耳スエ山
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- GPS
- 02:16
- 距離
- 2.6km
- 登り
- 392m
- 下り
- 390m
コースタイム
- 山行
- 1:54
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 2:15
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
自転車
*レンタサイクルは@700円/2時間 |
写真
感想
中国勝山からコミバス「まにわくん」に乗り、新庄村の道の駅に着いたのが午前9時前。前日に確認のとれた近くの咲蔵家.(さくらや)で電動アシスト付き自転車を借りる。
今日はここから野土路の登山口まで自転車で頑張って耳スエ山に登り、午後1時過ぎのまにわくんで帰るという4時間のミッション。登山は往復2時間半以内。自転車は同じく1時間15分程度の見積りです。…もし間に合わなければ午後5時台のバスになってしまう。
登山口までの往路は電動アシストでも50分くらい費やしてしまった。
時間が押している上、ピンクリボンが示す登山口は最初からヤブっぽくて気が萎える。おまけに取り付いてすぐの所にまだみずみずしい大きな糞…これはクマだよね〜
撃退スプレーをザックのサイドから尻ポケットに移し、鈴を鳴らして軽いブッシュを登っていく。幸い5分くらいで林道に出たので獣よけの森林香に着火して最終装備。
それからも山道と林道を何度か出入りしながら高度を上げていく。歩き始めて30分、林道が交差する地点で立ち止まってガーミンを確認していると正面の林道からウサギがこちらに駆けてくる。
篠の丸のタヌキと違って、一度立ち止まったウサギは逃げ出すどころか私の足元までやってくる。(比喩ではなく実際に足を動かせば蹴とばしそうな本当の足元です。)ノウサギがヒトに馴れているとは考え難く、淡色系の衣服のせいで立木と間違えられたのか?…何だかこちらが困惑してしまう。一応腰には動物除けの線香をぶら下げているんですが。
写真を撮ろうかと動く気配を察したのか、さすがに自分の過ちに気付いたのか、訪問者は間もなくぴょんぴょん跳んで来た道を戻っていった。
これが本日最大のトピック。他には浅い谷の向こうから枝をポキポキ折る音が聞こえた程度。そちらは糞の主だったのかもしれない。
最後に林道を離れてからは、ほとんど目に入る光景に変化がなく、ひたすら植林の中の急斜面を登っていく。ただ下草はせいぜい膝くらいまでのクマザサで比較的見通しがきくのは安心材料だった。
辿り着いた山頂は樹木に囲まれ展望がない。それでもタニウツギが咲き、蝶が舞っていた。ここはこれで小天地というものか。
随分手間取った気分だが、実際には距離も短く登山口からだと正味1時間程度の登りだった。いなり寿司を一つだけ流し込み15分程度の滞在で下山にかかる。
一度軽くスリップした程度で急斜面を無事に下山。自転車も帰りは電源オフで25分程度。今日は単純な往復登山で、ごく僅かな距離・時間しか歩いていないが、予定どおりに帰還できたことで達成感は大きい。新庄村での4時間は充実していた。
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