礼文島 岬めぐりコース
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- GPS
- 07:13
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 396m
- 下り
- 419m
コースタイム
天候 | ガス 次第に晴れ、日差し強くなる 爽やかな風が吹いていて、心地良かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
帰りはやはり民宿近くのバス停から路線バスで鴛泊港へ 鴛泊港からは、宿泊予定の桃岩荘(ユースホステル)のお迎えの車に乗せていただいた |
コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されている。 鉄府漁港から澄海岬に向かうには、急登また急登り。柵があり、安全に配慮されているが片側崖でやや注意が必要 |
その他周辺情報 | [参考にした本、サイトなど] ⚫︎「礼文花の島を歩く」 https://amzn.asia/d/6zAIhHA ⚫︎礼文島観光協会 https://www.rebun-island.jp/panfu/nabi2022.pdf ⚫︎礼文島トレイルマップ https://www.rebun-island.jp/welcome/trekking.pdf ⚫︎礼文島トレイルオフィシャルウェブ 岬めぐりコース https://rebun-trail.jp/capetourcourse/ ⚫︎利尻島を一周するマラソンについて https://www.town.rishirifuji.hokkaido.jp/rishirifuji/secure/1136/2024yuyu22youko.pdf ⚫︎ホテル礼文荘 https://www.rebunsou.com/ ⚫︎お休み処 談 https://g.co/kgs/6Q5FmxR |
写真
感想
長年憧れ、自分の目で見ることがあるのだろうかと思っていたレブンアツモリソウ。思い切って見に行きました。
礼文島は花の浮島と呼ばれるそうです。レブンアツモリソウだけではなく、海抜0mから高山植物が咲き、固有種も沢山。島の西側に花畑が広がり、とても美しい島でした。
トレッキングコースがとても良く整備されています。景色も花も最高でした。島には熊も鹿も狐も蛇もいないそうで、安心して歩き回れるのも嬉しい驚きでした。
実は、6月5日に携帯電話が壊れて使い物にならなくなりました。画面にヒビが入った携帯電話を雨の礼文岳で使ったためです。トレッキング中の写真は消失しました。そんな状態で申し訳ないのですが、活動日記を書きました。
《トレッキング1日目、岬巡りコース》
大きい荷物は宿に預けました。
朝一番のバスに乗るべくバス停へ
久種湖でキャンプしている中国の方とバス停でしばしお喋り 前日は8時間コースを歩き、この日は岬めぐり、礼文岳を歩くそう。私が英語をほとんど忘れているのでチンプンカンプンで申し訳なかったのですがとても楽しいひとときでした。
スタートは深いガスの中。真っ白なスコトン岬から歩き始め、1時間ほどでガスが取れ青空が広がり爽やかな天気になりました。
ゴロタ岬、ゴロタ浜、澄海岬へ。レブンアツモリソウの群生地に寄り、浜中バス停に戻りました。お花もさることながら、絶景に打ち震えました。
ゴロタ岬からゴロタ海岸に降りると鉄府漁港の集落に入る直前の斜面に柵があり、『監視カメラ警戒中』の看板がありました。なんだろうと中をよく見ると、ネムロシオガマのかわいい群生の中に、いくつもレブンアツモリソウが固まって咲いていました。初めましては、突然でした。
最後の岬、澄海(スカイ)岬は、ツアーの観光客で賑わってました。そこからは海辺を離れ、立派な車道の歩道を延々歩き、バス停まで戻ります。なだらかな丘がいくつも広がる景色が綺麗でした。
延々歩いた先にレブンアツモリソウの群生地があります。
まず右側に職員さんがいる植栽された群生地があり、そちらには蕾も目立ちました。少し外れるとサクラソウモドキという可愛らしいお花が沢山咲いていました。
道に戻りほんの少し先へ行くと、左側に保護された群生地があり、木道が設置されてます。レブンアツモリソウ、マイズルソウ、ハクサンチドリ、クゲヌマラン、ノビネチドリなど咲いていて、愛らしかったです。
その後は、久種湖を一回りしたかったのですが、前年の大雨で散策路が崩壊し、通行止めになっていました。
それで行ってみたかったお休み処「談」に行き、マスターの説明を聞き、浅煎りコーヒーを選んで注文してみました。合わせるスイーツもお伺いしてシュークリームを頂きました。マスターが淹れるコーヒー☕️、そしてシュークリームもとてもとても美味しかったです(^^)。
談を後にし、今度は久種湖へ。鶴がいて優雅に飛んで行きました。久種湖のキャンプ場はとても気持ちよさそうでした(^^)
お世話になった宿に荷物を引取りに行き、バスで香深港に戻りました。
