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Yamareco

記録ID: 68730
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

乾徳山〜黒金山

2010年06月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:26
距離
18.2km
登り
2,154m
下り
1,887m

コースタイム

05:45 徳和駐車場
06:40 道満山山頂
08:05 扇平
08:45 乾徳山山頂
09:50 笠盛山山頂
10:30 黒金山山頂
12:55 黒金山登山口
14:15 西沢渓谷入口バス停
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
徳和から乾徳山までは良く踏まれた道ですので、迷う事はありません。ここ暫く
雨が降った日がありましたが、登山道には影響はありませんでした。

乾徳山から黒金山までは踏跡は薄い原生林の尾根を進みます。幅の広い尾根です
が、頻繁に設置されたマーカーを見失わなければ道を失う事はないでしょう。

黒金山から牛首ノタルまで下ったあとはアップダウンを繰り返す尾根歩きが続き
ます。その後西沢渓谷に向かってぐんぐん高度を下げて行きますが、紅葉台とい
う場所は道が分かりづらく、誤って直進しないように注意が必要です。

黒金山登山口の大きな看板を過ぎればあとはトロッコ軌道跡の遊歩道を下ってい
けば西沢渓谷入口のバス停に到着します。

全体を通して危険な個所はありませんでした。
徳和駐車場に車を停めて出発。この時間は車もまばら。
2010年06月20日 05:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 5:44
徳和駐車場に車を停めて出発。この時間は車もまばら。
徳和峠近くの道満尾根取り付き。目立たない。
2010年06月20日 05:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 5:56
徳和峠近くの道満尾根取り付き。目立たない。
蒸し暑い樹林の急登を終えると道満山。眺望はない。
2010年06月20日 06:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 6:37
蒸し暑い樹林の急登を終えると道満山。眺望はない。
扇平に向かって平坦な尾根を進む。
2010年06月20日 06:50撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 6:50
扇平に向かって平坦な尾根を進む。
一旦林道を横切ります。ここで林道を歩かず、そのまま尾根を進んだ方が近道だった。
2010年06月20日 07:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 7:01
一旦林道を横切ります。ここで林道を歩かず、そのまま尾根を進んだ方が近道だった。
暫く林道を歩くと立派な登山口が現れてびっくりした。大平方面からのメイン登山口でしょうか。
2010年06月20日 07:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 7:08
暫く林道を歩くと立派な登山口が現れてびっくりした。大平方面からのメイン登山口でしょうか。
このあたりの標高はちょうど雲の中のようです。
2010年06月20日 07:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 7:29
このあたりの標高はちょうど雲の中のようです。
突然視界が開けると扇平はもうすぐ。
2010年06月20日 07:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 7:59
突然視界が開けると扇平はもうすぐ。
扇平を通過。
2010年06月20日 08:04撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:04
扇平を通過。
岩がゴロゴロした急登を進む。
2010年06月20日 08:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:11
岩がゴロゴロした急登を進む。
乾徳山山頂直下の最後の難所。腕力だけで登った。乾いていたのが幸い。
2010年06月20日 08:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:42
乾徳山山頂直下の最後の難所。腕力だけで登った。乾いていたのが幸い。
乾徳山山頂。人気の山ですが、この時間は独り占めでした。
2010年06月20日 08:47撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:47
乾徳山山頂。人気の山ですが、この時間は独り占めでした。
乾徳山山頂から。
黒金山に向かう尾根。
2010年06月20日 08:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:48
乾徳山山頂から。
黒金山に向かう尾根。
乾徳山山頂から。
大ダオの後方に国師ヶ岳。金峰山の五丈石も確認できる。
2010年06月20日 08:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 8:49
乾徳山山頂から。
大ダオの後方に国師ヶ岳。金峰山の五丈石も確認できる。
乾徳山の下山道と分岐し、黒金山へ。
2010年06月20日 09:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 9:15
乾徳山の下山道と分岐し、黒金山へ。
黒金山へ向かう道は静かな原生林の尾根道。
2010年06月20日 09:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 9:17
黒金山へ向かう道は静かな原生林の尾根道。
笠盛山山頂。眺望はない。
2010年06月20日 09:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 9:49
笠盛山山頂。眺望はない。
苔むした道を進む。
2010年06月20日 10:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 10:08
苔むした道を進む。
大ダオを経由して国師ヶ岳に至る道の分岐点。かつては賑わった道なのだろうか。
2010年06月20日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 10:24
大ダオを経由して国師ヶ岳に至る道の分岐点。かつては賑わった道なのだろうか。
黒金山山頂。
2010年06月20日 10:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 10:31
黒金山山頂。
黒金山山頂から。
国師ヶ岳の巨大な山体が目前に迫る。
2010年06月20日 10:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 10:32
黒金山山頂から。
国師ヶ岳の巨大な山体が目前に迫る。
黒金山山頂から。
甲武信ヶ岳方面。こちらは雲が取れない。
2010年06月20日 10:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 10:33
黒金山山頂から。
甲武信ヶ岳方面。こちらは雲が取れない。
西沢渓谷に向かって尾根を進む。
2010年06月20日 11:09撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 11:09
西沢渓谷に向かって尾根を進む。
牛首ノタルを通過。
2010年06月20日 11:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 11:17
牛首ノタルを通過。
西沢渓谷に向かう途中から黒金山を振り返る。こちらから見ると端整な山です。
2010年06月20日 11:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 11:48
西沢渓谷に向かう途中から黒金山を振り返る。こちらから見ると端整な山です。
まだシャクナゲの花が残っていました。
2010年06月20日 11:49撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 11:49
まだシャクナゲの花が残っていました。
急坂を下り終えると黒金山登山口の看板がある。
2010年06月20日 12:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 12:56
急坂を下り終えると黒金山登山口の看板がある。
西沢渓谷遊歩道の最奥部。トイレが設置されている。
2010年06月20日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 13:08
西沢渓谷遊歩道の最奥部。トイレが設置されている。
トロッコ軌道跡から七ツ釜五段の滝を遠望できる。
2010年06月20日 13:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 13:14
トロッコ軌道跡から七ツ釜五段の滝を遠望できる。
長い遊歩道を歩き終えれば西沢渓谷入口のバス停がある。14:30発の乾徳山登山口経由塩山行きのバスに乗って徳和に戻った。運賃は680円。ちなみに40分後の15:10発の市営バスであれば300円で済む。
2010年06月20日 14:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
6/20 14:14
長い遊歩道を歩き終えれば西沢渓谷入口のバス停がある。14:30発の乾徳山登山口経由塩山行きのバスに乗って徳和に戻った。運賃は680円。ちなみに40分後の15:10発の市営バスであれば300円で済む。
撮影機器:

