大菩薩嶺/裂石までマタギの友人に送迎してもらい塩山温泉で〆
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,100m
- 下り
- 543m
コースタイム
天候 | 晴れときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。丸川峠の直下の急登の最後のところで、落石により迂回を求める表示があります。竹の根っこに注意とあります。 |
その他周辺情報 | 小田原バス停下車の「くわはうす神金村」。ph10.4のアルカリ泉で無色透明ぬるぬるの泉質なのに顕著な硫化水素の臭いがします。施設はシンプルながら、これまでの人生で最高の日帰り立ち寄り湯でした。ちょっと褒めすぎ? |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
|
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備考 | タオルを忘れたのは痛恨の極みでした。 |
感想
マタギを目指し5年前に東京から山梨は塩山にIターン就職(?)した友人。何と彼の初・北岳は、30キロの放送機材を運ぶ、某●HKの「にっぽん●名山」の特番の取材だという恐ろしくもミーハーな事実が暴露されました。マタギ修行で道無き山道を駆けまわることでいっそう強靭になった彼の肉体も、さすがに日本第二位の山をめぐるボッカ初体験で未曾有の筋肉痛になったとか。そんなこんなでまったく声もかけずに独り山歩きのつもりだったのが、ひょんなことから、送迎ハイヤーの運転手をしてくださることになりました。
塩山から裂石の大菩薩嶺登山口バス停までバスに乗るつもりだったところ、特製ハイヤーのおかげでその手前の裂岩も見学することができました。
標高900メートルが登り始めとは言え、なかなかの酷暑で、裂石から丸川峠まではコンスタントに心拍数が上がりっぱなしでした。鎖やロープこそ一箇所もないものの、かなり足に堪える急登でした。
丸川峠の前後で、もしかして森林限界なのかなと思わせるような、急に空が開けた感覚になりますが、道は再び樹林帯へと戻ります。そこから大菩薩嶺山頂までは主役がブナからコメツガへと変化し、足元の岩岩には苔がしっかりとむしています。ちょっぴり深山幽谷的な気分を味わえて、雷岩以降の開けた稜線とは真逆の趣向を味あわせてくれていました。
送迎ハイヤー、とは言っても、農作業用の軽トラックなのですが、その道中、鹿の被害の話、桃の生育が今年は心配だという話、ブドウやワインの話へと、にっぽん百●山の収録の話以外にも話題が多岐に及んできます。
ふるさと創生1億円事業だったかウルグアイラウンド対策費だったかで、塩山だけでなくあちこちににょきにょきと立てられた、地方公共団体が運営する立ち寄り湯では、塩素濃度が高すぎて、せっかくの温泉が台無しなんだという事情通のことばにしたがって、いちおしの民間くあはうすで、話の続きを。
最後は、われわれがいちおしのワイナリーで試飲と乃木坂ワイン倶楽部ヴィラージュのための仕入れまで完了。最後は「仕事」までしてしまったものの、これほど充実した夏休みはないと思えるほど手応えのある一日になりました。
大菩薩嶺をとっても気に入ったので、次回は、丹波方面または小菅方面へと下ってみようと思っています!!
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