが、ここでゆっくりしているわけにはいかないのだ、お祭りはこの先ですから。
山に向かう直線を進み林の中に入ります、いよいよナデッ窪突入です。
枝が垂れて蒸しこんだ涸沢をしばらく進むと、燧ケ岳の正面に回りこみ、ここから直登になります。
沢の岩石の間を登りながら道は続きますが確かにきついです、ここを登りきれば楽になると念じながらの我慢の数時間でした(まだ日陰で意外と涼しかったので助かる)振り返ると尾瀬沼が下の方に見えてきます。
登りが終わり、切り通しを抜けると緑の屏風のような燧ケ岳の中腹に出ます(これが火口跡なんですね)
ミノブチ岳の分岐で休憩。ナデッ窪の登りをリードしてくれた先客に感謝(お陰で意外と早く登りきりました)
前方右手に俎瑤見えてきます。(左手は台地のような赤ナグレ岳で見えませんが柴安瑤奥にあります)俎瑤妨かって徐々に高度を上げていくうちに柴安瑤現れ、2つの頂を持った山の全体が見えてきます。
俎頂上で軽く休憩、荷物をデポして目の前の柴安瑤妨います。一旦鞍部まで下って登る事約20分で柴安到着。ここで緑の絨毯、尾瀬ヶ原が視界に飛び込んできました、見晴も見えます、が残念一番見たかった至仏が雲に隠れて見えない・・・。
(両方見えての満願成就のはずだったが)
俎瑤北瓩蠱訖。天気は快晴とは言えず周囲の山はどこも見えない状態でした(見えたのは麓の尾瀬沼周辺だけ)
但し予定の時間よりかなり早く動けたので、帰りは余裕で一之瀬15:00前にはつけそうな予感。
名残惜しみながら俎瑤魏爾蠅謄潺離屮然戮悄△海旅場で山上の景色と尾瀬沼全景の見納めをした後、木段を下りました。
長英新道は高低差は少ないのですが距離が長くて、そのうえ泥濘が大変でした。飽きるほどの距離を歩いて尾瀬沼の分岐点に出てからは、基本的に木道歩きで、ニッコウキスゲ等の花を見ながら長蔵小屋に到着、小屋の前の水場で息をつきました。
ビジターセンターへ寄った後は木道を歩いて、尾瀬沼山荘〜三平峠〜一之瀬休憩所から乗り合いで大清水。
今回は日帰りで燧ケ岳を登りきる事を基本に計画を立てたので、尾瀬沼でまったりする時間は取れませんでしたが、いつかはゆっくり湖畔に遊んでみたいものです。
地獄の木道歩き(私はそう感じました)ですよね。
写真が綺麗で昨年の山行を思い出しました。
やはり尾瀬はいいですね〜
ゆっくり山荘泊して歩きまわりたいです
yama-mon様
確かに急登でした(西黒だけが急登かい?)というぐらい。
時間も稼げたので、後の行程は楽でしたね。
逆に距離の長い長英新道からではアプローチだけでくじけそうな気がしました。
楽しい山行を願っています。
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