記録ID: 6877692
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ハイキング
伊豆・愛鷹
エサシノ峰火山の探索
2024年06月02日(日) [日帰り]
静岡県
kitajima-a
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:05
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 782m
- 下り
- 783m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:02
距離 6.4km
登り 782m
下り 783m
9:50
6分
林道へ入る
9:56
22分
並行道始点
10:18
10分
180度折り返し
10:28
17分
野畔林道と出合う
10:45
40分
放棄ワサビ田右岸
11:25
19分
放棄ワサビ田左岸
11:44
21分
大崩壊地
12:05
12:20
7分
エサシノ峰林道終点広場(昼食)
12:27
12:33
3分
エサシノ峰火口
12:36
11分
エサシノ峰林道終点広場
12:47
14分
大崩壊地
13:01
4分
放棄ワサビ田左岸
13:05
10分
放棄ワサビ田右岸
13:15
6分
杉本林道分岐
13:21
19分
180度折り返し
13:40
10分
並行道始点
13:50
ゴール地点
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地元の新聞の「伊豆の低山を歩く、エサシノ峰」を参考に行ってみた。 道の駅天城越えに車を駐車する。国道414号に出て下田方面へ100mほど歩くと「ふれあいの森林」と書いた目立たない看板の所を左折して山道(杉本林道というらしい)に入る。幅広の道を登っていくと左に並行した道の分岐が出てくるが、そのまま50m直進するすると広くなって道は突き当たる。その先の植林帯に微かに道標のテープがあるのを頼りに右に樹林越しにワサビ田が見える山道を登っていくと先ほど離れた道と再度並行して進む。歩いている道は幅2m弱だがコンクリートで舗装されているが左手の並行した道は3m幅の土で石のゴロゴロした道だ。コンクリートの道は農耕用のトラクターなら登れそうだが、未舗装の道はブルトーザーでしか登れない。ワサビ田のためだろうが、どこまで続いているのだろう?道の右下には案外水量がある沢が2mくらいの滝をいくつも作って流れている。路上には杉の枝葉が積もり石がゴロゴロあって傾斜もキツく息が上がる。 いつの間にか左の並行した道が消えるとしばらくして舗装路が180度左に曲がり、そのまま進む。やがて舗装が切れて土と石の道になると間もなく尾根筋で左から来た同じような山道(野畔歩道・のぐろ)と合流して180度右へ進む。 その後は所々舗装されている箇所はあるが未舗装が多い。右は深く落ち込んだ谷で道を作るために石垣が積んである。左の壁には厚い板状節理が見られる。そのまま進んでいくと放棄されたワサビ田に行き当たり、3日前から断続的に降り続いた雨で水量が増したワサビ田を渡ることができず手前の細い沢を直登してワサビ田の源流を目指す。100mくらい登って覆流している所を渡ったが林の下りが急勾配で苦労した。 野畔林道の続きにやっと出て、植林の中の道を登り勾配に進む。行く手に修理工事をした崩壊地が出て来て、右岸の林を登っていくと崩壊地の左岸にテープの標が見えたので横断して、左岸の急勾配を登り詰める。やっと崩壊地の最上部の広場に到着した。ここがエサシノ峰林道の終点だ。山を削った跡にはスコリアが降り積もった地層が見られる。この崖の左側を巻いて登っていくと丸く窪んだマール状の噴火口の雰囲気を残した火口に到着した。中央部に水溜まりがあり噴火口と呼んでいいだろう。 火口内側を一周回って、下山は距離の短い地層の左岸を下だった。崩壊地に沿っての下りも急で苦労した。崩壊地の中段から右岸に渡り野畔林道を帰路に着く。帰りは行きに回避したワサビ田の淵を渡ることを選択し、ビショビショになりながら渡る。若い同伴者は多少の濡れで上手く渡ったが、私は浮石と苔で滑って尻餅を着いて大変な有り様だ。 気を取り治りして山道を進みやっと国道まで50m付近に来たとき無防備で歩いていたら、舗装路の苔で滑ってスッテンコロリン、散々な山行きになった。 |
写真
感想
この山行はキツく、難所が3ヵ所あった。
まず1つ目は、前半の杉本林道のコンクリート舗装された道が急勾配で登るのに息が切れた。それと下りも急勾配のコンクリートの路面に散乱している石に乗ると滑って怖かった。
2つ目は放棄されたワサビ田の横断は大変だった。往路は靴に水が入って長時間歩くことになるので回避して、高巻を決行したが、登り下りも道なき道を行くので負担が大きく危険も感じた。帰路は濡れてもいいと諦めて横断したが滑って尻餅を着く有り様だった。ここはワサビ田が放棄されているので道の整備はされず荒れているからだろう。今日は雨の後で水が特別多かったが、通常の流れても濡れずに渡りきるのは難しそうだ。
3つ目は崩壊地の登り下りで、どこを通っても150mほどの急登は大変で、下りも滑って危険だった。特に噴火口が近いのでスコリアの地面は滑りやすかった。崩壊地の先の野畔林道はどこまで続くのか分からなかった。
噴火口らしい雰囲気を残した直径40〜50m、深さ2〜5mの窪地を確認できて、陸上に60ほどある伊豆半島東部単成火山オタクとしては満足だった。
エサシノ峰火山は噴火年代は不明らしいが溶岩を北西に流し、道の駅天城越えはその上にある。
また、杉本林道と野畔林道の両林道は私の描いていた林道と違い車では到底走行できないものだった。ネットで調べていると歩道と表記しているものに出会った。
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