感想

天候が心配でしたが暫く山歩きから遠ざかっていたため、思い切って出かけま
した。

徳和からはいきなりの急登で、蒸し暑い樹林帯という事もあって非常に辛い出
だしとなりました。いつも歩き始めはペースが上がらず苦しい思いをする事が
多く、いつも山に入ったことを後悔するのですが、1時間ほど歩けばすっかり
体も慣れてきて、やっぱり来てよかったと実感することが多いですね。ただし
道満尾根から扇平までは非常に蒸し暑い樹林の中の苦しい登りでした。

扇平を過ぎると大きな岩がゴロゴロした急斜面を登っていきますが、次第に
視界が開ける個所が出てきます。あいにく今日は富士山と南アルプス方面は
雲に遮られて何も見えませんでしたが、幸い金峰山、国師ヶ岳方面の視界は
開けていました。乾徳山山頂直下の岩は鎖と腕力だけでなんとか登りきりま
したが、濡れていたら怖かったと思います。

乾徳山山頂は晴れていれば360度のパノラマが楽しめるはずでしたが、あいに
くこの日は南側は真っ白な雲の中。幸い国師ヶ岳方面の眺望は楽しむことが
できました。乾徳山山頂からはトサカ、ゴトメキを経由して国師ヶ岳に向かう
長大な尾根を望む事ができます。大弛峠まで車で入れる現在となってはわざわ
ざこんなルートを使う人は殆どいないと思いますが、それまでは国師ヶ岳は
簡単には辿りつけない山だったのでしょうね。
乾徳山は人気の山ですが、この日のこの時間は山頂を独り占めできました。

乾徳山から黒金山までは深い原生林の中の静かな道です。黒金山の山頂は北側
の眺望が良く、国師ヶ岳の巨大な山塊を一望することができます。大弛峠に
向かう林道がなければきっと大勢の方の憧れになってもおかしくないくらい
立派な山塊でした。山頂からは甲武信ヶ岳方面も見通すことができます。

黒金山から西沢渓谷まではアップダウンを繰り返しながらシャクナゲの森を
進んでいく感じでした。この季節でも僅かに花を見る事ができました。
西沢渓谷は秋の紅葉シーズンにはたくさんの人で賑わいますが、この季節は
とても静かでした。

西沢渓谷入口からは塩山駅行きの山梨貸切自動車バスと、山梨市駅行きの市営
バスがあります。前者は休日のみの運行で乾徳山登山口までは680円。後者は
毎日運行で同じく乾徳山登山口までは300円です。市営バスの方がお得ですね。

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コメント

そうか、、
teriさん

teriさんなら、このルートもありですね。
車で行くといつも戻ることばかりが頭にありますから、、

紅葉台って、どこだったかな、、と思いました。
確か、下りで、一箇所きょろきょろしたところがありましたが、、。

Y-chan
2010/6/20 21:20
Y-chanさん、

先日の黒金山の記録、参考にさせて頂きました。黒金山から
西沢渓谷まで、思いのほか歩き応えがありました。

一瞬ルートを見失いかけた場所は1/25,000地形図の1768mの
場所だったと思います。西沢渓谷から登ってくるとなんの
躊躇もなく進める場所ですが、黒金山から下ってくるとY字
路に見えます。左が正解ですが、右に進むとトロッコ軌道跡
の途中にひょっこり出たりするのかとも思いましたが、あの
絶壁の遊歩道ですからね。。。 やめておいて良かったです。

teri
2010/6/21 21:03
プロフィール画像
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