その後は、ユースホステル桃岩荘のお迎えの車に。かわいい若いスタッフさんたちがテンションマックスで一生懸命お迎えしてくれて、うわっ💦大丈夫か婆さん😅。でも同年代の客人も多そうで安心しました。
(...それが最後の晩には、もうすっかり桃岩荘に心地良さを感じてしまうようになるのですから、不思議です)
[見たお花 メモしたもの]
エゾエンゴサク(沢山)
エゾキジムシロ(沢山)
チシマフウロ(沢山)
マイズルソウ(沢山)
ハクサンチドリ(沢山)
イワベンケイ(沢山)
ミヤマオダマキ(沢山)
ネムロシオガマ(多め)
レブンイワレンゲ(舗装路端のアスファルトから出ていろこと多い)
西洋たんぽぽ(車道脇にワサワサ)
レブンソウ?(なのかなぁトド島展望台に向かう途中で)
白のハクサンチドリ(一本だけ)
ハマハタザオ(チョコチョコ)
イヌイチゲ(チョコチョコ)
リュウキンカ(ゴロタ岬に登る途中の小さな湿地で)
ツマトリソウ(ポツリポツリ)
バイケイソウ(時々)
アキタブキ(ゴロタ岬からゆったり丘の上り下りで特に沢山)
アザミ(ゴロタ岬からゆったり丘の上り下りで沢山 まだ蕾もついてないけど、葉は茂り痛い)
オオバノミミナグサ(時々)
オオヤマフスマ(たまに)
カンチコウゾリナ(ゴロタ海岸で今にも咲きそうなのが2本くらい)
ハマエンドウ(ゴロタ海岸で沢山)
ハマナス咲き始め(鉄府漁港の公衆トイレ近くの道端で)
グミの花が咲き始め(民家近くの車道脇が多い)
レブンアツモリソウ(鉄府漁港手前と守られた2箇所の群生地)
サクラソウモドキ(レブンアツモリソウの植栽された群生地でしか見なかった)
クゲヌマラン(木道のあるレブンアツモリソウ群生地でしかみなかった)
エゾボウフウ(久種湖周辺で沢山)
タチツボスミレ(時々)
以上です。たくさんのお花に癒されました。
見落とし無数。はしょり、間違えも多いと思います🙇♀️
【ただの備忘録】
飛行機は冬に早割で予約しました。(ANAのセールには考えが及びませんでした。)
羽田空港から千歳空港で乗り換え、利尻空港に向かう便でした。
ユースホテル桃岩荘の予約開始は4月1日から。
(キャンプしてみようかと揺れましたが婆さん無理禁物と、宿に泊まりました。でも、久種湖のキャンプ場を実際に見たら、綺麗に短く草刈りされたフカフカの草原が広がり、とっても気持ちよさそうで心惹かれました。)
(40年以上前にキャンプしたのはここだったのかな。台風の強風でテントのポールが折れてガムテープで補修したり💦。フェリーが欠航になるし、スコトン岬に行っただけで、どこにも行けず。今となっては懐かしい思い出です。)
桃岩荘には、うっかり4月3日に予約電話したら既に6月2日は満室で取れず。6月3日から5日を予約。
2日は礼文島の民宿はどこもいっぱい。他は目玉が飛び出るほど高いホテル。利尻島でも探し、沓形のゲストハウスがかろうじて一人分空いていて予約できました。その後、船泊の民宿「ホテル礼文荘」に空きが出て、予約変更。
6月2日、利尻空港からは利尻富士が圧巻の美しさでした。バスでフェリーの出る沓形港へ。利尻島を一周する利尻マラソンの方達が走っていました。がんばれ~❣️
沓形のフェリーターミナルからフェリーでいよいよ礼文島へ。利尻富士や礼文島に見惚れながら船旅を楽しみました。
フェリーの着く香深港では、桃岩ユースホステルのスタッフさんたちが旗を振りながら踊ってます((๑・̑◡・̑๑)。ほんと、そんな出迎えなんですね😊。
香深港からは海岸線を走るスコトン岬行きの路線バスに乗り換え、船泊の民宿へ。岩礁にカモメが沢山。船泊港近くの岩礁にはアザラシが一頭寝そべっていました。
民宿は優しい気持ちが伝わるほっこりする宿でした。お花の情報も丁寧に教えてくれます(^^)。(泊まり客の方から聞いて初めて分かったのですが、路線バスを使わなくても、フェリーターミナルまでお迎えがあったようでした💦ジャランで予約したので、うっかりしてました。)
3日の晩からはいよいよ桃岩荘。ドキドキです。最初の晩は、初めての宿泊客には桃岩荘についての説明がありました。
そして入浴、持参したアルファー米で夕食。
まもなくミーティング。礼文島の説明を丁寧にしてくれて参考になりました。その後は歌って踊って💦。あまりのテンションの高さに、婆ちゃん我慢できないかも?と密かに後悔。
でも、息子のような若者たちの一生懸命さにも、感動しました。
その後8時間コース、4時間コース(岬めぐりコース)参加者のミーティング。私は8時間コース参加希望 ミーティング後はバタバタ翌日の準備して消灯時間。長い長い夜がおわりました。
[携帯について]
息子や娘たちの強力なサポートで6月18日にやっと新しい携帯が使えるようになりました。
6月2日民宿に泊まったのでWi-FiがありiCloudにバックアップ出来てました。そのデータを入れてもらい、その時の状態にほぼ戻ることができました🙇♀️。)
コメント
この記録に関連する登山ルート
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しばらくお見かけしないと思っていたら、礼文島に行かれてたんですね😄!
レブンアツモリソウってどんなお花なのかと思って調べたら、純白の花がとても清楚な感じでいいですね😄!
全く知らない土地に一人で飛び立って行かれるなんてなんて素晴らしい行動力なんでしょう!やはり、あさがおさんは凄い人ですね😄!
スマホが雨で壊れてしまったのはとても残念でしたね😅💦 それでもご子息とお嬢さんの強力なサポートですぐに復活されたとのことで何よりでしたね!
写真は心のシャッターで強く刻まれていると思うので、むしろ写真が無いことで余計に忘れられない光景として記憶に残るのではないでしょうか?
それにしても北海道は実に素晴らしい所なんですね!私もいつか実際に行ってこの目で実物を見てみたいですぅ😄
大変お疲れ様でした!
ではまた〜😊
ハイ、礼文島行って、北海道に単身赴任中の主人のところにも寄って帰ってきました。
礼文島のトレッキングは、かなり観光的な要素が強いし、老若男女問わず沢山のソロの方がいました。リピーターも多いし、年に何度も来ているという方さえいました。私は臆病なので、やっと重い腰を上げました。お恥ずかしい限りです。
Nimaさんも、ご夫婦で行かれたら奥様きっととっても喜ばれるんじゃないかな🥰
スマホは迂闊でした😅。もうすっかりGPSに頼っているので、アルプスとか縦走中だったらと思うとゾッとします。
コメントありがとうございます♪
お子さんは強い味方ですね。
お疲れ様でした、そして無事に目的果たして何よりです。
携帯がおかしいと思った時には、目の前が真っ白になりました💦 最後に家族に使えなくなるかもとLINE出来て、良かった。
めげたけど、昔は携帯無くても歩いていたじゃ無いと自分に言い聞かせました。おかげさまで、意外とそれも楽しかったです(^^)
レブンアツモリソウを見れたのは本当に嬉しかった。ありがとう(^^)
コメントありがとうございます♪
なんとも懐かしい名前が出てきたのでコメントしようと思ってましたが遅くなってしまいました
桃岩荘ですか!40年以上前に泊まりました
8時間コースのツアーに参加したのを思い出しました
その当時から人気のあるユースホステルで夏休みは沢山の宿泊者で交流も楽しかったです
スタッフも楽しい方々ばかりでした
時代は変わり、スタッフが変わっても旅を楽しんでもらう心遣いは続いているのですね
写真はなくても素晴らしい思い出は永遠に残ると思います
返信がずいぶん遅れてしまいました。申し訳ありません🙇♀️
なんと、青春真っ只中に桃岩荘泊まられたんですね😃。しかも8時間コース歩かれたなんて❣️ちょっと羨ましい🎶私も若い時に行ってみたかったなぁ(^^)
桃岩荘、多少は覚悟してましたが、実際は想像以上💦‼️スタッフさんたちがパワフルすぎて呆然。正直最初のミーティングでは、途中で逃げ出しなくなりました💦。でも3日目には、息子や娘のような年齢のスタッフさんたちの優しさ、一生懸命さにほっこり。常連さんたちの気遣いにも助けられました。
宿泊者は、高校生も、学生さんもいましたが、私くらい、あるいはもっと年齢が高い方も1/4くらいいらした気がします。外国の方たちも、ヘビーローテの方たちも、いろんな方達がいました。
40年前(とお聞きした気がしますが)に桃岩荘でヘルパーやっていたという方も泊まりにいらしてました。毎年来られるそうです。
その方は、今は羅臼町の一番奥にお住まいになってネイチャーガイドされているそうです。そして、ミーティングで熊にどう対処してきたか、話してくれました。
昔も今もヘルパーは同じようにだけど、自分は歳をとって同じエネルギーはないので普通のテンションで話しますと、先ずお断りがありました。そして熊のお話し。とっても興味深く、面白いお話でした。
あっそうなんです、迂闊にも携帯壊してしまいました💦。花も景色も素晴らしかったので、写真が消失してガックリ。でも、ハイ、そう、その分深く心に刻めた気もします。励まして下さり、ありがとうございます。
コメントありがとうございました♪
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